ティレーノ~アドリアティコ2016 第3ステージガヴィリアが上りスプリントでワールドツアー初勝利 イーウェンとの“新星”対決を制す

by 平澤尚威 / Naoi HIRASAWA
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 UCI(国際自転車競技連合)ワールドツアー「ティレーノ~アドリアティコ」の第3ステージが3月11日に開かれ、21歳の“新星”フェルナンド・ガヴィリア(コロンビア、エティックス・クイックステップ)が短い上りスプリントを制した。同じく21歳の若手スプリンター、カレブ・イーウェン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)との一騎打ちで、ワールドツアー初勝利。総合首位はズデニェック・シュティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ)がキープしている。

フェルナンド・ガヴィリア(右)がカレブ・イーウェンとのゴールスプリントを制した Photo : Yuzuru SUNADAフェルナンド・ガヴィリア(右)がカレブ・イーウェンとのゴールスプリントを制した Photo : Yuzuru SUNADA

 コースはカステルヌオーヴォ・ヴァル・ディ・チェーチナからモンタルト・ディ・カストロまでの176km。1つの山岳を含め起伏はあるが、全体的にスプリンター向けのステージだ。残り500mからは上り基調で、最大勾配は7%に達する部分もあり、スプリンターたちの上りでのスピードが試されるステージとなった。

集団をコントロールするエティックス・クイックステップのトレイン Photo : Yuzuru SUNADA集団をコントロールするエティックス・クイックステップのトレイン Photo : Yuzuru SUNADA

 メーン集団をコントロールしたのは、総合首位のシュティバルとステージ優勝を狙うガヴィリアがいるエティックス・クイックステップ。そして、イーウェンのオリカ・グリーンエッジもアシストを集団前方に送り込み、ゴールスプリントに備えた。

 逃げていた選手を残り1.5kmで吸収したメーン集団では、最後の上りに向けてマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ディメンションデータ)が集団を牽引する姿も見られた。現世界チャンピオンのペテル・サガン(スロバキア)擁するティンコフもトレインを組んで上りに入る。

 ティンコフのアシストが懸命に先頭を引く間に、ガヴィリアが一気に加速して先頭に躍り出た。その付き位置にいたイーウェンが、残り100mから抜きにかかり一騎打ちに。しかしガヴィリアのスピードは落ちず、手を広げ勝利を喜びながらゴールに飛び込んだ。

大きく手を広げながらゴールするフェルナンド・ガヴィリア Photo : Yuzuru SUNADA大きく手を広げながらゴールするフェルナンド・ガヴィリア Photo : Yuzuru SUNADA
ポイント賞ジャージはペテル・サガンが獲得した Photo : Yuzuru SUNADAポイント賞ジャージはペテル・サガンが獲得した Photo : Yuzuru SUNADA

 昨年8月に研修生としてエティックス・クイックステップに入り、プロ1年目ながらすでに勝利を積み重ねているガヴィリア。3月2~6日にイギリス・ロンドンで開催されたトラック世界選手権ではオムニアムで金メダルを獲得しており、ロードレースでの活躍もますます期待される。

第3ステージ結果
1 フェルナンド・ガヴィリア(コロンビア、エティックス・クイックステップ) 4時間17分28秒
2 カレブ・イーウェン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) +0秒
3 エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、チーム スカイ) +0秒
4 ペテル・サガン(スロバキア、ティンコフ) +0秒
5 リー・ハワード(オーストラリア、イアム サイクリング) +0秒
6 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア、トレック・セガフレード) +0秒
7 ジーコ・ワイテンス(ベルギー、チーム ジャイアント・アルペシン) +0秒
8 サーシャ・モドロ(イタリア、ランプレ・メリダ) +0秒
9 モレノ・ホフラント(オランダ、チーム ロットNL・ユンボ) +0秒
10 ニキアス・アルント(ドイツ、チーム ジャイアント・アルペシン) +0秒

個人総合
1 ズデニェック・シュティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ) 9時間51分18秒
2 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシングチーム) +9秒
3 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシングチーム) +9秒
4 ティージェイ・ヴァンガードレン(アメリカ、BMCレーシングチーム) +9秒
5 フレッヒ・ヴァンアーヴルマート(ベルギー、BMCレーシングチーム) +9秒
6 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、エティックス・クイックステップ) +11秒
7 ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、エティックス・クイックステップ) +11秒
8 ペテル・サガン(スロバキア、ティンコフ) +14秒
9 ティボ・ピノー(フランス、エフデジ) +18秒
10 セバスチャン・ライヘンバッハ(スイス、エフデジ) +18秒

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