ティレーノ~アドリアティコ2016 第1ステージBMCレーシングチームが最速タイム オスが自身初のワールドツアー総合ジャージを獲得

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 UCI(国際自転車競技連合)ワールドツアーのステージレース「ティレーノ~アドリアティコ」が3月9日、イタリアで7日間の日程で開幕。初日は第1ステージのチームタイムトライアル(チームTT)が22.7kmの距離で行われ、BMCレーシングチームが23分55秒(平均時速56.947km/h)で優勝した。先頭でゴールしたダニエル・オス(イタリア)が個人総合首位となり、ブルーの総合リーダージャージに最初に袖を通した。

世界チャンピオンチームの実力を発揮して優勝したBMCレーシングチーム Photo: Yuzuru SUNADA世界チャンピオンチームの実力を発揮して優勝したBMCレーシングチーム Photo: Yuzuru SUNADA
表彰台に立ったBMCレーシングチームの8人 Photo: Yuzuru SUNADA表彰台に立ったBMCレーシングチームの8人 Photo: Yuzuru SUNADA

 初日のレースは、リド・ディ・カマイオーレを発着点に、海沿いの道路を約10km、ほぼ直線で往復するルート。全23チームが8人で5分ごとにスタートし、各チームの5番目にゴールした選手がチームのタイムとなる。上位チームは平均速度55km/hを超えるハイスピードでの争いとなった。

 現世界チャンピオンのペテル・サガン(スロバキア)を擁するティンコフが序盤、24分06秒の好タイムを記録した。これをティボ・ピノー(エフデジ)のエフデジが2秒更新。その後、トニー・マルティン(ドイツ)が牽引するエティックス・クイックステップが、24分を切る23分57秒でゴールして暫定トップに立った。

 これをさらに2秒縮めたのが、世界選手権チームTTを2連覇中のBMCレーシングチームだ。続く4チームのタイムがいずれも伸び悩み、最終スタートのヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)擁するアスタナも24分10秒で6位のタイムに終わった瞬間、BMCのステージ優勝が決まった。エティックス・クイックステップが2位、エフデジが3位。エースのリゴベルト・ウラン(コロンビア)が途中落車したキャノンデール プロサイクリングチームが、25分58秒と最下位のタイムに終わっている。

総合首位のブルージャージに袖を通したダニエル・オス(イタリア、BMCレーシングチーム) Photo: Yuzuru SUNADA総合首位のブルージャージに袖を通したダニエル・オス(イタリア、BMCレーシングチーム) Photo: Yuzuru SUNADA

 BMCチームの先頭でゴールしたオスが、ワールドツアーで自身初となるリーダージャージに袖を通した。「誰が先頭でゴールするか決めずに、レースでの勝利に集中していた」と、思わぬリーダージャージ獲得だったことを明かしたオス。「昨年はこのジャージをアドリアーノ・マローリ(イタリア、モビスター チーム)が着ていた。このジャージの一部を彼に捧げるよ」と、シーズン序盤にアルゼンチンのレースでけがをして欠場している昨年大会プロローグの覇者を気遣うコメントを残した。

 オスはまた、「(チームにとって)一番の目標はティージェイ・ヴァンガードレンの総合成績。また、明日からの2ステージは、フレッヒ・ヴァンアーヴルマートでゴールを狙う」と今後のレースの展望を語った。

第1ステージ結果
1 BMCレーシングチーム 23分55秒
2 エティックス・クイックステップ 23分57秒
3 エフデジ 24分04秒
4 ティンコフ 24分06秒
5 イアム サイクリング 24分07秒
6 アスタナ プロチーム 24分10秒
7 トレック・セガフレード 24分12秒
8 チーム スカイ 24分16秒
9 オリカ・グリーンエッジ 24分20秒
10 モビスター チーム 24分24秒

個人総合
1 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシングチーム) 23分55秒
2 ティージェイ・ヴァンガードレン(アメリカ、BMCレーシングチーム) +0秒
3 フレッヒ・ヴァンアーヴルマート(ベルギー、BMCレーシングチーム)
4 テイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシングチーム)
5 マヌエル・クインツィアート(イタリア、BMCレーシングチーム)
6 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシングチーム)

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