4月1日に緊急発表エアロロード「フォイル」のDNAを継承 スコットの新アルミモデル「ボイル」登場

  • 一覧
スコットが発表した「ボイル」シリーズのアクセサリー。高性能を予感させるフォルムだ Photo: SCOTT JAPANスコットが発表した「ボイル」シリーズのアクセサリー。高性能を予感させるフォルムだ Photo: SCOTT JAPAN

 スイスのバイクブランド「SCOTT」(スコット)が、エアロロードの火付け役であるカーボンロードバイク「FOIL」(フォイル)のテクノロジーを継承し、新開発のアルミ素材を投入したニューモデルを4月1日に発表した。「BOIL」(ボイル)と命名された新シリーズは、フォイルのDNAを受け継ぎ、スコットの人気アルミロード「SPEEDSTER」(スピードスター)とは一線を画する完成度を実現。独自のパッケージングや、五感に訴えるフィーリングも特徴とする。同時に、ステンレス素材を用いたアクセサリー群も発表した。

エネルギー消費を13%節減

 これまでカーボンの特性を生かした製品を次々に世に送り出してきたスコットが、今年は“アルミ回帰”へと舵を切った。その狙いは大きく2つある。エネルギー効率の向上と、タイムの大幅な短縮だ。

スコットが誇る究極のエアロロード「FOIL TEAM ISSUE」(フォイル チームイシュー) Photo: Masami SATOUスコットが誇る究極のエアロロード「FOIL TEAM ISSUE」(フォイル チームイシュー) Photo: Masami SATOU

 2015年に発表した究極のエアロロード、フォイルは、高剛性を保ちながら軽量で、空気抵抗も軽減したオールラウンドマシンとして注目を集めた。スコットによると、ケイデンス90回転・時速45kmで走行した場合、平均で6W(ワット)の出力を軽減できる効果があるとされる。一方で、路面からの振動吸収性を大幅に高めたことも特徴だ。

 今回発表されたボイルは、異なるアプローチで可能性を追求している。

 まず、アルミロードのスピードスターで培った技術をフィードバックして開発した新アルミ素材「SCOTT SUPER LIGHT 2510 Alloy」を採用。これは、熱伝達性に優れるアルミ素材をスコットのファクトリーでさらに進化させ、薄くて軽いパッケージングに結実させたものだ。

スコット「ボイル」シリーズの個性的なデザイン Photo: SCOTT JAPANスコット「ボイル」シリーズの個性的なデザイン Photo: SCOTT JAPAN
スイスブランドの高品質をさりげなくアピール Photo: SCOTT JAPANスイスブランドの高品質をさりげなくアピール Photo: SCOTT JAPAN

 この「BOIL アルミレトルトテクノロジー」を採用した「BOIL CURRY」(ボイル カレー)は、BOIL(茹で)をスタートしてからアツアツのゴールスプリント状態に至るまでのタイムを大きく短縮する事に成功。一般的なアルミレトルトパッケージに比べ、ガス消費量を13%節減した。さらに茹で始めからアツアツまでの時間も27秒短縮し、「最速レベルに達した」(スコットジャパン)という。

スコット「ボイル カレー」 Photo: SCOTT JAPANスコット「ボイル カレー」 Photo: SCOTT JAPAN

「補給」の概念に革新

 レースで勝ち続けるためには、エネルギー補給が欠かせない。スコットはバイクメーカーでありながら、勝利を希求してついに「補給食」の領域に踏み込んだ。

「ボイル カレー」の栄養分表示に注目。炭水化物19.0g、エネルギーは172kcalとなっている(白飯・トッピングは除く) Photo: SCOTT JAPAN「ボイル カレー」の栄養分表示に注目。炭水化物19.0g、エネルギーは172kcalとなっている(白飯・トッピングは除く) Photo: SCOTT JAPAN

 ボイル カレーのスパイシーでピリリと辛い味わいは、優れたクウリキ(食う力)特性をもたらし、異次元のスピードでレーサーの胃袋にカレーを誘うという。

 さらにスコットは、ボイル カレーによる発汗作用にも着目。美味しさと満腹感、それに香辛料によって吹き出す汗がパワーアップをもたらし、より華麗(カレー)な走りを演出できる―とアピールしている。

 また、2015年4月1日に発表されたスコットジャパン渾身のニュープロダクト「七輪TEAM ISSUE」を用い、独自のカーボン(炭)技術で焼き上げたビーフをBOILアルミレトルトテクノロジーでパッケージングすることにより、他のチキンカレーや野菜カレーでは到達できない美味さを実現した。ボイル カレーの価格は500円(税込)。

スコット「七輪 TEAM ISSUE」で焼き上げたビーフをBOILアルミレトルトテクノロジーでパッケージングしている Photo: SCOTT JAPANスコット「七輪 TEAM ISSUE」で焼き上げたビーフをBOILアルミレトルトテクノロジーでパッケージングしている Photo: SCOTT JAPAN
2015年4月に突如発表され、自転車業界を騒然とさせたスコット「七輪 TEAM ISSUE」 Photo: SCOTT JAPAN2015年4月に突如発表され、自転車業界を騒然とさせたスコット「七輪 TEAM ISSUE」 Photo: SCOTT JAPAN

“機能美”が宿るアクセサリー群

 最速の茹で時間を誇り、携帯性にも優れるボイル カレーは、サイクリングライフのさまざまなシチュエーションにおいて補給食、あるいは主食として活用されることだろう。そこでスコットジャパンは、剛性と耐久性、デザイン性を兼ね備えたテーブルウエアセット「F01 エアロディッシュ&スコップスプーン」を同時発表した。

「ボイル」シリーズのアクセサリー群として製作された「F01 エアロディッシュ&スコップスプーン」。スコットのロゴマークが刻印されている Photo: SCOTT JAPAN「ボイル」シリーズのアクセサリー群として製作された「F01 エアロディッシュ&スコップスプーン」。スコットのロゴマークが刻印されている Photo: SCOTT JAPAN
スコット「F01 エアロディッシュ」に「ボイル カレー」を盛り付けた例 Photo: SCOTT JAPANスコット「F01 エアロディッシュ」に「ボイル カレー」を盛り付けた例 Photo: SCOTT JAPAN

 エアロディッシュには、レーシングツールの証としてSCOTTロゴマークをレーザー照射で刻印。またスコップ形状にデザインされたスプーンには、ライスを掘り、ガツンとほお張る男らしさを演出するために「SCOPP JAPAN」のロゴを同様に刻み込んでいる。価格は3000円(税込)。

補給食としての分量は適切か? その解を導き出した「F01 エアロディッシュ」 Photo: SCOTT JAPAN補給食としての分量は適切か? その解を導き出した「F01 エアロディッシュ」 Photo: SCOTT JAPAN
ライスを力強く掘り、ガツンとほお張るための「スコップスプーン」。カレーのお肉が大きい場合はフォークを使いたい Photo: SCOTT JAPANライスを力強く掘り、ガツンとほお張るための「スコップスプーン」。カレーのお肉が大きい場合はフォークを使いたい Photo: SCOTT JAPAN

◇         ◇

究極のエアロロード「フォイル」

スコット「フォイル チームイシュー」に乗るCyclistのインプレッションライダー、松尾修作。4月1日から産経デジタルの社員となる(これは本当) Photo: Masami SATOUスコット「フォイル チームイシュー」に乗るCyclistのインプレッションライダー、松尾修作。4月1日から産経デジタルの社員となる(これは本当) Photo: Masami SATOU

 スコットジャパンはCyclistの取材に対し、上記の内容はエイプリルフールのネタであり「大部分がウソ」だと認めたうえで、「ここからは本当の話」と前置きし、フォイルは“本物のエアロロード”であるとアピールした。

 それによると、同社は常に時代の先端を進み、新たなプロダクトを世界に先駆けて登場させているという。近年、話題となっているエアロロードというジャンルも、すでに5年前にスコットが初代フォイルとして世に送り出し、数多くの勝利を勝ち取ることで脚光を浴びた。

 昨年、フルモデルチェンジして発表された現行フォイルは、初代から定評のある加速感に快適性をプラスすることに成功。独自のカーボンファクトリーから生み出された究極のエアロロードとして君臨している。

ウソから出たまこと 「ボイル カレー」をプレゼント!

スコット「ボイル カレー」の盛り付け例 Photo: SCOTT JAPANスコット「ボイル カレー」の盛り付け例 Photo: SCOTT JAPAN

 スコットジャパンでは4月1日のエイプリルフールから30日まで1カ月間限定で、スコット販売店で2016モデルのフォイルシリーズを購入した方に、「ボイル カレー」をプレゼントする。中身もしっかりスパイシーなビーフカレーだ(※ただし、製造過程で七輪TEAM ISSUEは使用していない)。

 さらに、スコットジャパンがブース出展するサイクリング大会やレースなどのイベント会場で、「ボイル カレー」が実際に販売される。会場ごとに数量限定で1人1個まで。販売を行うイベントは検討中で、スコットジャパンのフェイスブックページで随時告知していくという。

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

スコット

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載