縦型に折りたたみ収納“極小タイヤ”使用のフォールディングバイク「キャリーミー」をインプレッション

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 台湾で生まれた「キャリーミー」は、“極小”タイヤとスリムに折りたたむことが可能なフォールディングバイクだ。今回は走行感やハンドリングを試走でチェックし、持ち運んだ際の利便性など総合的にインプレッションを行った。

後藤恭子 Cyclist編集部員。自転車暦4年。スイスでの自転車旅をきっかけにロードバイクに目覚め、週末は趣味で峠やロングライドを楽しむ Photo: Masami SATOU後藤恭子 Cyclist編集部員。自転車暦4年。スイスでの自転車旅をきっかけにロードバイクに目覚め、週末は趣味で峠やロングライドを楽しむ Photo: Masami SATOU

開発のきっかけは「車椅子との並走」

スリムなタワー型に折り畳みが可能 Photo: Masami SATOUスリムなタワー型に折り畳みが可能 Photo: Masami SATOU

 日本の車椅子メーカーからの要望を受けて開発されたキャリーミー。ジョギングほどのスピードが出る自走式の車椅子に、介護者が同じスピードで移動でき、なおかつバスや電車にも持ち運びやすい自転車を追求した結果、この形にたどり着いた。

 折りたたみに要した時間は約1分ほどで、慣れればさらに早くなると思わせる簡単さ。重量は8.4kgで、車体後部には車輪があり、転がして持ち運びができるので力は必要としない。

 シングルスピードのシンプルな設計で、チェーンは「ポケバイ」という小さなモーターバイクのものを使用。ハンドルは高さと幅をステム上のレバーで調整することができる。

 折りたたんだ際には各フレームを繋ぐフック機能があり、持ち運び時にバラける心配はなさそうだ。カラー展開は5色で、ポップなラインナップがそろっている。

キャリーミー Photo: Masami SATOUキャリーミー Photo: Masami SATOU
ハンドル幅と高さはセンターのレバーで調整する Photo: Masami SATOUハンドル幅と高さはセンターのレバーで調整する Photo: Masami SATOU

後藤「公共交通機関との組み合わせに最適」

 収納性能が高く、縦長なので会社のロッカーにも収納して、ランチ時などにも使用できそうです。最初は折りたたみに少しもたつきましたが、慣れればスムーズにできました。別売りのバックを使って公共交通機関と組み合わせれば、可動域が広がり、例えば古都巡りなどでもよりきめ細かい旅が楽しめそう。通常のスポーツバイクとはまた違った楽しみ方ができると思います。

細かいコマが特徴的なポケバイ用チェーンを使用 Photo: Masami SATOU細かいコマが特徴的なポケバイ用チェーンを使用 Photo: Masami SATOU
キャリー用の車輪がついており、転がして運ぶことができる Photo: Masami SATOUキャリー用の車輪がついており、転がして運ぶことができる Photo: Masami SATOU

松尾「リニアでスムーズな巡航」

 タイヤが小さいので漕ぎ出しがとても軽いです。ただ、段差が多い場所ではハンドルをとられるので注意が必要ですね。巡航性能は悪くなく、コマが小さいチェーンを使用しているのでリニアなペダリングができて気持ちよかったです。スピードを出さなくても楽しめるバイクでした。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

キャリーミー概要
税抜価格:83,500円(エアータイヤ使用)、88,000円(ソリッドタイヤ使用)
折りたたみサイズ:32cmx91cm×25cm

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