新城幸也が会見にサプライズ登場「ツアー・オブ・ジャパン」出場16チーム発表 ランプレ・メリダやNIPPOが参戦

by 澤野健太 / Kenta SAWANO
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一般観客50人も招待され、大会ディレクター栗村修さんの会見に聞き入った Photo: Kenta SAWANO一般観客50人も招待され、大会ディレクター栗村修さんの会見に聞き入った Photo: Kenta SAWANO

 5月29日~6月5日に開催される国内最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ)の出場チーム発表記者会見が3月30日夜、東京・恵比寿のスバル本社ショールーム「スバル スター スクエア」で行われ、海外8チーム、国内8チームの顔ぶれが明らかになった。UCI(国際自転車競技連合)ワールドチームでは、ランプレ・メリダ(イタリア)が3年連続で出場する。

ユナイテッドヘルスケアが初参戦

 今年のTOJは、初めて8日連続8ステージで開催される。発表会では、大会ディレクターの栗村修さんが出場各チームを順に紹介。海外勢はランプレ・メリダのほかに、UCIプロコンチネンタルチームからは、日本チームを母体とするNIPPO・ヴィーニファンティーニ(イタリア)と、初出場のユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム(アメリカ)が参戦する。

今年から大会ディレクターを務める栗村修さん Photo: Kenta SAWANO今年から大会ディレクターを務める栗村修さん Photo: Kenta SAWANO

 ユナイテッドヘルスケアについて、栗村さんは「今年からアジアツアーに積極的に出ているチーム。2012年ツール・ド・フランス9位のヤネス・ブライコヴィッチも所属しているので、来日してくれるのを楽しみにしてる」と期待を込めた。

 さらに、ピシュマガン ジャイアント チーム(イラン)、スカイダイブ ドバイ プロサイクリングチーム・アル アハリ クラブ(UAE)、タブリーズ シャハルダリ チーム(イラン)、アヴァンティ アイソウェイ スポーツ(オーストラリア)、トレンガヌ サイクリングチーム(マレーシア)と、来日経験が多く日本のファンにもなじみのあるチームが出場する。

 国内チームは、UCIコンチネンタルチームに登録している7チームと日本ナショナルチームの計8チームが出場する。

第19回「ツアー・オブ・ジャパン」出場全チーム

■海外チーム
ランプレ・メリダ(イタリア)…UCIワールドチーム
NIPPO・ヴィーニファンティーニ(イタリア)…UCIプロコンチネンタルチーム
ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム(アメリカ)…UCIプロコンチネンタルチーム
ピシュマガン ジャイアント チーム(イラン)
スカイダイブ ドバイ プロサイクリングチーム・アル アハリ クラブ(UAE)
タブリーズ シャハルダリ チーム(イラン)
アヴァンティ アイソウェイ スポーツ(オーストラリア)
トレンガヌ サイクリングチーム(マレーシア)

■国内チーム
シマノ レーシング
マトリックス パワータグ
愛三工業レーシングチーム
キナンサイクリングチーム
チームUKYO
宇都宮ブリッツェン
日本ナショナルチーム…ナショナルチーム
ブリヂストン アンカー サイクリングチーム

※ランプレ・メリダ、NIPPO・ヴィーニファンティーニ、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム、日本ナショナルチーム以外はUCIコンチネンタルチーム 

開催地を盛り上げる「ホームステージ制」

 記者会見では、今年の大会から各ステージの開催地と出場チームが1対1でホームステージ/ホームチームの関係を結んで大会を盛り上げる「ホームステージ制」の導入が正式発表された。

 レース期間中だけでなく、その前後にも地域と選手たちが交流をはかっていく取り組みで、栗村さんは「各ステージの地元の方からの『応援するチームが欲しい』という声に応えたかった」と設立の経緯を説明した。

 これまでにホームチームに決まっているのは、堺ステージ(5月29日)はシマノレーシング、京都ステージ(30日)はNIPPO・ヴィーニファンティーニ、美濃ステージ(31日)は愛三工業レーシングチーム、いなべステージ(6月1日)はキナンサイクリングチーム、南信州ステージ(2日)はチームUKYO。さらに富士山ステージ(3日)、伊豆ステージ(4日)、東京ステージ(5日)についてもチームと交渉中としている。

新城が愛犬コリンと壇上へ

 記者会見では大会出場チームを栗村さんが紹介している最中に、左大腿骨骨折で療養中の新城幸也(ランプレ・メリダ)がサプライズ登場し、会場を盛り上げた。

愛犬コリンを連れツアー・オブ・ジャパンの会見に登場した新城幸也(左)と拍手する大会ディレクターの栗村修さん Photo: Kenta SAWANO愛犬コリンを連れツアー・オブ・ジャパンの会見に登場した新城幸也(左)と拍手する大会ディレクターの栗村修さん Photo: Kenta SAWANO

 愛犬のコリンを連れて会場にふらりと姿を見せた新城は、招待された観客の歓声を浴びながら、松葉杖を添えるだけで高さ約40cmの壇上に上がった。けがのため、3年連続出場のランプレ・メリダの一員としてTOJに出場することはできないが、大会を応援する意欲は高く、「ランプレはもちろん頑張ってほしいですが、とにかく日本人選手に頑張ってほしい」とエールを送った。

来年の東京ステージは「お台場ゴール」

 会見後のトークショーには2人の国内トップ選手、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)と伊丹健治(キナンサイクリングチーム)が出席。増田は「今年は休養のない8日間連続の真のステージレースになるので楽しみ。戦う準備は整っている。日本人として活躍して盛り上げたい」と意気込んだ。いなべステージをホームステージとして盛り上げる伊丹は、「いなべで練習も、レースも経験し、自分にあっているコース。いなべで優勝します」と宣言した。

トークショーで地域貢献について話し合った(左から)増田成幸、伊丹健治、大会ディレクターの栗村修さん Photo: Kenta SAWANOトークショーで地域貢献について話し合った(左から)増田成幸、伊丹健治、大会ディレクターの栗村修さん Photo: Kenta SAWANO

 今大会から8日間連続開催となることについて、TOJ組織委員会の石黒克巳会長は「19回の歴史があるレースだからこそ、8ステージに増やすことができた。来年の東京ステージのゴールは大井埠頭でなく、なんとかお台場にしたいと考えている」と、20回記念大会にむけてのビッグプランも明らかにした。

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