「爆笑!茶利坊主団」団長がレポートコンセプトは「SAMURAI」スピリット チームUKYOが2016年体制発表会を開催

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 元F1レーサーの片山右京氏率いる日本籍のUCIコンチネンタルチーム「チームUKYO」が2月14日、千葉市のイオンモール幕張新都心で、2016年のチームプレゼンテーションを開催した。その模様を、毎年チームを応援している「爆笑!茶利坊主団」の団長、茶利坊主こと金子正夫さんが、ファン目線で熱くレポートします。

チームUKYOの2016年の日本人メンバー。(左から)今井勇太、住吉宏太、畑中勇介、平井栄一、中井路雅、中井唯晶 Photo: Team UKYOチームUKYOの2016年の日本人メンバー。(左から)今井勇太、住吉宏太、畑中勇介、平井栄一、中井路雅、中井唯晶 Photo: Team UKYO

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畑中勇介をキャプテンに「夢」を目指す

新体制への意気込みを語る片山右京監督 Photo: Masao KANEKO新体制への意気込みを語る片山右京監督 Photo: Masao KANEKO

 詰め掛けたたくさんのファンの熱い眼差しが注がれる中、大音量と迫力ある映像でプレゼンテーションが始まった。その中で片山右京監督は、ヨーロッパの騎士道精神で戦う自転車レースに立ち向かうには、日本古来の武士道精神「SAMURAI(侍)」スピリットで、チームとしてだけでなく一個人の「情熱と人間力」が必要なのだと力強く語った。私はその言葉にとても強い感銘を受けた。

今年のチーム・コンセプトは武士道の「侍」スピリット Photo: Masao KANEKO今年のチーム・コンセプトは武士道の「侍」スピリット Photo: Masao KANEKO

 これまでチーム設立4年で2度のJプロツアーチーム総合チャンピオンを獲得、個人でも2度のチャンピオンの座を獲得してきた。その司令塔として活躍した土井雪広、そして2015年全日本選手権チャンピオンの座を射止めた窪木一茂が今年はいない。ファンとしては実に気になるところだ。

 しかし、昨年のJプロツアー個人チャンピオン、畑中勇介選手がいることを決して忘れてはならない。ベテランの彼をキャプテンとし、力のある若手を新たに獲得することで、日本人チームの「夢」であるツールド・フランスへの道を一歩ずつ着実に目指していくという。

写真部の高校生・今井勇太がサプライズ加入

今季キャプテンの重責を担う畑中勇介。「出るレースは全て勝つ」と意気込む。ロードバイクはガノーを使用 Photo: Masao KANEKO今季キャプテンの重責を担う畑中勇介。「出るレースは全て勝つ」と意気込む。ロードバイクはガノーを使用 Photo: Masao KANEKO

 日本人選手は畑中勇介(30)、平井栄一(25)、住吉宏太(24)を核とし、新たに中井路雅(21)、中井唯晶(19)、今井勇太(18)の3選手が加入した。中井路雅は昨年のU23日本チャンピオン。そして、当初公式発表のメンバーリストに入っていなかった今井勇太の公表には一瞬、度肝を抜かれた。

 その後の取材で分かったことだが、今井は静岡県三島市の国道1号線沿い、箱根近くの山中城中腹から、沼津市内まで毎日ママチャリで通学。自転車に本格的に乗ったのは高1からで、地元のアマチュアチームに入って大人たちと練習してホビーレースに出場してきた普通の高校生だ。しかも自転車部ではなく写真部所属だという。

 ところがJCRC(ロードレースのシリーズ戦)の初出場者のクラスに出てブッチギリで優勝し、その後、最上位のSクラスでもいきなり優勝。大磯クリテリウム(同)では4連勝し、今ではチャンピオンジャージを着て走っている。なんだか「弱虫ペダル」を地でいくような凄い才能である。

 そんな若い彼らを見出し、チャレンジの場を提供する片山右京監督の懐の深さを改めて実感した。

片山右京監督(中央左)、今中大介スーパーバイザー(中央右)と写真に納まる選手たち Photo: Team UKYO片山右京監督(中央左)、今中大介スーパーバイザー(中央右)と写真に納まる選手たち Photo: Team UKYO

スペイン人3選手も新加入

 外国人選手は、サルヴァドール・グアルディオラ(27、スペイン)とオスカル・プジョル(32、スペイン)は昨年に続き所属。新たにロドリコ・アラゲ(24、スペイン)、ベンジャミン・プラデス(32、スペイン)、ジョン・アベラストゥリ(26、スペイン)の3選手が加入した。総勢11人で戦っていく。

新加入のロドリコ・アラゲ(スペイン) Photo: Masao KANEKO新加入のロドリコ・アラゲ(スペイン) Photo: Masao KANEKO
新加入のベンジャミン・プラデス Photo: Masao KANEKO新加入のベンジャミン・プラデス Photo: Masao KANEKO
新加入のjジョン・アベラストゥリ Photo: Masao KANEKO新加入のjジョン・アベラストゥリ Photo: Masao KANEKO
昨年から継続して所属するサルヴァドール・グアルディオラ Photo: Masao KANEKO昨年から継続して所属するサルヴァドール・グアルディオラ Photo: Masao KANEKO
昨年から継続して所属するオスカル・プジョル Photo: Masao KANEKO昨年から継続して所属するオスカル・プジョル Photo: Masao KANEKO
会場はイオンモール幕張新都心。多くのファンと報道陣で埋め尽くされた Photo: Masao KANEKO会場はイオンモール幕張新都心。多くのファンと報道陣で埋め尽くされた Photo: Masao KANEKO
チームUKYO選手とグッド・チャリズム宣言プロジェクトメンバーとその仲間たち Photo: Masao KANEKOチームUKYO選手とグッド・チャリズム宣言プロジェクトメンバーとその仲間たち Photo: Masao KANEKO

 新体制発表会では、片山右京監督がリーダーを務める「グッド・チャリズム宣言プロジェクト」から代表理事の韓祐志氏が交通ルール・マナーのプレゼンテーションを行った。荒川での活動は6年弱で、延べ1385名が参加しマナーチラシを3593枚も配布したと報告。今年はチームUKYOの選手も絡めた啓蒙活動を展開していきたいと抱負を述べた。

 チームUKYOの下部組織「チームUKYO Reve(レブ)」も選手を増強。オダエリこと小田恵利花は今年、Jフェミニンで勝利を狙う。ますますReveファンも増えそうな予感。

下部組織「チームUKYO Reve」も紹介された Photo: Masao KANEKO下部組織「チームUKYO Reve」も紹介された Photo: Masao KANEKO
FIA-F4で活躍する河野駿佑選手とサーフィン・アジアチャンピオンの北沢麗奈選手 Photo: Masao KANEKOFIA-F4で活躍する河野駿佑選手とサーフィン・アジアチャンピオンの北沢麗奈選手 Photo: Masao KANEKO
レーシングミク2015応援Ver.サイクルジャージを発売予告 Photo: Masao KANEKOレーシングミク2015応援Ver.サイクルジャージを発売予告 Photo: Masao KANEKO

 自動車のFIA-F4で活躍する河野駿佑選手とサーフィン・アジアチャンピオンの北沢麗奈選手に対するサポートも発表。グッドスマイルレーシング&チームUKYOのニューマシン、メルセデスベンツAMG GT3の発表と続き、サイン会と握手会が行われ新体制発表会は幕を閉じた。

AMG GT3とグッドスマイルレーシング&チームUKYO Photo: Team UKYOAMG GT3とグッドスマイルレーシング&チームUKYO Photo: Team UKYO

 盛り沢山のイベントを終えて、期待と夢で胸は高鳴り、今年もチームUKYOから目が離せない。

各分野で「夢」を目指す、チームUKYO新体制メンバー全員が壇上に揃った Photo: Team UKYO各分野で「夢」を目指す、チームUKYO新体制メンバー全員が壇上に揃った Photo: Team UKYO

レポート:「爆笑!茶利坊主団」団長 茶利坊主(金子正夫)

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