「マナーアップ隊」を結成車両の認識持って自転車通学マナー向上を 奈良県警がモデル校に高円高校を指定

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奈良県交通安全協会からのぼりなどを受け取る自転車マナーアップ隊の生徒(石橋明日佳撮影)奈良県交通安全協会からのぼりなどを受け取る自転車マナーアップ隊の生徒(石橋明日佳撮影)

 自転車通学の生徒に安全利用の意識を高めてもらおうと、奈良県警が平成22年度から実施している「自転車マナーアップモデル校」に、県立高円高校(奈良市白毫寺町)が指定された。

 16日には同校で指定式が行われ、奈良署の藤本晃章署長が指定書を交付。同校の生徒5人は自転車の安全利用を目指す「自転車マナーアップ隊」を結成し、隊長を務める3年の林虹希(こうき)さん(17)は「基本的な交通ルールをきちんと守っていく。リフレクター(反射板)を付けて、安全利用を実践したい」と宣言。藤本署長は「自転車は軽車両。加害者になり得る可能性も考え、交通ルールを守って走行してほしい」と呼びかけた。

 県警は22年、自転車通学の生徒が通う高校を対象に、「自転車マナーアップ指定校」として計22校を指定。各校は「マナーアップ隊」を結成し、管轄する警察署と協力して啓発活動に取り組んでいる。

昨年の人身事故803件、死者7人

 県警によると、自転車が関係する人身事故は平成27年に803件発生し、うち死者は7人。過去5年間の事故件数は、700件以上で推移している。

 年代別では、27年は高校生が76件、中学生が78件、小学生が82件とそれぞれ約1割を占め、65歳以上の高齢者は166件だった。高校生では、朝夕の通学時間帯で発生が多いという。

 内閣府は「自転車安全利用五則」を19年に策定。①車道が原則、歩道は例外②車道は左側を通行③歩道は歩行者優先で車道寄りを徐行④飲酒運転・二人乗り・並進の禁止、夜間のライト点灯・信号を守る・交差点での一時停止など安全ルールを守る⑤子供はヘルメットを着用する―のルールを推進している。

 昨年6月には、悪質な違反を繰り返した運転者に講習の受講を義務付ける「自転車運転者講習制度」が導入。信号無視や飲酒運転などの計14項目を「危険行為」とし、14歳以上の人が3年以内に2回以上繰り返した場合は、3時間の講習を義務付けている。

 県警は今月27日までに、「危険行為」を12件確認。ほとんどが人身事故を起こしており、主原因が右側通行や一時停止違反などの「危険行為」に該当したという。

 県警交通企画課は「自転車は車両という認識を持ち、交通ルールを順守してほしい」と呼びかけている。

産経ニュースより)

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