ジロ・ローザ2016 第2ステージスティーヴンスが区間優勝でマリアローザも奪取 與那嶺恵理は36位、萩原麻由子は48位

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 イタリアで開かれている女子プロロード世界最高峰のステージレース「ジロ・ローザ」は7月3日、第2ステージが行われ、エヴリン・スティーヴンス(アメリカ、ボエルス・ドルマンス サイクリングチーム)が上りゴールを制して区間優勝、総合首位のマリアローザも獲得した。日本から出場の與那嶺恵理(ハーゲンスベルマン・スーパーミント プロサイクリングチーム)は36位、萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)は48位でそれぞれ翌日へと駒を進めた。

レース前にステージに上がって紹介されるハーゲンスベルマン・スーパーミント プロサイクリングチーム。與那嶺は選手左端 Photo: Manuel FANINIレース前にステージに上がって紹介されるハーゲンスベルマン・スーパーミント プロサイクリングチーム。與那嶺は選手左端 Photo: Manuel FANINI

 タルチェントからモンテルナスに至る111.1kmで行われた第2ステージのレース。大きな山岳はないものの、終盤ラスト20kmから小周回のアップダウンとなり、最後は再び同じアップダウンの途中から約1kmを上ってゴールとなる。

 終盤のアップダウンに入り、有力チームによる本格的なペースアップが図られ、集団は分裂と合流のあと、最終盤に数人の決定的な逃げを決めたスティーヴンスがステージを制した。

與那嶺「信じられないスピード」

 與那嶺は自身のFacebookページのレポートで「Incredible speed(信じられないスピード)…今日のコメントはこれに尽きる」とレースの感想を述べた。ラスト20kmからのペースアップでは集団前方に位置しようにも上がれず、その中でさらに先頭付近では有力チームのアシスト選手がペースを上げて集団を伸ばしていたという。下りでの中切れを埋めて集団で最後の上り口まで走ったものの、ほぼ一列棒状からのペースアップに耐え切れず、残り約5kmでメイン集団から遅れることになった。

 コンディションが良くない状態が続いているという與那嶺だが、同時に自身の今の実力とヨーロッパとの実力差を、日に日に痛感しているという。スピードもさることながら、集団内での位置取りに言及し、「前に上がるのも難しいし、ロータリーや道がいきなり狭くなったりで集団が伸び縮みする。レースでの位置どりが上手いチームメイトでも位置どりに苦戦するほどの難しさ。トップチームは常にトレインが組まれている」とコメントしている。

チームメイトにはウクライナのタイムトライアル&ロード2冠女王、エフゲニア・ヴィソツキー(左)がいる。プロローグの個人タイムトライアル前 Photo: Manuel FANINIチームメイトにはウクライナのタイムトライアル&ロード2冠女王、エフゲニア・ヴィソツキー(左)がいる。プロローグの個人タイムトライアル前 Photo: Manuel FANINI

 世界選手権、ワンデイレースでも経験したことのないスピードだったというが、その一方で「レース中に背中のポケットから喘息薬を出して吸引している選手を見た。喘息の発作が出たからという訳ではない。普通の顔で吸引していた」と、その猛烈なスピードの一部に疑問も感じているようだ。しかし最終的には「全て含めてレース」と翌日に向け、挑戦的な姿勢をみせている。

■第2ステージ結果
1 エヴリン・スティーヴンス(アメリカ、ボエルス・ドルマンス サイクリングチーム) 2時間48分26秒
2 エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、ウィグル・ハイファイブ) +0秒
3 カタルツィナ・ニエヴィアドマ(ポーランド、ラボバンク・リブ ウーマンサイクリングチーム) +2秒
36 與那嶺恵理(ハーゲンスベルマン・スーパーミント プロサイクリングチーム) +2分10秒
48 萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ) +4分02秒

■個人総合成績
1 エヴリン・スティーヴンス(アメリカ、ボエルス・ドルマンス サイクリングチーム) 5時間29分12秒
2 カタルツィナ・ニエヴィアドマ(ポーランド、ラボバンク・リブ ウーマンサイクリングチーム) +2秒
3 メーガン・ガルニエ(アメリカ、ボエルス・ドルマンス サイクリングチーム) +18秒
30 與那嶺恵理(ハーゲンスベルマン・スーパーミント プロサイクリングチーム) +3分08秒
74 萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ) +9分07秒

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