観光客を“城”から“街”へ誘導姫路市がレンタサイクル「姫ちゃり」を本格運用へ 来年度予算案に6100万円計上

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市役所前に設けられた「姫ちゃり」のサイクルステーション。タッチパネル式の自動貸出機は英語、中国語、韓国語にも対応=2015年10月(喜瀬雅則撮影)市役所前に設けられた「姫ちゃり」のサイクルステーション。タッチパネル式の自動貸出機は英語、中国語、韓国語にも対応=2015年10月(喜瀬雅則撮影)

 兵庫県姫路市が2月19日に発表した平成28年度当初予算案に、観光振興のためのレンタサイクルサービス「みんなの自転車『姫ちゃり』」を試行から本格運用に移行させる費用6100万円が盛り込まれた。

 姫路市では昨年、世界遺産・姫路城がリニューアルオープンし、入場者数が今年度末までに約270万人を見込まれるなど、空前のにぎわいをみせた。このチャンスをとらえ、観光客の関心を城だけでなく街そのものにも引きつけようと、市は来年度から、中心市街地での観光客取り込みを加速させる。

 姫ちゃりは観光客の回遊性を高めようというサービスで、昨年、一昨年の試験実施で利用実績が堅調だったことを受けて継続を決定。レンタサイクルを乗り降りする「サイクルステーション」を10カ所から16カ所に増設するなどして、来年度中に本格運用される。

 市では「姫ちゃり」を活用してもらうことで姫路城以外の観光スポットにも人の流れをつくる青写真を描いており、同市交通計画室は「姫路城の魅力を活用し、城以外の観光資源を育てていく工夫を今後も重ねていきたい」としている。

 予算案ではこのほか、姫路城とJR姫路駅を結ぶ大手前通り(全長約800m)再整備事業の関連費用に1億3千万円を計上した。約670mの区間を、緑や花で観光客を迎える「おもてなし」▽オープンカフェを設置し、にぎわいを生みだす「商業賑わい・活用」▽路面の敷石をグレーにするなど城の雰囲気と調和した「城前庭」―の3ゾーンに区分。駅から城までの徒歩約15分間の道のりを楽しめる工夫をこらす。

 姫路市の28年度当初予算案は、一般会計が前年度当初比0.5%増の2181億円で過去2番目の規模、特別・企業の各会計を合わせた総額は同1.9%増の3973億円で過去最大となった。

産経新聞・播州版より)

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