バイクインプレッション2016「COLNAGO CX-ZERO 105」 しなりを生かして加速する安定感と推進力の高い1台

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 イタリアの老舗ブランドで、クローバーのマークをシンボルとするコルナゴ。他メーカーと一線を画するのは芸術的かつ情熱的なペイントとフォルムは、何時の時代にも色褪せず、常に憧れの存在であり続けている。今回試乗したのは、コルナゴのスタンダードジオメトリーからヘッドチューブとホイールベースを延長した安定感を高めた「CX-ZERO」だ。

COLNAGO CX-ZERO 105(コルナゴ CX-ゼロ 105) Photo: Masami SATOUCOLNAGO CX-ZERO 105(コルナゴ CX-ゼロ 105) Photo: Masami SATOU

COLNAGO CX-ZERO 105(コルナゴ CX-ゼロ 105)
価格:295,000円(完成車、税抜)
サイズ:420S、450S、480S、500S、520S、540S、560S、580S
カラー:BRBK、BRRD、BRWH、BRYL
問い合わせ先:エヌビーエス http://www.colnago.co.jp

スペック

フレーム:CX-ZERO CARBON
フォーク:CX-ZERO CARBON
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・105 50×34T、 11-28T(11s)
ホイール:シマノ・RS010
重量:8.25kg(500Sサイズ完成車実測値)

反り上がったチェーンステーと細いシートステーがライダーの疲労軽減に貢献 Photo: Masami SATOU反り上がったチェーンステーと細いシートステーがライダーの疲労軽減に貢献 Photo: Masami SATOU
コルナゴの象徴的な星形断面チューブを思い起こさせるダウンチューブ形状 Photo: Masami SATOUコルナゴの象徴的な星形断面チューブを思い起こさせるダウンチューブ形状 Photo: Masami SATOU
独特のしなりを生み出す弓なりのチェーンステー。カーボンモノコック製法のフレームは軽さも追求されている Photo: Masami SATOU独特のしなりを生み出す弓なりのチェーンステー。カーボンモノコック製法のフレームは軽さも追求されている Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 「CX-ZERO」にはカーボン製とアルミ製の2バージョンがある。今回試乗したのは、フルカーボンモノコックフレームのシマノ・105仕様のモデルだ。振動吸収性を意識しているタイプのフレームだけど、乗ってみてどうだった?

松尾 チェーンステーとリアステーの形を見ると振動吸収性を高めていることが良くわかりますね。でも、乗ってみると、ロングライド向けバイクにありがちなダルさは感じませんでした。むしろバネ感があり、後ろから押し出させるしっかりとした推進力がありました。

米山 うん。ひと踏み目は少し重たい感じがするけど、フレームのしなりを生かすように加速していける。直進性や乗り心地から、長距離系のライドに合うバイクだと感じた。

松尾 ロングライド向きだけではなく、オールマイティバイクといってもよいでしょう。コルナゴのバイクをインプレするときにいつも言っていますが、コルナゴらしい加速感は「CX-ZERO」でも健在です。乗り心地もまずまず良いです。バランスもリアの推進力と、若干アンダーステアのフロント周りのバランスは良く取れています。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 スピードを低速含めてこまめに上げ下げするというよりは、ある程度以上にスピードを乗せた状態で走るのが楽しそうだ。上りはどうだった?

松尾 重量はそんなに軽くないですが、高い推進力で、上りでも軽やかです。ツーリング中に登場する様々なロードシチュエーションにも対応しそうです。

米山 「このグレードのコルナゴってどうなの?」と思っているベテランライダーも、多様化した選択肢の一つとして納得できるだろうね。

松尾 そうですね。「CX-ZERO」はレース向けとはいえませんが、ホビーライダーの大半は満足する性能があるでしょう。ハンドリングは弱アンダーで安定していて、怖さを感じにくいので、ビギナーでも気持ちよく乗れると思います。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

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