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旅サイクリスト昼間岳の地球写真館<25>不思議と惹かれた哀愁漂う冬の東欧 霧のベールと草木に咲いた“霜の花”

by 昼間岳 / Gaku HIRUMA
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どことなく物悲しさを感じる東欧の町 Photo: Gaku HIRUMAどことなく物悲しさを感じる東欧の町 Photo: Gaku HIRUMA

【2011年11月初旬から12月初旬】ブルガリア ソフィア

春はバラが咲き誇るバラの谷も、乾いた風景が続く Photo: Gaku HIRUMA春はバラが咲き誇るバラの谷も、乾いた風景が続く Photo: Gaku HIRUMA

 東欧を走ったのは氷点下10度に届きそうな寒い季節だった。冬の東欧はイメージ通りの物悲しい雰囲気で、色とりどりだったであろう畑は収穫を終え、乾いた景色が広がっていた。時折、薪を背負って歩く人やトラクター、馬車がのんびりと過ぎていくだけだ。

 この地域は毎朝濃い霧が発生する。霧が晴れた後も薄いベールに包まれ、その霧が木々に付き霜に変わると、花が咲いたようでとてもきれいだった。

霜が草木におりて花を咲かせたように見える Photo: Gaku HIRUMA霜が草木におりて花を咲かせたように見える Photo: Gaku HIRUMA
落ち葉の中のキャンプ。東欧を一緒に走った友人と Photo: Gaku HIRUMA落ち葉の中のキャンプ。東欧を一緒に走った友人と Photo: Gaku HIRUMA

 震えながら走っていると、物悲しいカフェがポツンと見えてきた。中に入ると暖炉が炊かれ、主人が優しい言葉をかけてくれる。

 寒々しい冬の東欧だったが、落ち葉の森でキャンプをした。街や人々には哀愁があり不思議と惹かれる地域だった。

昼間岳昼間岳(ひるま・がく)

小学生の時に自転車で旅する青年を見て、自転車で世界一周するという夢を抱いた。大学時代は国内外を旅し、卒業後は自転車店に勤務。2009年に念願だった自転車世界一周へ出発した。5年8カ月をかけてたくさんの出会いや感動、経験を自転車に載せながら、世界60カ国を走破。2015年4月に帰国した。ブログ「Take it easy!!

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