自身初のステージレース総合制覇NIPPOのボーレがツール・ド・韓国で総合優勝 今季2勝目、チーム総合でも2位を獲得

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 韓国で6月5日から全8ステージで開催されたツール・ド・コリア(UCIアジアツアー2.1)が6月12日、韓国の首都ソウルで閉幕し、第6ステージを終えて個人総合成績で首位に立ったNIPPO・ヴィーニファンティーニのグレガ・ボーレ(スロベニア)が、最終ステージまでリードを守りきって2位に13秒差で総合優勝を挙げた。NIPPOは2月の「G.P.コスタ・デリ・エトルスキ」以来の今季2勝目。 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

最終日の表彰台にチーム全員で上がり、ファンティーニの発泡酒で総合優勝を祝った  Photo: Tour de Korea 2016最終日の表彰台にチーム全員で上がり、ファンティーニの発泡酒で総合優勝を祝った Photo: Tour de Korea 2016
逃げ切りとなった第6ステージでは総合リーダーが追走できず、総合成績の逆転が起こった。ボーレ(右)はタイム差なしの区間2位でフィニッシュ Photo: Tour de Korea 2016逃げ切りとなった第6ステージでは総合リーダーが追走できず、総合成績の逆転が起こった。ボーレ(右)はタイム差なしの区間2位でフィニッシュ Photo: Tour de Korea 2016

 チームにとって待ち望んでいた今季2勝目を、1勝目に続きボーレが挙げた。ボーレにとってはプロ16勝目となるが、ステージレースでの総合優勝は初めてのこと。またチームを指揮した福島晋一監督にとっても、監督としての初勝利となった。またジャコーモ・ベルラート(イタリア)も個人総合成績で4位となり、NIPPO・ヴィーニファンティーニはチーム総合成績でも2位となった。

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ出場メンバー

石橋学
グレガ・ボーレ
ジャコーモ・ベルラート
アントニオ・ヴィオラ
山本元喜(第2ステージでリタイア)
エドワルド・グロス(第2ステージでリタイア)
監督:福島晋一

●グレガ・ボーレのコメント

グレガ・ボーレ Photo: NIPPO Vini-Fantiniグレガ・ボーレ Photo: NIPPO Vini-Fantini

 自分にとって初めての総合優勝であり、手にしたイエロージャージを本当に嬉しく思うと同時に、心からチームメートたちに感謝をしている。彼らの協力がなければ、総合優勝は成し得なかったと思うし、ここにはいないチームメイトやチームスタッフも家族のような存在でいつも支えてもらっている。彼らも含めてチーム全員に感謝し、またこの勝利はチーム全員で勝ち取ったものだと言いたい。

 区間優勝ができなかったことは残念ではあるが、2014年のツール・ド・コリアで自分は区間優勝しており、総合優勝を狙うという経験はこれまでとは違う初めてのことだった。また伊日共同チームとして活動している自分たちにとって、アジアのレースは特別なもの。連続して開催されたツアー・オブ・ジャパンで、ピエールパオロ・デネグリがポイント賞のブルージャージを獲得し、韓国で自分たちは総合優勝のイエロージャージを獲得できたことは、とても良かったと思う。

●福島晋一監督のコメント

福島晋一監督 Photo: NIPPO Vini-Fantini福島晋一監督 Photo: NIPPO Vini-Fantini

 ボーレやベルラートら、ジロ・デ・イタリアからの連戦となるメンバーが多かったため、最初は調子の良いアントニオ・ヴィオラのスプリントを狙いながら、連戦組の調子を見るようなステージが続いた。

 第5ステージで、ワンプロサイクリングが圧倒的な力をみせて逃げ切り、総合首位に立った。しかし、その反面で疲れてしまったのだと思う。もっとも厳しいステージとされた第6ステージでは、序盤の逃げに石橋学が乗り、ワンプロサイクリングが追走したものの、その後の逃げにボーレとベルラートが乗った。一緒に逃げたメンバーに積極的な走りをするカザフスタン人2名(ヴィノフォーエバー)が含まれていたことも良かったと思う。そして、ワンプロサイクリングは、最後はリーダーが引くような場面も見られたものの、追走できずに逃げ切りの展開となり、総合成績がもっとも良かったボーレが総合首位に立った。

 その後の2ステージは平坦ということもあり、自分たちチームは4名のみだったが、総合2位のノボノルディクスらの協力が得られ、無事に最終日まで総合首位を守ることができた。結果的に前半に無理をしないで力をセーブしていたことが功を奏したように思う。

 自分にとっては、4月中旬のジロ・デル・トレンティーノからの休む間もない連戦であったが、最高の形で締めくくることができて良かった。ボーレにとっても、自分にとっても監督として初めての総合優勝。チーム全員で喜んでいます。

最終日、ソウルのオリンピックパークで開催された表彰式。チーム成績2位でチームメンバー全員が表彰台に上がった Photo: Tour de Korea 2016最終日、ソウルのオリンピックパークで開催された表彰式。チーム成績2位でチームメンバー全員が表彰台に上がった Photo: Tour de Korea 2016

3選手の次戦は全日本 窪木はトラックチームへ

 NIPPO・ヴィーニファンティーニの日本人所属選手(山本、石橋、小石祐馬)の次戦は、東京都大島町で開催される全日本選手権ロードレースとなる。レースは6月24日に個人タイムトライアル、26日にロードレースが行われる。事前合宿を行い、万全の体制で全日本チャンピオンをめざして挑む。

 またリオ五輪トラック・オムニアムへの出場を予定している窪木一茂は、6月14日よりトラック競技ナショナルチームの強化合宿へ参加し、その後、オーストラリアへの遠征を予定している。ロードレースの全日本選手権は欠場となるが、初めてのオリンピックに向けて、厳しいトレーニングを積んでいく。

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チームNIPPO ロードレース

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