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ジロ2016 チームNIPPOの挑戦<第6ステージ>エースのクネゴを守って集団をコントロール 世界トップのジロの舞台で貴重な経験

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 ジロ・デ・イタリアに出場している山本元喜(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)は、第6ステージを終えて総合183位につけている。第4ステージを終えてチームのエース、ダミアーノ・クネゴが山岳賞ジャージを獲得。第5ステージからはクネゴの山岳賞を守るための集団コントロールに加わった。

第5ステージでクネゴの山岳賞を守るために集団をコントロールするNIPPO・ヴィーニファンティーニ。左端が山本 ©NIPPO Vini Fantini第5ステージでクネゴの山岳賞を守るために集団をコントロールするNIPPO・ヴィーニファンティーニ。左端が山本 ©NIPPO Vini Fantini

密度が濃かった3日間

レース前に入念にレースコースをチェックする ©NIPPO Vini Fantiniレース前に入念にレースコースをチェックする ©NIPPO Vini Fantini

 ジロ・デ・イタリアがイタリアに上陸し、本格的に山のステージが始まり3日が経過しました。トータルで見れば現在6ステージが経過したのですが、イタリアに入ってからの3日間はかなり密度の濃い3日間となりました。

 イタリアに入った初日の第4ステージからいきなり集団をコントロールすることになりました。そして第5ステージには、第4ステージでクネゴが獲得した山岳リーダージャージを守るために再び集団をコントロールし、2日連続でコントロールするというかなりハードな2日になりました。

 コントロールするというのは集団の先頭に出て、集団のペースを一定に保つことを言います。後ろにいる選手よりも風を受けることになるので、後ろにいるよりも疲労することになります。

出走サインをする山本元喜 ©NIPPO Vini Fantini出走サインをする山本元喜 ©NIPPO Vini Fantini
レース後にはストレッチ ©NIPPO Vini Fantiniレース後にはストレッチ ©NIPPO Vini Fantini

ハードなコースとは裏腹に

第6ステージ、最後の2級山岳を上る山本元喜 ©NIPPO Vini Fantini第6ステージ、最後の2級山岳を上る山本元喜 ©NIPPO Vini Fantini

 第6ステージはコントロールこそしませんでしたが、今年のジロ・デ・イタリアで一番最初のハードな山岳コースということで、かなり緊張して挑むことになりました。結果的にはそこまで苦しむことなくゴールすることができましたが、レースがキツくなるかどうかは、コースプロフィールから読み切れないという新たな不安を抱えることになっています。

 第5ステージで経験した1人のエースのために協力してアシストするという走りはなかなかできるものではなく、ましてや世界トップのこの「ジロ・デ・イタリア」でそんなことができるとは考えてもいませんでした。

 それほどに今回の経験は貴重で確実に自分の成長に繋がるものだと感じました。貴重な経験ができたと言ってもまだまだ序盤、自分の第1にして最低限果たしたい目標は「完走すること」。そのためにはこれから続くますますハードになっていく15のステージを越える必要があります。

雨のスタートとなった第6ステージ、チームバスのなかで慌ただしく準備をする ©NIPPO Vini Fantini雨のスタートとなった第6ステージ、チームバスのなかで慌ただしく準備をする ©NIPPO Vini Fantini
第6ステージの山岳ポイントでダミアーノ・クネゴが集団先頭の4位通過 ©NIPPO Vini Fantini第6ステージの山岳ポイントでダミアーノ・クネゴが集団先頭の4位通過 ©NIPPO Vini Fantini
第6ステージを終えて山岳賞ジャージを守ったダミアーノ・クネゴが笑顔で山本と握手をする ©NIPPO Vini Fantini第6ステージを終えて山岳賞ジャージを守ったダミアーノ・クネゴが笑顔で山本と握手をする ©NIPPO Vini Fantini

チャンスを待ち走り続ける

メーンスポンサーのファルネーゼ社CEOのショッティ氏も山本の走りを賞賛 ©NIPPO Vini Fantiniメーンスポンサーのファルネーゼ社CEOのショッティ氏も山本の走りを賞賛 ©NIPPO Vini Fantini

 幸いにして今の調子は絶好調。この調子を崩すことなく、また必要な時以外に無理をすることなく走り続け、自分に巡ってくるかもしれないチャンスを掴めるように頑張って走りたいと思います。

 引き続き一生懸命、日々を大切にしてレースを頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いします。

 ちなみに毎日のレースの内容は自分のブログ「GENKI一杯」にも記事をアップロードしているので興味を持っていただける方は見て頂けると嬉しいです。

最初の山頂ゴールを終えて、笑顔をみせる山本元喜 ©NIPPO Vini Fantini最初の山頂ゴールを終えて、笑顔をみせる山本元喜 ©NIPPO Vini Fantini
山本元喜山本元喜(やまもと・げんき)

1991年11月19日生まれ、24歳。鹿屋体育大学出身で、2014年ヴィーニファンティーニ・NIPPOでプロデビュー。2015年からUCIコンチネンタルチームのNIPPO・ヴィーニファンティーニに所属。大学在籍時から2010年ツール・ド・北海道区間優勝、2011年U23全日本選手権優勝など活躍し、2016年は1月のツール・ド・サンルイス(アルゼンチン、UCI2.1)や2月にイタリアで開催されたGPコスタ・デリ・エトルスキ(UCI1.1)、トロフェオ・ライグエリア(1.HC)ではアタックを仕掛けて逃げに乗り、チームの成績に大きく貢献。身長/体重:163cm/62kg、脚質:パンチャー。ブログ「Genki一杯

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