title banner

まさみんのゆるゆる自転車女子旅<17>そろそろ計画 今年の夏はどこに行く? 女子にもできる自転車一人旅

  • 一覧

 ゴールデンウィークが終わると、「今年の夏はどこに行こうかな」と、気持ちは楽しい夏休みの楽しい計画にシフトチェンジし始めます。今年の夏こそは自転車旅にチャレンジ!そう考えている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、昨年の夏休みを利用して行った1週間の自転車旅をレポートします。女の子でも気軽にできる要素があると思うので、ぜひ旅を楽しむコツを見つけてみてください。

鵠沼海岸にて Photo: Masami TATSUNO鵠沼海岸にて Photo: Masami TATSUNO

雨が降ったらどうするの?

雨で予定していた三浦半島一周は中止。ヨガ友が雨で走れないならと近くのレッスン情報を教えてくれた!海の家でのヨガレッスン。とっても気持ちのいい朝になりました Photo: Masami TATSUNO雨で予定していた三浦半島一周は中止。ヨガ友が雨で走れないならと近くのレッスン情報を教えてくれた!海の家でのヨガレッスン。とっても気持ちのいい朝になりました Photo: Masami TATSUNO

 1人で自転車旅に行くと友達に話すといろんな質問がわーっと飛び出てきます。私も「うん、どうしよう?」と答える、というより相談します(笑)。夏は台風の日もあれば灼熱の日もあって、いろんな事件が起こります。

 この旅でも「明日は早起きしてがっつり走ろう!」と思ったのに雨の音で目が覚めるということが…。

 でも、ありがたいのが人とのネットワーク。自転車旅に出たことをフェイスブックなどで発信していたので、心配してくれた友人が「雨だと走れないよね?近くで屋内のヨガイベントやってるよ」とか「このお店が近いから行ってみたら」などいろんな情報を寄せてくれたんです!感謝感謝♡おかげで宿でダラーっと過ごすことなく、気持ちのいい朝ヨガができたりに行列のできる人気のかき氷屋さんに行くことができました。

旅でのポタリングスタイル。一度やんだ雨もまた降る予報がでてたので、念のためボトルケージに輪行バッグを挟んでおいたよ Photo: Masami TATSUNO旅でのポタリングスタイル。一度やんだ雨もまた降る予報がでてたので、念のためボトルケージに輪行バッグを挟んでおいたよ Photo: Masami TATSUNO
散策中にはじめましてのスイーツを発見!ココナッツおはぎ Photo: Masami TATSUNO散策中にはじめましてのスイーツを発見!ココナッツおはぎ Photo: Masami TATSUNO

 南伊豆から修善寺へ移動しなければならないときも「このバスなら自転車載せて目的地に行けそうだよ」と調べてもらうことができました。素晴らしい日本のおもいやり精神。多少のトラブルならなんとかなるものです。

自転車で走るの大変じゃない?

確認したら路線バスに自転車を乗せてもらえることができました。できるところと、できないところがあるので事前に確認するのをおススメします Photo: Masami TATSUNO確認したら路線バスに自転車を乗せてもらえることができました。できるところと、できないところがあるので事前に確認するのをおススメします Photo: Masami TATSUNO

 私のルートの決め方で悪いのが、やりたいことが最優先ということ。だからできるだけ楽をしたいと言いつつも、その先に楽しみがあるとわかると迷うことなく坂のある道を選びます。ルートラボなど便利なサイトもありますが、私が使うのはグーグルマップのみ。だから思わぬ激坂が待ち受けていたりして辛いときもあります。

 でも無理に迂回ルートを考えたりしません。だってそれが旅かなと思うから。仲間と旅を振り返るときは決まって「あの坂つらかったねー!」「ほんとよく登ったよ!」となぜか笑い話になるのです。本当に危ないときは、輪行でワープすればいいし誰か助けてくれる!と信じています(笑)。

食べたいときに、食べたい人と、食べたいものを食べる

一番大変だった小田原~熱海。道があまり広くないのと帰省ラッシュで渋滞が起きるので、お盆の週は避けた方がベターです Photo: Masami TATSUNO一番大変だった小田原~熱海。道があまり広くないのと帰省ラッシュで渋滞が起きるので、お盆の週は避けた方がベターです Photo: Masami TATSUNO

 1週間の旅でしたが、一人で食事をしたのは5回程度でした。その理由は、目的地を友人宅にしたこと、宿はホストファミリーを探すことができるサービス「air bnb」を利用し、旅先で友人と合流、また、居合わせた人と友だちになったからです。

 それに、SNSで旅の様子を発信していたので「近くにおいしい魚のお店があるよ!」など、いろんな方がいろん情報を提供してくれました。情報をゲットしたらお宝をゲットするために寄り道しながら走る、こんなふうにゲーム感覚で旅を楽しむことができました。サイクリストはおいしいものを目的に走る方も多いので、SNSは大切な情報源です。

「air bnb」で利用したお部屋。ホストの方とお食事したり、ハンモックをだしてもらったりしてとっても快適ステイでした Photo: Masami TATSUNO「air bnb」で利用したお部屋。ホストの方とお食事したり、ハンモックをだしてもらったりしてとっても快適ステイでした Photo: Masami TATSUNO
友人宅で毎晩続いた豪華ディナー。仲良くしている民宿のお母さんからいただいたお刺身の盛り合わせ。美味しかったー♡幸せとはこういうこと Photo: Masami TATSUNO友人宅で毎晩続いた豪華ディナー。仲良くしている民宿のお母さんからいただいたお刺身の盛り合わせ。美味しかったー♡幸せとはこういうこと Photo: Masami TATSUNO

 観光地では一人でお店に入ると「どこから来たの?」と声をかけてくださる方が必ずいます。いかにも自転車で来ました!っていう格好をしていて、しかも女性ってなると、余計気になるみたいです(笑)。「自分も昔は~」なんてお話を聞かせてくれたり、盛り上がって一杯ご馳走してくれたり♡うん、女子ってお得(笑)。

 大切なのは「事前に決めすぎないこと」、「メンテナンスはしっかりしておくこと」です。旅は予定がない方が柔軟に動けるし、足りないモノがあっても仲間が助けれくれる。そういうことの繰り返しで、予想以上の思い出を一緒に重ねることができると思います。

静岡市にあるおでん街。一瞬、1人でお店に入るのにとどまってしまう雰囲気もあるけど、入ったら最高に楽しかった! Photo: Masami TATSUNO静岡市にあるおでん街。一瞬、1人でお店に入るのにとどまってしまう雰囲気もあるけど、入ったら最高に楽しかった! Photo: Masami TATSUNO
おでんもおいしいけど、おかあさんがサービスで出してくれた珍味もフルーツもすっごく美味しかった Photo: Masami TATSUNOおでんもおいしいけど、おかあさんがサービスで出してくれた珍味もフルーツもすっごく美味しかった Photo: Masami TATSUNO

 でも、事前にいろんなことを決めておきたい場合もあります。それは、田舎を走るときの宿。近くに宿がみつからなくて暗闇のなか探さなくちゃいけない、なんてことなったら大変です。その際に1日で走る距離の目安を知っておくと便利です。がっつり走るぞ!というときは100km、観光も楽しみつつ暗くなる前にはチェックインしたいときは80km、食べる&遊ぶ中心のポタリングのときは60kmで考えると女性の場合はちょうどいいと思います。ただし、連日走ることに慣れていない場合はもう少し短くした方がいいかもしれません。

 その他に、行きたい観光名所や、そのエリアを走ったサイクリストたちのブログやサイクリングロード、身近にいる旅行先の出身者をチェックしておくのは有効です。楽しみの幅が広がるし悩んだときに助けてくれる重要な要素になります。

何を持っていくの?

 荷物の重さは走るスピードに直結するので、できるだけ軽くします。私はリュック1つ分しか持っていきません。それとパンク修理セットをサドルバッグなどに入れて装着します。

近くの海岸まで Photo: Masami TATSUNO近くの海岸まで Photo: Masami TATSUNO

 衣類は、着ているものの他に1セット、それにマキシ丈ワンピがあると便利です。夏でも雨に濡れると体が冷えるので、上半身だけでも守れるように天気予報で雨が降りそうなときは防水のジャケットを持っていきます。その他の雨対策はリュックの防水カバー、チャック付きビニール袋です。

1日中走る日はサイクルジャージ(Danny Shane)、サイクルパンツ(rin project) Photo: Masami TATSUNO1日中走る日はサイクルジャージ(Danny Shane)、サイクルパンツ(rin project) Photo: Masami TATSUNO
ポタや観光の日は速乾性Tシャツ(nike)、サイクルパンツ(rin project) Photo: Masami TATSUNOポタや観光の日は速乾性Tシャツ(nike)、サイクルパンツ(rin project) Photo: Masami TATSUNO

 日焼け止めはスプレータイプがおススメ。スプレータイプだとグローブを外すことなく顔にシューっ一吹きできるのでとても便利です。ウエアはリンプロジェクトさんの七分丈のサイクルパンツが、自転車乗るときにも、街を観光する時も、ヨガをするときも快適で万能です。

 さてさて、みなさんは今年の夏はどこに行きますか?地図を眺めて、楽しい旅の計画を練ってみましょう♪

まさみん旅の日程表

〈1日目〉自宅(埼玉)~境川サイクリングロード~藤沢~鵠沼海岸で海水浴《藤沢泊》
〈2日目〉三浦半島一周の予定だったけど雨のため中止して…:朝ヨガ→鵠沼海岸散策→昼寝→埜庵でカキ氷→江ノ島観光《藤沢泊》
〈3日目〉藤沢~太平洋岸自転車道~湯河原~味楽庵~熱海~輪行で伊豆急下田~南伊豆の友人宅へ《南伊豆泊》
〈4・5日目〉南伊豆の海でのんびり
〈6日目〉伊豆急下田駅~雨のためバスで修善寺駅~電車で清水駅→ホテルチェックイン→清水&静岡観光
〈7日目〉清水~三保の松原~東海道~由比~千本松~沼津港~三島~輪行で帰宅

龍野雅美龍野雅美(たつの・まさみ)

1984年生まれ、埼玉県在住。平日はふつうの働き女子(アラサー女子)、休日は自転車、ときどきライター。2010年に初参加した四国一周サイクリングイベント「コグウェイ四国」がきっかけで自転車旅に夢中に。以来、日本各地へ自転車とともにでかけ、そろそろ海外での自転車旅も…と夢見ている。自転車の楽しみ方と埼玉の魅力を発信する「ポタガール」としても活動し、ポタガールらが登場するウェブサイト「ポタ日和」で情報発信をしている。ワールドサイクルブログ「ポタガール まさみんです!」でも執筆中。

フォトギャラリー


この記事のタグ

ゆるゆる自転車女子旅

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

サイクリストTV

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載