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まさみんのゆるゆる自転車女子旅<15>“世界が恋する”「慶良間ブルー」 沖縄の座間味島をポタリング!

by 龍野雅美 / Masami TATSUNO
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 “人気の観光スポット”沖縄はいろいろな魅力的な場所がつまった場所です。しかし、まだまだ訪れたことのないところもたくさんあります。慶良間諸島はそんな場所の一つ。2月に沖縄の自転車女子とローカルライドをした際に、足を伸ばしてついに行くことができた座間味島での自転車旅をレポートします。

ミシュラン・グリーンガイドの二つ星を獲得した「古座間味ビーチ」 Photo: Shuichiro KATAGIRIミシュラン・グリーンガイドの二つ星を獲得した「古座間味ビーチ」 Photo: Shuichiro KATAGIRI

那覇から50分!世界が恋する「慶良間ブルー」

古座間味ビーチ Photo: Shuichiro KATAGIRI古座間味ビーチ Photo: Shuichiro KATAGIRI

 座間味、阿嘉、慶留間の三つの島と、多くの無人島からなる慶良間諸島。透明度の高い海ということに加え、ザトウクジラや豊かなサンゴ礁など豊富な生き物をはぐぐむ海域として高く評価され、2016年3月5日(サンゴの日)に慶良間諸島国立公園に指定されたそうです。

 高速船を降りたら、フェリーターミナルから歩いてすぐのレンタルバイクのお店に向かいます。お店の方にサイクリングしたいことを伝えると「島はけっこう坂あるよ。一周するなら電動アシスト付き自転車がオススメだけど」とのこと。思わず「ポタガールたるもの、電動などに頼ってはいけない!」と変なプライドが邪魔して「なしで!」と見栄を切ってしまう…。若干後悔(笑)。

那覇市内の港からクイーンざまみで座間味島に向かいます!50分程で到着 Photo: Masami TATSUNO那覇市内の港からクイーンざまみで座間味島に向かいます!50分程で到着 Photo: Masami TATSUNO
座間味島にはホエールウォッチングにきた人がたくさん。ちょうど中国の春節の時期とかぶっていたので、日本人は数えるほど…。ここ日本? Photo: Masami TATSUNO座間味島にはホエールウォッチングにきた人がたくさん。ちょうど中国の春節の時期とかぶっていたので、日本人は数えるほど…。ここ日本? Photo: Masami TATSUNO
指でさしているところがフェリーターミナル。ここから時計回りに走って稲崎展望台を目指します Photo: Masami TATSUNO指でさしているところがフェリーターミナル。ここから時計回りに走って稲崎展望台を目指します Photo: Masami TATSUNO

 とはいえ、ママチャリでも走れないことはありません。最初に向かったのが「神の浜展望台」。展望台に上がると、何やら双眼鏡で海を監視し続ける人を発見しました。

高台からホエールウォッチング

 話をうかがうとクジラが現れる場所を探しているのだそうです。12月から3月までの間は多くのザトウクジラが慶良間諸島の海域にやってきます。なかでも座間味島は出現率が高く、ホエールウォッチングを目的に訪れる人も多いそうです。

最初の坂をのぼったところにあるのが慶良間諸島国立公園「神の浜」展望台 Photo: Masami TATSUNO最初の坂をのぼったところにあるのが慶良間諸島国立公園「神の浜」展望台 Photo: Masami TATSUNO
座間味島に現れるクジラには名前がついているそうです。今度来たときは会えるといいな Photo: Masami TATSUNO座間味島に現れるクジラには名前がついているそうです。今度来たときは会えるといいな Photo: Masami TATSUNO

 そのため高台からクジラの現れた場所を確認し、観光船に行き先を伝えるシステムがあります。「船が停留しているあたりにクジラがいるから、船の近くを探してみるといいよ」と教えていただきましたよ。

 海の近くではビーチに立ち寄りながらのんびりサイクリング。クジラ展望台とも言われる稲崎展望台までの道のりは、やはり坂が多くて大変でしたが、無理せず自転車を押しながら登れば視界がすべて空と海のキレイな青で埋め尽くされる絶景を見ることができました。

商店街を抜ければ、すぐにキレイな慶良間ブルーを感じながら走ることができます Photo: Shuichiro KATAGIRI商店街を抜ければ、すぐにキレイな慶良間ブルーを感じながら走ることができます Photo: Shuichiro KATAGIRI

 今でも目に焼き付いているのが「古座間味ビーチ」です。どこかな〜と探していたら、木々の奥からひときわ輝く白い砂浜を発見。自転車を漕いで行くと、まさに白浜から空に続く慶良間ブルーのグラデーションの景色。緑の薄暗いトンネルを抜けた後に待ち構えるその絶景は、ぜひ自転車で会いに行ってほしいものです!

水着は必須!

町のいたるところにシーサーが置いてあります。カラフルで個性的なシーサー。お気に入りを見つけては、思わず立ち止まって写真を撮ってしまいます Photo: Shuichiro KATAGIRI町のいたるところにシーサーが置いてあります。カラフルで個性的なシーサー。お気に入りを見つけては、思わず立ち止まって写真を撮ってしまいます Photo: Shuichiro KATAGIRI

 座間味島には3つの集落があります。飲食店や商店がもっとも充実しているのがフェリーターミナル前に広がる座間味集落。島の人の生活用品を扱うお店からお洒落なカフェなどが並びます。マリンスポーツが体験できるお店もたくさんあるので、ちょうど海開きを迎えたばかりの座間味島に行く際は水着が必須です。

 座間味島で見つけたお気に入りが「紅いもタルトアイス」。紅いもタルトは沖縄土産の定番ですが、アイスはここで食べるのが一番です!

商店でみつけた紅いもタルトのアイス。紫色の紅いも味のアイスとクッキーの入ったカスタードアイスが二層になっていてとてもおいしくてお気に入り認定! Photo: Masami TATSUNO商店でみつけた紅いもタルトのアイス。紫色の紅いも味のアイスとクッキーの入ったカスタードアイスが二層になっていてとてもおいしくてお気に入り認定! Photo: Masami TATSUNO
港の目の前にある観光案内所には、飲食店やマリンスポーツやレンタルショップなどの情報がわかりやすく案内されていました。かわいいお土産もたくさん置いてありましたよ Photo: Masami TATSUNO港の目の前にある観光案内所には、飲食店やマリンスポーツやレンタルショップなどの情報がわかりやすく案内されていました。かわいいお土産もたくさん置いてありましたよ Photo: Masami TATSUNO

 観光スポットで借りるレンタサイクルはいわゆる「ママチャリ」が多いです。そのわりに、意外と容赦ない坂道が現れたりする。今回もそうでした。島は特に、坂が多いんです。そんなときの攻略法を一生懸命考えてみました!

①ハンドルの持つ位置をかえて、前傾姿勢を作る。
気持ち良い下り坂は、どこかで上り坂が待っていることの前触れ。のほほんと走ったままでいると、体がグイっとのけぞり重心が後ろにいってしまうため前に進みにくくなります。それを解決するためにまさみんが考えた技が「ハンドル前のめり作戦」。

 通常のハンドル位置より奥を持ち、上半身を前に持っていきやすくします。あくまでもまさみん流の技ですが、ぜひお試しください(笑)

なるべく内側を持ち、できるだけ前傾姿勢をとる! Photo: Masami TATSUNOなるべく内側を持ち、できるだけ前傾姿勢をとる! Photo: Masami TATSUNO
1日3回まで利用可能。ヒューマンアシストをフル回転。すまぬ…、片桐さん。写真を撮るはずが、体力ばかり奪う羽目に(笑) Photo: Masami TATSUNO1日3回まで利用可能。ヒューマンアシストをフル回転。すまぬ…、片桐さん。写真を撮るはずが、体力ばかり奪う羽目に(笑) Photo: Masami TATSUNO

②1日3回まで!ヒューマンアシスト
実は今回のライド、運よく知り合いのカメラマンさんに同行していただくことができました(写真の一部はカメラマンさんに撮っていただいたものです)。みるみる間に差がついてしまった坂道。「チャンスは3回までだから!」と、わざわざ自転車を降りて私の自転車を押しに戻ってきてくれました。

緑のトンネルの奥から光るように見える白と青を発見! Photo: Masami TATSUNO緑のトンネルの奥から光るように見える白と青を発見! Photo: Masami TATSUNO

 「ロードだったら付いていけるんですけどー」と言い訳しながら、ちゃっかり3回のアシストを使い切りました(笑)。写真を撮りに来ていたのに、こんなところで無駄に疲れさせてしまってすみません…。でも、ありがとうございました!

龍野雅美龍野雅美(たつの・まさみ)

1984年生まれ、埼玉県在住。平日はふつうの働き女子(アラサー女子)、休日は自転車、ときどきライター。2010年に初参加した四国一周サイクリングイベント「コグウェイ四国」がきっかけで自転車旅に夢中に。以来、日本各地へ自転車とともにでかけ、そろそろ海外での自転車旅も…と夢見ている。自転車の楽しみ方と埼玉の魅力を発信する「ポタガール」としても活動し、ポタガールらが登場するウェブサイト「ポタ日和」で情報発信をしている。ワールドサイクルブログ「ポタガール まさみんです!」でも執筆中。

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