ライド後には「テラスバーベキュー」「ビワイチランチ」も登場 食べて走って楽しむ初夏の琵琶湖サイクリング

by 澤野健太 / Kenta SAWANO
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 琵琶湖1周サイクリング「ビワイチ」を初心者でも気軽に楽しむホテルプランが登場した。滋賀県守山市の琵琶湖大橋の近くに建つ総合リゾートホテル「ラフォーレ琵琶湖」内に3月、「ジャイアントストアびわ湖守山」がオープン。ホテルでは6月1日からビワイチに挑むサイクリストの胃を満たす「サイクリストランチ」をスタートした。初心者にはレンタルバイク付きプラン「プチビワイチ体験プラン」を用意するなど、様々なプランでサイクリストを応援する。初夏の琵琶湖サイクリングを楽しむプレスツアーにCyclist編集部が参加した。

麦畑の中を気持ちよく走るプレスツアーの参加者 Photo: Kenta SAWANO麦畑の中を気持ちよく走るプレスツアーの参加者 Photo: Kenta SAWANO

往復37km「プチビワイチ」

 3月に編集部で体験した「プチ・ビワイチ」は漁船タクシーで琵琶湖を横断する約60kmの行程だった。ラフォーレ琵琶湖が提案する「プチビワイチ」はさらに短く、ホテル発、近江八幡市までの往復約37km。近江八幡の古い町並みを満喫して帰って来る、よりビギナーでも挑戦しやすいコースになった。

 出発前に「ビワイチランチ」で燃料補給しサイクリングに備えた。龍谷大農学部准教授で自転車部部長の石原健吾さんが監修したランチは、近江野菜のサラダや「比叡ゆば」が入った豆乳チキンコンソメスープ、「丁字麩」(ちょうじふ)など近江地方で古くから親しまれてきた食材を使い、1食924キロカロリーとヘルシー。メインの「鶏もも肉のグリエ」もお腹に重くなくサイクリング前のランチに調度良く感じた。

龍谷大自転車部部長の石原健吾准教授が監修した「ビワイチランチ」。サイクリング前に最適だ ©Laforet BIWAKO龍谷大自転車部部長の石原健吾准教授が監修した「ビワイチランチ」。サイクリング前に最適だ ©Laforet BIWAKO

「ジャイアント」スタッフが指導

 シェフの小川雄平さんは「サイクリストが好むという、血糖値を急上昇させない低GI食品にこだわり、素材選びをしました。その中で、満腹感・価値観が得られるようにメニューを工夫し、近江の郷土食材を増やして滋賀県ならではのメニューに仕上げました」と話した。ホテル12階のレストランから、これから走る琵琶湖の絶景を見下ろしながらお腹を満たし、ホテル内の「ジャイアントストアびわ湖守山」に向かった。

 ストアでは様々なタイプのスポーツバイクから、自分に合ったサイズを選んでもらえる。プレスツアーの参加者の多くがスポーツバイク未経験者だったが、ストアのスタッフが丁寧に対応。発進時の注意点や、ブレーキのかけ方、変速の仕方など、ショップ前の駐車場で初心者の不安を一つ一つ解消してくれた。「GIANT✕Laforet プチビワイチ体験プラン」では体格に合わせたジャイアントのスポーツバイクを5時間レンタルでき、乗り方やメンテナンス方法のレクチャーを受けることができる。

「ジャイアントストアびわ湖守山」の前で丁寧な講習を受けてスタート Photo: Kenta SAWANO「ジャイアントストアびわ湖守山」の前で丁寧な講習を受けてスタート Photo: Kenta SAWANO
「ジャイアントストアびわ湖守山」では体格に合わせた様々なスポーツバイクを選ぶことができる Photo: Kenta SAWANO「ジャイアントストアびわ湖守山」では体格に合わせた様々なスポーツバイクを選ぶことができる Photo: Kenta SAWANO

いきなり八つ橋ソフトで補給

「鮎家の郷」では「八ツ橋味」(左)のソフトクリームに挑戦 Photo: Kenta SAWANO「鮎家の郷」では「八ツ橋味」(左)のソフトクリームに挑戦 Photo: Kenta SAWANO

 準備万端でホテル前を出発。琵琶湖を左手に見ながら、湖岸道路沿いの自転車・歩行者専用道路をのんびり走る。初夏の太陽と、琵琶湖から吹く風が心地よい。3kmほど走って守山市から野洲市に入ったところにある「鮎家の郷」で小休憩した。

 あゆ巻や佃煮、鮒寿司など琵琶湖のグルメを堪能できるが、「八ツ橋ソフトクリーム」に飛びついてみた。ニッキ味のクリームは独特で、話のタネにはもってこいだった。ソフトクリーム専門店「水色の恋人」はソフトクリーム6種類、アイスクリーム約10種類をそろえ、これからの季節にはサイクリストにぴったりな休憩スポットだった。

琵琶湖東岸は西岸の山々と湖を同時に楽しみながら走ることができる Photo: Kenta SAWANO琵琶湖東岸は西岸の山々と湖を同時に楽しみながら走ることができる Photo: Kenta SAWANO

 スタートから約10km、約40分ほど走り、近江八幡市の「藤ケ崎龍神」に到着。岬に飛び出た大きな岩山がそのまま神社になっており、湖岸に並んだ奇岩に見入る。洞窟の奥のカラス避けの金網を外すと祠があり、1人ずつ怖いもの見たさに拝んで再出発した。再び水田や畑の間ののどかな道を走ってるうちに、水郷沿いの昔ながらの古い町並みの中に紛れ込んでいた。

琵琶湖から吹くさわやかな風を受けて走る Photo: Kenta SAWANO琵琶湖から吹くさわやかな風を受けて走る Photo: Kenta SAWANO
神秘的な雰囲気の「藤ヶ崎龍神」で小休止 Photo: Kenta SAWANO神秘的な雰囲気の「藤ヶ崎龍神」で小休止 Photo: Kenta SAWANO

近江八幡の古い街並みを満喫

 琵琶湖からつながる八幡堀には菖蒲の黄色い花が満開で、小型の遊覧船がのどかに走っていた。八幡堀沿いに歩くことができ、周囲には近江商人の拠点となった和風の住宅や、珍しい洋風建築を眺めながら、江戸時代にタイムスリップした感覚を味わえた。資料館も充実し、半日は過ごせそうだが、この日は断念してホテルへの道を帰った。

近江八幡の古い街並みの間を走る Photo: Kenta SAWANO近江八幡の古い街並みの間を走る Photo: Kenta SAWANO

 帰り道はあえて湖沿いでなく、畑や水田の間の道を走った。田植えを終えたばかりの水田は日本の原風景。プラタナスの並木や収穫を6月に迎える麦畑は「ツール・ド・フランス」で見たことのあるヨーロッパの風景。車通りも少ない2種類ののどかな風景を参加者は楽しんだ。山々は新緑が美しく参加者からは「こんな美しい日本の景色はなかなかない」という声がもれてきた。傾いてきた夕日を浴びながら約20kmを1時間30分ほどかけ、午後5時に「ラフォーレ琵琶湖」に帰着した。

日牟禮八幡宮の鳥居と明治時代に作られた洋風建築「白雲閣」を通る Photo: Kenta SAWANO日牟禮八幡宮の鳥居と明治時代に作られた洋風建築「白雲閣」を通る Photo: Kenta SAWANO
八幡堀沿いには菖蒲の花が満開だった Photo: Kenta SAWANO八幡堀沿いには菖蒲の花が満開だった Photo: Kenta SAWANO
ラフォーレ琵琶湖のバーベキューテラスでバーベキューディナー。自分たちで焼くと、一層盛り上がる Photo: Kenta SAWANOラフォーレ琵琶湖のバーベキューテラスでバーベキューディナー。自分たちで焼くと、一層盛り上がる Photo: Kenta SAWANO

 サイクリングで空いたお腹を満たしてくれたのが「テラスバーベキュー」だ。夕食はホテルのロビーを出てすぐにあるバーベキューテラスで、近江ポークや近江野菜など地元食材を中心にしたバーベキュー。約2cmの厚さの「メガビーフ」や「蔵尾ポークとパイナップルのブロシェット」をウェーバー社製のグリル鍋で焼く。テーブルでワイワイ話しながら自分たちで焼くのが楽しいが、初めての人には「バーベキューインストラクター」の資格を持つスタッフがレクチャーしてくれる。

バーベキューディナーには色とりどりの食材が準備された Photo: Kenta SAWANOバーベキューディナーには色とりどりの食材が準備された Photo: Kenta SAWANO
weber社製のグリルでわいわいバーベキューを楽しめる Photo: Kenta SAWANOweber社製のグリルでわいわいバーベキューを楽しめる Photo: Kenta SAWANO

 レンタルバイクを使わないサイクリストには部屋に自転車が持ち込める「サイクリスト応援プラン」がお勧めだ。スタンドも完備し、フロアポンプや工具も無料で利用できるという。ホテルの部屋に自転車をたてかけ、琵琶湖を眺められるという、夢のような過ごし方をできる。次回はこのプランを使ってリアル「ビワイチ」に挑戦したいと強く思いながら、琵琶湖を後にした。

「サイクリング応援プラン」では自分のバイクを部屋に持ち込み琵琶湖を眺めることができる Photo: Kenta SAWANO「サイクリング応援プラン」では自分のバイクを部屋に持ち込み琵琶湖を眺めることができる Photo: Kenta SAWANO
琵琶湖沿いに立ち、眺めも抜群な「ラフォーレ琵琶湖」 Photo: Kenta SAWANO琵琶湖沿いに立ち、眺めも抜群な「ラフォーレ琵琶湖」  Photo: Kenta SAWANO

<GIANT×Laforet>サイクリストのためのビワイチランチ

料金:2000円(税別)
メニュー:
 豆乳チキンコンソメスープ 比叡ゆば入り
 鶏もも肉のグリエ、温野菜と粒マスタードのビネガーソース
 近江野菜のコンビネーションサラダ~おばんざい風~
 フルーツポンチ
 食後の飲み物(果汁100%ジュース、コーヒー、紅茶から選択)
会場:ホテル12階「レストラン 昴」
提供期間:2016年6月1日~2017年3月31日
提供時間:11:30~13:00(土、日、祝日は~14:00)

プチビワイチ体験プラン

期間:2016年4月1日~11月30日
料金:1泊朝食付き 大人1名1万~1万6000円(税別)
内容:ホテル宿泊、朝食、ジャイアントスポーツサイクル5時間レンタル
特典:ジャイアントオリジナルボトル1人1本プレゼント

サイクリスト応援プラン

期間:2016年4月1日~2017年3月31日(4/29・30、5/3、4、8/6~15宿泊を除く)
料金:1泊朝食付き 大人1名7000円~1万500円(税別)
内容:ホテル宿泊、朝食、自転車の部屋入れ可能。スタンド、フロアポンプ、ツールボックス無料貸し出し

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ジャイアント ビワイチ

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