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旅サイクリスト昼間岳の地球写真館<20>アフリカ大陸のゴール「喜望峰」 夢のような海岸線の果てに広がる大海原

by 昼間岳 / Gaku HIRUMA
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アフリカ大陸のゴールである喜望峰 Photo: Gaku HIRUMAアフリカ大陸のゴールである喜望峰 Photo: Gaku HIRUMA

【2013年10月下旬から11月下旬】南アフリカ ケープタウン

ワインの産地は本当に心地の良い気候に包まれる Photo: Gaku HIRUMAワインの産地は本当に心地の良い気候に包まれる Photo: Gaku HIRUMA

 南アフリカがこんなにも美しい国だとは思わなかった。

 アフリカ大陸はサバンナか砂漠が主だったが、ここでは草木が茂り、稜線美しい山々がそびえ立っている。谷あいの葡萄畑には、たっぷりと陽が降り注ぎ、ワインの産地らしい非常に爽やかな風が心地良く吹き抜ける。

 自然と調和する町にはいくつものワイナリーと居心地の良いホステルがあり、しばしの足止めを余儀なくされる。

 「whale coast」(ホエールコースト)という素敵な名がつけられた美しい海岸線に出た。ここでは運が良ければクジラに出会える。さらにペンギンもいるという、まさに夢のような海岸線だった。

ホエールコーストと呼ばれる夢のような海岸線 Photo: Gaku HIRUMAホエールコーストと呼ばれる夢のような海岸線 Photo: Gaku HIRUMA
愛くるしいマゼランペンギン Photo: Gaku HIRUMA愛くるしいマゼランペンギン Photo: Gaku HIRUMA

 走る前は、危険で怖いイメージだったアフリカ。一刻も早く走り切りたいと思っていた。走ってみると自然と動物を肌で感じ、人々の笑顔に触れた。アフリカ大陸のゴールである喜望峰を目の前にすると、どこまでも遠回りして、アフリカを走っていたいという気持ちになる。

 果てしなく続くと思っていた道が終わり、目の前に大海原が広がった。アフリカを走り終えたのだ。喜望峰では充実感に包まれて、喜びに満ち溢れ、そこに来ている多くの人に祝福された。

 英語名のCAPE OF GOOD HOPEを、「希望」ではなく、「喜望」と名付けた意味がよく解った。確かにここは、喜びの望みに溢れた岬だった。

昼間岳昼間岳(ひるま・がく)

小学生の時に自転車で旅する青年を見て、自転車で世界一周するという夢を抱いた。大学時代は国内外を旅し、卒業後は自転車店に勤務。2009年に念願だった自転車世界一周へ出発した。5年8カ月をかけてたくさんの出会いや感動、経験を自転車に載せながら、世界60カ国を走破。2015年4月に帰国した。ブログ「Take it easy!!

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