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“ジロで”つれづれイタリア~ノ<3>ゴール後はシャッターチャンス一杯 好きな選手を間近に見たいならジロを観戦すべし!

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 Buongiorno a tutti(みなさま、こんにちは)。ジロでつれづれイタリア~ノ第3弾へようこそ。今回もスタートとゴールにまつわる話をしたいと思います。特に自転車競技を愛するファンとして、とても役に立つ話です

ゴール後、ファンの女性と並んで記念写真に応じるルカ・メズゲッツ(スロベニア、オリカ・グリーンエッジ) Photo: Marco FAVAROゴール後、ファンの女性と並んで記念写真に応じるルカ・メズゲッツ(スロベニア、オリカ・グリーンエッジ) Photo: Marco FAVARO

交通規制の主な4つの「ゾーン」

 ジロがスタートとゴールする街では、数時間にわたって交通規制が引かれます。そして重要性に合わせて4種類の交通規制区域があり、それぞれ厳重な警察が配備されています。

1. ZONA AZZURRA(ブルーゾーン)
2. ZONA ROSA(ピンクゾーン)
3. ZONA GIALLA(イエローゾーン)
4. ZONA VERDE(グリーンゾーン)

 ブルーゾーンはゴールとスタート付近で、関係者以外は車も人も立ち入れない区域です。ピンクゾーンはオープンヴィレッジ区域を指し、一般の乗用車の立ち入りを認めない区域です。観客が入れます。イエローゾーンには大会本部が置かれ、乗用車の使用も一般人の立ち入りも制限されています。グリーンゾーンは、交通規制対象区域で、大会が始まると一般乗用車の立ち入りは禁止されますが、一般人の立ち入りは可能です。

 ここでジロならでの素晴らしいこと。チームバスとチームカーの駐車場はすべてグリーンジーンにあります。

ファンと選手の距離はゼロ!

選手・関係者と一般人の区別がつかないゴール後の光景 Photo: Marco FAVARO選手・関係者と一般人の区別がつかないゴール後の光景 Photo: Marco FAVARO

 日本国内でツアー・オブ・ジャパンやジャパンカップを観戦した方はわかると思いますが、チームが待機する場所と一般人の間には、規制線が引かれています。ジロではそれが一切ありません。バスやサポートカーが待機する場所はグリーンゾーンにあります。つまり、誰でも立ち入ることができます。

 ファンはゴール付近にいるよりも、ゴールとバスの間になるグリーンゾーンにいたほうが、好きな選手に出会える可能性が高くなります。その上、他のゾーンと比べて警備員はいないに等しいです。警備体制はゆるゆるです。

目の前を通過していくニバリ Photo: Marco FAVARO目の前を通過していくニバリ Photo: Marco FAVARO
第12ステージで優勝して嬉しそうなグライペル Photo: Marco FAVARO第12ステージで優勝して嬉しそうなグライペル Photo: Marco FAVARO
ステージ優勝を逃し、悔し涙を流すサーシャ・モドロ(イタリア、ランプレ・メリダ)。彼女に慰めてもらっています Photo: Marco FAVAROステージ優勝を逃し、悔し涙を流すサーシャ・モドロ(イタリア、ランプレ・メリダ)。彼女に慰めてもらっています Photo: Marco FAVARO

 私もゴールとバスの間にある場所に立ち止まり、カメラを構えてみました。そうするとヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、アスタナ プロチーム)やマリアローザのボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、エティックス・クイックステップ)、アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル)ら、スター選手たちが数センチの距離でゆっくり通過してきました。シャッターチャンスのオンパレードでした。

 やはりテレビだけでなく現地でジロを観戦すると感動を覚えますね。

 さて、明日も楽しい話をお送りします。ご期待ください。

マルコ・ファヴァロMarco FAVARO(マルコ・ファヴァロ)

東京都在住のサイクリスト。イタリア外務省のサポートの下、イタリアの言語や文化を世界に普及するダンテ・アリギエーリ協会や一般社団法人国際自転車交流協会の理事を務め、サイクルウエアブランド「カペルミュール」のモデルや、欧州プロチームの来日時は通訳も行う。日本国内でのサイクリングイベントも企画している。ウェブサイト「チクリスタインジャッポーネ

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