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キャノンデール・ジャパンが完走キャノンデールC.O.G.ジャージがつないだ佐渡ロングライド210km

by 澤野健太 / Kenta SAWANO
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 「佐渡ロングライド210」(5月15日開催)でお披露目された「C.O.G.」(キャノンデール オーナーズ グループ)の新たなジャージ「C.O.G. EVOジャージ」は、大会本番のライド中も多くの参加者の注目を集めた。全国から集まったC.O.G.メンバーやキャノンデール・ジャパンのスタッフらは、さっそく新たなジャージに身を包んで最長210kmの佐渡1周に挑戦。厳しい坂道をこぎ進みつつ、同じジャージ姿を見かけては声をかけたり励まし合ったりと、新たな出会いと交流を楽しんだ。

C.O.G.新潟のメンバーとエードステーションで健闘を誓い合う Photo: Kenta SAWANOC.O.G.新潟のメンバーとエードステーションで健闘を誓い合う Photo: Kenta SAWANO

絶好のコンディション

午前6時過ぎ、210㎞に挑戦するサイクリストがスタート Photo: Kenta SAWANO午前6時過ぎ、210㎞に挑戦するサイクリストがスタート Photo: Kenta SAWANO

 午前6時30分、気温14度でほぼ無風という絶好のコンディション。キャノンデールのバイクを所有するライダーなら誰でも登録できるC.O.G.のメンバーらも、各々スタートラインについた。

 元プロライダーで同社マーケティング担当の山本和弘さん、同社マーケティング・マネジャーの伊藤浩希さん、モデルのRENさんら「キャノンデール・ジャパン」チームも並んで勢い良くスタート。当然、全員が黒地にキャノンデールの頭文字「C」をあしらったC.O.G. EVOジャージを着用している。トレインはぐんぐんスピードを上げ、佐渡の北側の海岸線を進んだ。

210㎞笑顔を絶やさず引っ張ってくれた山本和弘さん Photo: Kenta SAWANO210㎞笑顔を絶やさず引っ張ってくれた山本和弘さん Photo: Kenta SAWANO

右袖6本のラインに誇り

 山本さんを先頭に、身長188cmのRENさんの後ろにつくと、ほぼ無風状態で時速約30kmをキープできた。山本さんは「このペースで行きましょう」と呼びかける。次々と集団を抜くたびに、周りから聞こえる「キャノンデールのプロのチームの人?」といった驚嘆が心地よくもあり。くすぐったくもあった。

C.O.G. EVOジャージの右袖にはピンクのラインが5本と赤いラインが1本入っている Photo: Kenta SAWANOC.O.G. EVOジャージの右袖にはピンクのラインが5本と赤いラインが1本入っている Photo: Kenta SAWANO

 確かに、新たなジャージには「プロチームの誇り」がはっきりと刻まれている。右袖にはピンクのラインが5本と、赤いラインが1本。キャノンデールのバイクに乗ったライダーによるジロ・デ・イタリア優勝5回、ブエルタ・ア・エスパーニャ優勝1回を表す。C.O.G. EVOジャージはキャノンデールの歴史も背負っているのだ。

C.O.G. EVOジャージを着て名物Z坂を上るRENさん Photo: Kenta SAWANOC.O.G. EVOジャージを着て名物Z坂を上るRENさん Photo: Kenta SAWANO

 集団はやがて、前半のクライマックスは60km地点の通称「Z坂」にさしかかった。海岸線から標高200mの山を最短で上る急坂の形が遠くから「Z」の形に見える最大斜度10%のヒルクライムだ。気合の入った山本さんと、RENさんが一気にスピードを上げ、視界からいなくなった。頂上付近からは真っ青な日本海が見渡せる。レースではないので絶景ポイントでは笑顔で記念撮影した。

長身のRENさんがC.O.G. EVOジャージで大自然の中を走ると「ツール・ド・フランス」のワンシーンのようだった Photo: Kenta SAWANO長身のRENさんがC.O.G. EVOジャージで大自然の中を走ると「ツール・ド・フランス」のワンシーンのようだった Photo: Kenta SAWANO

自然に溶け込むデザイン

名物Z坂をクリアして、絶景をバックにポーズを決めるRENさん(中央)と山本和弘さん Photo: Kenta SAWANO名物Z坂をクリアして、絶景をバックにポーズを決めるRENさん(中央)と山本和弘さん Photo: Kenta SAWANO

 直後には荒々しい岩山の「二ツ亀」を通過。岩山を見ながら草原のヘアピンカーブを駆け抜ける長身のRENさん。ぴったりフィットしたC.O.G. EVOジャージを着こなし、ダンシングでヒルクライムする姿は、ツール・ド・フランスを走る欧州選手のよう。黒とライトグリーンを基調にしたカラーリングも、大自然に溶け込んで美しかった。

 走り始めて気づいたが、どのエードステーション(AS)でもC.O.G.ジャージ姿は目にとまり、自然と会話が生まれた。60km地点のASでは「C.O.G.新潟」のメンバーらと合流。新旧C.O.G.ジャージが9人そろうと、壮観だった。たくさんの焼きおにぎりでお腹を満たしながら、「残り150km頑張りましょう」と健闘を誓い合った。

C.O.G. EVOジャージを着て2人で走っていた高山一樹さん(左)と岡田英之さん Photo: Kenta SAWANOC.O.G. EVOジャージを着て2人で走っていた高山一樹さん(左)と岡田英之さん Photo: Kenta SAWANO
C.O.G. EVOジャージのトレインが海岸線を進む Photo: Kenta SAWANOC.O.G. EVOジャージのトレインが海岸線を進む Photo: Kenta SAWANO

 100km地点、最大の補給ポイントの両津弁当ステーション(BS)では偶然、前日のブースで一番乗りでC.O.G. EVOジャージを買った高山一樹さんと友人の岡田英之さんに再会した。大混雑のエードステーションの中でもキャノンデールの「C」マークは否応なく目を引く。2人とも180cm以上の立派な体格でジャージを着こなし、「2人で目立ちます」と満足そうにゴールを目指した。C.O.G.ジャージならではの強みであり、楽しみ方といえる。

休憩中の3人。背中の「C」マークが並ぶ Photo: Kenta SAWANO休憩中の3人。背中の「C」マークが並ぶ Photo: Kenta SAWANO
残り20㎞、最後のエードステーションでおにぎりを補給 Photo: Kenta SAWANO残り20㎞、最後のエードステーションでおにぎりを補給 Photo: Kenta SAWANO

 下佐渡を1周する後半の110kmは体力はもちろん、自分の心との勝負だ。210kmコース最大の難所、170km地点から最大勾配10%の坂を3連続で上る「山場」に突入。山本さんと伊藤さんは、前を走る集団の中にC.O.G. EVOジャージ姿のキャノンデールユーザーを見つけるたびに「どちらからいらっしゃったんですか」「残りを頑張りましょう!」と声をかけ、勇気づけた。

210㎞を走り切り、雄たけびを上げながらゴールする(左から)伊藤浩希さん、RENさん、山本和弘さん Photo: Kenta SAWANO 210㎞を走り切り、雄たけびを上げながらゴールする(左から)伊藤浩希さん、RENさん、山本和弘さん Photo: Kenta SAWANO 

11時間かけ完走

210kmを完走し、充実した表情の3人 Photo: Kenta SAWANO210kmを完走し、充実した表情の3人 Photo: Kenta SAWANO

 山を降りれば残り20kmは平坦な海岸線を夕日を見ながら走るご褒美が待っていた。これまでの楽しかったこと、苦しかったことをみんなで振り返りながらゴールを目指した。午後5時半、3人は肩を組み笑顔でゴール。「やったー」と日本海に向け叫んだ。スタートから11時間かけ、初のC.O.G. EVOジャージで無事完走を果たした。

 今大会の完走者は3197人。C.O.Gのメンバーは国内に9000人おり、山本さんは「やっぱり同じジャージを着ていると声をかけやすいと思う。C.O.G.がもっともっと大きくなって、イベントや大会でお互いに励まし合ったり、力をもらったりしたら楽しいですよね。是非C.O.G.に入って欲しいですね」と、今後の抱負を語った。

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