高い精度で音と振動を低減世界初の4本ローラーで実走感を再現 ダンシングも可能なGR-ROLLER Q1.1

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 室内トレーニング用の機器を販売するグロータックから、世界初の4本ローラー「GT-ROLLER Q1.1」(GTローラー Q1.1)が登場した。ローラーの前後が独立して稼働することで、安定したダンシングも可能なGTローラー Q1.1を試用インプレッションした。

「GT-ROLLER Q1.1」 Photo: グロータック「GT-ROLLER Q1.1」 Photo: グロータック

ローラーが稼働しタイヤに追従

エンドローラーが備えられ、脱輪を防ぐ Photo: Shusaku MATSUOエンドローラーが備えられ、脱輪を防ぐ Photo: Shusaku MATSUO

 GTローラー Q1.1は最大の特徴は4本のローラーが前後タイヤの接地圧を一定に保とうとする働きで、実走に近い走行感でトレーニングが行えることだ。フロントのローラーはスイング機能が搭載。ローラー部分が軸に対してスイングすることでハンドルを切った際に生まれるトレイル量の変化に対応する。

 また、リアのローラーは前後に動き、ペダリング時にバイクが前後に移動する動きに追従。フロントのスイング機能と合わせ、自然に安定した走りを実現する。

 ローラー部は真円度が高く、0.1mmから0.15mm以内の振れに収まっているという。三ッ矢菅で剛性が高く、高速で回転した際に振動や音を生み出さないようバランスが取られている。

ヒルクライムを体感

 実際に試乗すると、乗車するまでは3本ローラーと変わらない。しかし、ペダルが回り始めると3本ローラーで得られない安定感で走行が出来た。ペダリングすると自然にハンドルが左右に切れるが、トレイル量の変化に対してフロントローラーがスイングするため、ハンドリングに不安がない。

フレームの稼動が可能で、フロント部を高くすることで斜度を表現することができる Photo: Shusaku MATSUOフレームの稼動が可能で、フロント部を高くすることで斜度を表現することができる Photo: Shusaku MATSUO

 エレベーター機能を使い、フロントをリフトアップしヒルクライムを再現してみると、確かに山道と同じ実走感を得られた。ダンシングに挑戦してみると、踏み込んだ時のトルクの変化をリアローラーがスイングで吸収し、すぐに行うことができた。

高剛性なローラー部は回転バランスが調整され、振動を防止する Photo: Shusaku MATSUO高剛性なローラー部は回転バランスが調整され、振動を防止する Photo: Shusaku MATSUO
折りたたむと厚さは10cmほどでスリムになる Photo: Shusaku MATSUO折りたたむと厚さは10cmほどでスリムになる Photo: Shusaku MATSUO

 グロータックの木村将行社長は「家の中でも楽しんでほしい」と話し、自社製品の精度や制作工程について語った。GTローラー Q1.1は自社内で組み付けが行われ、最後は人の手と目によるチェックで出荷が行われるという。今後は電子負荷ユニットなど、拡張機能を備えたオプションパーツの展開を予定していると続けた。

精度のこだわりについて語るグロータックの木村将行社長 Photo: Shusaku MATSUO精度のこだわりについて語るグロータックの木村将行社長 Photo: Shusaku MATSUO
最終的には一台ずつ人の手と目でチェックが行われ出荷される Photo: Shusaku MATSUO最終的には一台ずつ人の手と目でチェックが行われ出荷される Photo: Shusaku MATSUO

グロータック「GTローラー Q1.1」
税抜価格:88,000円

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