「不向きなコース」のロードは回避ロードレース世界王者のサガン、マウンテンバイク・クロスカントリーでリオ五輪出場へ

by 福光俊介 / Syunsuke FUKUMITSU
  • 一覧

 スロバキア自転車競技連盟は6月7日、ブラジルで8月に開催されるリオデジャネイロ五輪の自転車競技出場選手を発表。現ロードレース世界王者のペテル・サガン(ティンコフ)がマウンテンバイク・クロスカントリー種目に出場し、ロードレースは回避することを明らかにした。

マウンテンバイク・クロスカントリーでリオ五輪出場を決めたペテル・サガン =ツール・デ・フランドル2016、2016年4月3日 Photo: Yuzuru SUNADAマウンテンバイク・クロスカントリーでリオ五輪出場を決めたペテル・サガン =ツール・デ・フランドル2016、2016年4月3日 Photo: Yuzuru SUNADA

 このほど発表された同種目の五輪出場枠において、スロバキアは国別ランキングで15位に入り出場権を獲得。1選手が五輪でスタートラインにつくことが決まった。

 海外のサイクルメディアが一斉に報じたところによると、今年1月に決定したリオ五輪・ロードレースのコースはアップダウンが多く、サガン自身が不向きなコースであると判断。そこで、かつての主戦場であり、2008年にはUCIジュニア世界選手権でマイヨアルカンシエルを獲得したマウンテンバイク・クロスカントリー種目で活路を見出そうと取り組んでいる段階であった。

 今シーズンはクロスカントリーで2レース出場。4月24日に出場したオーストリア・グラーツでのレースでは落車リタイア(動画参照)、4月30日にチェコで出場したレースでは4位に入っている。

 同連盟のペテル・プロヴァラ会長は、この決定に関係者の多くが納得しているとし、「われわれが知る限り、彼は単にオリンピックに出るだけとはならず、トップリザルトを残すために戦うだろう」とコメントした。

 リオ五輪マウンテンバイク・クロスカントリーは、8月21日に実施。ツール・ド・フランス出場後、4週間のトレーニングを経て本番に臨む予定となっている。

 なお、サガンが欠場するロードレースには、本来マウンテンバイクを専門とし、ロードレースでの実績もあるマルティン・ハリングと、パトリック・タイボル(ともにデュクラバンスカービストリツァ)が出場見込み。また、ミハウ・ラミとハリングがサガンに不測の事態が起こった際の補欠選手として登録されることも、同国オリンピック委員会が確認している。

〔訂正〕記事掲載当初、「ワイルドカードでの出場権を獲得」と報じたのは誤りでした。

この記事のタグ

2016リオデジャネイロ五輪 2016リオ五輪・レース情報 MTBレース

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

サイクリストTV

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載