UCIポイント獲得を狙い2月から海外参戦全日本選手権とリオ五輪を見据えて活動 ブリヂストンアンカーがチームプレゼンテーション

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 ブリヂストンアンカーサイクリングチームが2月15日、埼玉県上尾市のブリヂストンサイクル本社で2016年体制のチームプレゼンテーションを開催し、ロードチームの9人とマウンテンバイク(MTB)チームの2人を合わせ全11選手やスタッフらが今シーズンへの意気込みを語った。ロードレース男子エリートでリオデジャネイロ五輪出場を見据えるエースの内間康平は、「選ばれてもしっかり走れるよう、コースに合わせた脚を作っていきたい」と具体的に述べた。

チームプレゼンテーションに登場したブリヂストンアンカーサイクリングチームの選手たち。(前列左から)初山翔、内間康平、井上和郎 Photo: Naoi Hirasawaチームプレゼンテーションに登場したブリヂストンアンカーサイクリングチームの選手たち。(前列左から)初山翔、内間康平、井上和郎 Photo: Naoi Hirasawa

ロードチームの目標はTOJと全日本

アンカー「RS9」を携えた内間康平 Photo: Naoi Hirasawaアンカー「RS9」を携えた内間康平 Photo: Naoi Hirasawa

 年初の発表の通り、全体の体制はスタッフも含め昨季とほとんど変わらず、ロードチームは引退した寺崎武郎に代わって、那須ブラーゼンより鈴木龍(23)が加入したのが唯一のメンバー変更。ロードバイクはアンカーの最新モデル、RS9を使用する。

 日本人選手のエースとして期待されるのが、アンカー所属3年目となる内間康平(27)。昨年はツアー・オブ・タイランドでステージ優勝して最終日まで総合優勝を争い、2015年のUCIポイントランキングで日本人選手の最上位につける活躍をみせた。

 内間は今年の目標について、昨年同様UCIレースでの優勝、特にヨーロッパツアーでの優勝を挙げた。リオ五輪代表選考については、「選考基準で有利な位置にいることは意識して考えている」と話し、「昨年出たプレ大会の印象では、とにかく厳しいコース。課題である登坂力を今の時期からしっかりとトレーニングして力をつけて、選ばれてもいいような状態に持っていきたい」と語った。

新加入の鈴木龍(23) Photo: Naoi Hirasawa新加入の鈴木龍(23) Photo: Naoi Hirasawa
チームの目標などを語った水谷壮宏監督 Photo: Naoi Hirasawaチームの目標などを語った水谷壮宏監督 Photo: Naoi Hirasawa

 チームにはこれまでスプリンターが不在だったが、新加入の鈴木龍がスプリントで勝利を狙う。「まずはチームに溶け込んで、自分のできる仕事をして、監督やチームにアピールしていきたい」と意気込みを語った。

 チームを率いて4年目となる水谷壮宏監督は、今季のチーム目標について「第1目標はツアー・オブ・ジャパン(TOJ)。そして全日本選手権も、毎年必ず勝たなくてはいけないレース。今週からのアジアツアー、ヨーロッパ遠征は、すべてはTOJ、全日本のためのもの」と、前半戦の締めくくりとなる5月、6月の2大レースを挙げた。

初山翔(27)。「今年も和気あいあいと楽しみながら、勝って良いシーズンを送りたい」 Photo: Naoi Hirasawa初山翔(27)。「今年も和気あいあいと楽しみながら、勝って良いシーズンを送りたい」 Photo: Naoi Hirasawa
チーム最年長の井上和郎(35)。「どんなレースでも勝負所にいて、勝負の要となる動きをしたい」 Photo: Naoi Hirasawaチーム最年長の井上和郎(35)。「どんなレースでも勝負所にいて、勝負の要となる動きをしたい」 Photo: Naoi Hirasawa

 チームはプレゼンテーションの翌日に日本を出発し、昨年トマ・ルバが総合優勝したツール・ド・フィリピン(2月18~21日、UCIアジアツアー2.2)でシーズンイン。その後は渡欧してクロアチア、フランスのノルマンディー、ブルターニュなどのレースに参戦する。アジアツアーではツアー・オブ・タイランド(4月1~6日、UCIアジアツアー2.2)にも出場。5月に帰国し、日本での初戦は「ツアー・オブ・ジャパン」(5月29~6月5日、UCIアジアツアー2.1)となる予定だ。

ステージレースでエースを担うトマ・ルバ(29、フランス) Photo: Naoi Hirasawaステージレースでエースを担うトマ・ルバ(29、フランス) Photo: Naoi Hirasawa
ジロ・デ・イタリアでステージ優勝の経験があるダミアン・モニエ(32、フランス) Photo: Naoi Hirasawaジロ・デ・イタリアでステージ優勝の経験があるダミアン・モニエ(32、フランス) Photo: Naoi Hirasawa
現役復帰2年目となる西薗良太(28)。「去年は勝てなかったので、今年は勝つことが第1目標」 Photo: Naoi Hirasawa現役復帰2年目となる西薗良太(28)。「去年は勝てなかったので、今年は勝つことが第1目標」 Photo: Naoi Hirasawa
トラックレースで活躍する一丸尚伍(23)は、団体追抜の日本記録保持者。4月のトラック全日本タイトルを狙う Photo: Naoi Hirasawaトラックレースで活躍する一丸尚伍(23)は、団体追抜の日本記録保持者。4月のトラック全日本タイトルを狙う Photo: Naoi Hirasawa
U23時代に全日本個人TTで優勝経験のある椿大志(24)。「今年こそ優勝をしたい」 Photo: Naoi HirasawaU23時代に全日本個人TTで優勝経験のある椿大志(24)。「今年こそ優勝をしたい」 Photo: Naoi Hirasawa

MTBもリオ五輪代表入り目指す

平野星矢 Photo: Naoi Hirasawa平野星矢 Photo: Naoi Hirasawa

 MTBチームは斉藤亮が引退したほかは体制は変わらず、選手はエースの平野星矢(28)とアンダー23(23歳未満)カテゴリーの沢田時(21)の2人が所属する。チーム最大の目標として、アジア選手権、そして全日本選手権での優勝を掲げる。

 平野は昨年、国内シリーズ戦の「クップ・ドュ・ジャポン」で年間チャンピオンを獲得し、日本のエースに成長しつつある勢いのある存在。5月にタイで開かれるアジア選手権と、7月の全日本選手権での優勝が目標だ。

 沢田はU23のMTBクロスカントリー(XCO)と、シクロクロスの現役2冠王。全日本XCOではジュニア時代の2010年から5連覇中で、U23最終年となる今年も「ぜひ優勝したい」と意気込む。将来を見据え「海外遠征でも良い成績を残したい」と話した。

 マウンテンバイクチームも2月中に渡欧し、4月までキプロス、トルコなどのUCIレースを転戦。アジア選手権も含めて5月までにUCIポイントを獲得して、五輪出場枠の増大と平野の五輪代表入りも目指す。

沢田時 Photo: Naoi Hirasawa沢田時 Photo: Naoi Hirasawa
マウンテンバイクチームの小林輝紀監督兼メカニック Photo: Naoi Hirasawaマウンテンバイクチームの小林輝紀監督兼メカニック Photo: Naoi Hirasawa
「ブリヂストンアンカーサイクリングチーム」のロードチームとマウンテンバイクチームの所属選手・スタッフ Photo: Naoi Hirasawa「ブリヂストンアンカーサイクリングチーム」のロードチームとマウンテンバイクチームの所属選手・スタッフ Photo: Naoi Hirasawa

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