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旅サイクリスト昼間岳の地球写真館<22>初上陸の南米は『カリブの海賊』そのままの世界 城壁に守られた町と透き通る海

by 昼間岳 / Gaku HIRUMA
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これ以上はないほど透き通ったカリブ海 Photo: Gaku HIRUMAこれ以上はないほど透き通ったカリブ海 Photo: Gaku HIRUMA

【2010年7月中旬から下旬】コロンビア カルタヘナ

 ヨットの上から、遥か遠くに南米大陸が見えてきた時の感動は、今でも忘れられない。北米の端から端まで、ペダルを一踏み、また一踏みと走りきり、果てしなく遠かった憧れの大陸が今、目の前にあるのだ

南米大陸に初上陸した僕(中央)と、一緒に旅をした仲間たち Photo: Gaku HIRUMA南米大陸に初上陸した僕(中央)と、一緒に旅をした仲間たち Photo: Gaku HIRUMA

 僕らは中米のパナマからヨットに乗り南米に辿り着いた。中米と南米は陸続きだが道がなく、飛行機で飛ぶか、ヨットに乗せてもらうかになる。

 カリブ海の海と空はどこまでも自由だった。朝から強い日差しが降り注ぐので、暑くなったキャビンから抜け出し、そのままカリブ海に飛び込む。ヨットの上からでも海底が見えるくらいに透き通った海。ビールにラム酒、カリブ海でのヨットクルーズを楽しんだ。

城壁に囲まれた旧市街 Photo: Gaku HIRUMA城壁に囲まれた旧市街 Photo: Gaku HIRUMA

 上陸したコロンビアのカルタヘナは『カリブの海賊』の世界感そのままの風景だった。町は実際に、海賊から守るため城壁で囲まれており、古い大砲が海の方へ向いている。城壁内の旧市街には、バルコニーが突き出た可愛らしくカラフルな家々が建ち並び、蒸し暑いこの地方の過ごし方を物語る。夜にはオレンジの街灯がともり、人々は思い思いに夕涼みを楽しむ。

 僕らはいい匂いを漂わせる串焼き屋の夜店に腰を下ろし、使い慣れたスペイン語でビールとご飯を頼む。

 あぁ、南米に来たんだな。

オレンジの街灯が優しく照らす Photo: Gaku HIRUMAオレンジの街灯が優しく照らす Photo: Gaku HIRUMA

昼間岳昼間岳(ひるま・がく)

小学生の時に自転車で旅する青年を見て、自転車で世界一周するという夢を抱いた。大学時代は国内外を旅し、卒業後は自転車店に勤務。2009年に念願だった自転車世界一周へ出発した。5年8カ月をかけてたくさんの出会いや感動、経験を自転車に載せながら、世界60カ国を走破。2015年4月に帰国した。ブログ「Take it easy!!

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