バイクインプレッション2016「JAMIS ICON PRO」 芯のある高い推進力が魅力のアルミ製コンペティティブロード

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 アメリカのバイクブランド、ジェイミスがスタートしたのは1979年のこと。今ではアメリカでは最大規模を誇る、成熟されたブランドとなった。一つのコンセプトを大切にして進化させながら作り続ける結果、ロングセラーモデルのなかには25年以上作り続けられてきたモデルもあるという。「ICON」は歴史ある「ECLIPSE」というモデルの思想を引き継いだアルミシリーズだ。

JAMIS ICON PRO(ジェイミス アイコンプロ) Photo: Masami SATOUJAMIS ICON PRO(ジェイミス アイコンプロ) Photo: Masami SATOU

JAMIS ICON PRO(ジェイミス アイコンプロ)
価格:199,000円(完成車、税抜)
サイズ:48、51、54、56、58、61
カラー:コスモブルー、ANOブラック
問い合わせ先:ジェイミス・ジャパン http://www.jamis-japan.com/

スペック

フレーム:Synthesis double-butted 6061 aluminum
フォーク:Jamis Road carbon composite fork
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギア:シマノ・105 50×34T、 11-28T(11s)
ホイール:マヴィック・アクシウムレース
重量:8.55kg(完成車実測値)

テスターの評価が高かったフォークは、モノコック構造のワンピースカーボンフォークで、安定感の高いハンドリングを支える Photo: Masami SATOUテスターの評価が高かったフォークは、モノコック構造のワンピースカーボンフォークで、安定感の高いハンドリングを支える Photo: Masami SATOU
プレスフィットBB30を採用する Photo: Masami SATOUプレスフィットBB30を採用する Photo: Masami SATOU
見た目にも太いシートチューブは34.9mmの大口径で、ダイレクトな踏み味を実現している Photo: Masami SATOU見た目にも太いシートチューブは34.9mmの大口径で、ダイレクトな踏み味を実現している Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 「ICON」シリーズは、ジェイミスが2年の開発期間をかけ、自信を持って登場させたアルミロード。カーボンフレームに匹敵する軽さ、快適性を実現しているそうだ。

松尾 シートチューブとシートポストの径が太いのはトレンドと逆で独自路線ですが、ここをしならせないというコンセプト通り、芯のあるしっかりとした推進力がありました。リズミカルな踏み心地で、フロントフォークの剛性をかなり高く感じましたよ。

米山 うん。フォーク、ヘッドなど、フロントまわりがしっかりしていたよね。ハイエンドアルミロードを謳うだけあって、フォークは上位モデルと同じワンピースカーボン製が使用されている。

松尾 フォークの性能の高さは特徴的で、すごく良かったですね。安定感は抜群でした。フレームとのバランスも崩れておらず、むしろ高まっています。

米山 カーボンバイクの設計をアルミ素材に落とし込むのではなく、ベストなアルミロードを志向して設計したというその走りは、高速走行にも十分対応する安定性をもたらしている。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 アルミですが意外としっとりした乗り心地で、気持ちの良い推進力も魅力的なバイクでした。突き上げや振動に対しては決して強くないものの、振動の角が丸くなっているので不快感は少なめです。

米山 この仕様で8.55kgだから、重量面でも申し分ないよね。扱いやすいパッケージになっている。

松尾 見た目にも太く、しっかりとしているのですが重々しさはまったくありません。初速時にちょっと重さを感じますが、このクラスでは十分なレベルです。なんといっても、走りの肝ともいえるフォークと、芯のあるフレームとのマッチングが絶妙で、高いパフォーマンスをもつコンペティティブなバイクでした。

米山 思った以上の走り性能を体感することができたね。価格も決して高くないところに収まっているので、本格的なロードレースに挑戦してみたいライダーは、十分選択肢に入れていいと思う。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

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