バイクインプレッション2016「DE ROSA SK Pininfarina」 クラフトマンシップとイタリアデザインが融合

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 イタリアの代表的なレーシングバイクブランド、デローザ。イタリアの工房で現在も生産を続け、カーボン素材だけでなく、チタン、アルミ、スチールのフレームを製作している。今回試乗したのは、「スーパーキング」の後継モデル「SK Pininfarina」。フェラーリやアルファロメオに代表されるカーデザインをはじめ、幅広い分野において上質な工業デザインを手掛けるイタリアの「Pininfarina」(ピニンファリーナ)と共同開発したニューモデルだ。

「DE ROSA SK Pininfarina」(デローザ SK ピニンファリーナ) Photo: Masami SATOU「DE ROSA SK Pininfarina」(デローザ SK ピニンファリーナ) Photo: Masami SATOU

「DE ROSA SK Pininfarina」(デローザ SK ピニンファリーナ)
価格:348,000円(フレーム、税抜)
498,000円(ピニンファリーナ ホイール、限定30セット、税抜)
サイズ:46、48、50、52、54、56
カラー:Blue Black Glossy、White Black Glossy、Blue Gold Glossy、Black Red Matt
問い合わせ先:日直商会 http://www.derosa.jp/

スペック

フレーム:カーボン
フォーク:カーボン
変速機:カンパニョーロ・スーパーレコード(F)&(R)
ギヤ:カンパニョーロ・スーパーレコード 50×34T、 11-28T(11s)
ホイール:Pininfarina Wheel(カンパニョーロ・ボーラウルトラ80チューブラー)
*試乗はカンパニョーロ・ユーラスを使用
重量:7.4kg(54サイズ完成車実測値)

フロントフォークに組み込まれるように納まるダイレクトマウントブレーキを採用する Photo: Masami SATOUフロントフォークに組み込まれるように納まるダイレクトマウントブレーキを採用する Photo: Masami SATOU
トップチューブ上面にあしらわれているのは、風洞実験で協力し、上質なデザインで有名な“Pininfarina”(ピニンファリーナ)の文字 Photo: Masami SATOUトップチューブ上面にあしらわれているのは、風洞実験で協力し、上質なデザインで有名な“Pininfarina”(ピニンファリーナ)の文字 Photo: Masami SATOU
まるでタイムトライアルバイクのようにコンパクトに設計されたリヤ三角。リヤタイヤのギリギリまでフレームがカウル状に沿う Photo: Masami SATOUまるでタイムトライアルバイクのようにコンパクトに設計されたリヤ三角。リヤタイヤのギリギリまでフレームがカウル状に沿う Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 今までデローザのマシンは何台か乗りましたが、個人的には一番好きなバイクでした。まず、「ピニンファリーナ」という名前が、クルマ好きには刺さりますね。

米山 うん。それだけで魅力を感じずにはいられない人もいるだろうね。たとえ、クルマ好きでなくとも、従来の自転車の文脈とは異なる、独特のデザインが目を引くバイクだった。カンパニョーロ・ボーラウルトラ80のピニンファリーナ仕様も存在感があったね。

松尾 ええ。乗らなくても楽しめるような美しいスタイリングだったので、持っているだけでも所有欲を満たせそうです。

米山 乗ってください(笑)。実際に乗ってみると、やはりそれなりに速いスピードで走ったほうが、より楽しいマシンなのは間違いない。スピードが伸びていく感覚があり、レースマシンという印象が大きかった。

松尾 はい。踏み切れる剛性感と、高い直進安定性、機敏で安定したコーナリングを高い次元で実現しています。縦方向の剛性を感じつつ、パワーをかけると良く進みますし、上りでも踏み切れるので軽快なダンシングができました。また、直進安定性はデローザらしく良くて、一回り大きいバイクのホイールベースのように感じました。

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 ジロ・デ・イタリアに参戦中のNIPPO・ヴィーニファンティーニも使っていて、その戦闘力は十分証明されていると言えるだろうね。

松尾 ええ。ハイエンド機の「プロトス」の非常にカッチリとしたフレームとは違い、剛性はあるのに扱いやすい印象なんですよね。「SK Pininfarina」はリヤホイールに沿うようなフレーム形状なので、もっと硬めな乗り味かと思いきや結構ふつうです。NIPPO・ヴィーニファンティーニは、長い距離やステージレースで結果を出すためのバイクとして選んでいるのかなぁと想像していました。

米山 なるほどね。ただボクは乗り方の相性か、若干横に出たリアブレーキのアウターワイヤーが、ペダリング時に腿に当たって気になった。完全に個人差の問題だけど、脚が内股気味の人は注意したほうがいいかも。ワイヤーなので対策はとれるけど、一応気付いた点ということで。

松尾 ボクは大丈夫でした。安価ではありませんが、高すぎない価格設定で十分な性能を持つバイクです。高いレベルで何でもこなせるオールマイティなバイクだと思いました。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

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