バイクインプレッション2016「DE ROSA NICK」 角度によって表情を変える、ワンランク上のエントリーモデル

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 伝統のイタリアのバイクブランド、デローザのマシンは、艷やかで美しく、その人気は衰えを知らない。いつの時代も輝きを放つデローザのニューモデルから、今回は「NICK」(ニック)を試乗。ウーゴ・デ・ローザ氏の孫、ニコラスの名前からネーミングされたフレームは、3Kカーボンで作られたモノコック構造で、シマノ・105で組み上げた完成車販売の1台だ。鮮やかなコンビネーションの4カラーがあり、White Red Glossyは国内限定色となっている。

DE ROSA NICK(デローザ ニック) Photo: Masami SATOUDE ROSA NICK(デローザ ニック) Photo: Masami SATOU

DE ROSA NICK(デローザ ニック)
価格:329,000円(完成車、税抜)
サイズ:46、48、50、52、54.5
カラー:Black Green Glossy、Black Blue Red Glossy、Silver Blue Matt、White Red Glossy
問い合わせ先:日直商会 http://www.derosa.jp

スペック

フレーム:カーボン
フォーク:カーボン
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・105 50×34T、 11-25T(11s)
ホイール:シマノ・WH-RS11
重量:8.25kg(50サイズ完成車実測値)

フレームを上から見ると、ダウンチューブからチェーンステーにかけてブルーのラインと赤の縁取りが際立って華やかだ Photo: Masami SATOUフレームを上から見ると、ダウンチューブからチェーンステーにかけてブルーのラインと赤の縁取りが際立って華やかだ Photo: Masami SATOU
チェーンステー上端を1枚のように平らに成形するモノステー構造を採用 Photo: Masami SATOUチェーンステー上端を1枚のように平らに成形するモノステー構造を採用 Photo: Masami SATOU
ヘッドチューブには膨らみのあるハートのステッカーが付いている Photo: Masami SATOUヘッドチューブには膨らみのあるハートのステッカーが付いている Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 デローザはいつかは乗ってみたい憧れるブランドの一つ。カラーリングやロゴがオシャレで女性からの人気も高い。

松尾 今回のニックもカラーリングがかっこよかったですし、ポップなロゴがアクセントになっていましたね。フロントからリヤへ流れるラインが魅力的で、深いネイビーも好みでした。

米山 様々な角度から眺めて楽しめるカラーデザイン。色が良いというのは乗って評価するインプレッションの本筋ではない部分だけど、実物を目の前にすると惹かれるスタイリッシュさだよね。肝心の乗り味はどうだった?

松尾 剛性は高すぎず、低すぎずで、パリッとはしていないけど不快ではないレベルでした。しっとりとしていて低重心で扱いやすく、安定性が高いので、もう少し良いホイールとタイヤで走れば、もっと性能を引き出せると思いました。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 エントリーグレードに位置するモデルだが、変なクセもなく、乗り心地も悪くなく、ホビーサイクリストにとっては丁度良いパッケージのレーサーだと感じた。サイクリング向きというだけではなく、少し攻め気味にもロードバイクを楽しみたいライダーにピッタリ合う。

松尾 そうですね。走りに関しても妥協がない作り込みを感じました。上位モデルほどパリッとした剛性はありせんが、リアから押し出される推進力は感じられます。剛性不足ではないので、走り方を合わせればバリバリ走ります。結構スプリントのフィーリングも良かったですよ。

米山 小気味良い軽さでスムーズに加速する気持ちよさがあった。カーボンフレームの105完成車としては価格帯は少々上になるが、スタイル+乗り味には、その分の価値はあるバイクだと感じた。

松尾 ええ。ヨーロッパブランド、とりわけイタリアンレーシングの真髄を感じてみたいライダーにオススメです。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

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