ボルタ・ア・バレンシアナ 第3ステージ集団スプリントでフルーネウェーヘンがV キナンはクロフォードが総合63位

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 スペインで開催されている5日間のステージレース「ボルタ・ア・バレンシアナ」(UCIヨーロッパツアー2.1)は2月5日、第3ステージとなる今大会最長173.5㎞のロードレースが行われ、ディラン・フルーネウェーヘン(チーム ロットNL・ユンボ)が優勝した。日本から参戦しているキナンサイクリングチームは、選手6人が全員完走。第4ステージにコマを進めた。

メーン集団でゴールし総合63位のジェイ・クロフォード ©Satoru Katoメーン集団でゴールし総合63位のジェイ・クロフォード ©Satoru Kato

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第3ステージのスタートを待つ伊丹健治 ©Satoru Kato第3ステージのスタートを待つ伊丹健治 ©Satoru Kato
スタートを待つジャイ・クロフォードとウェズリー・サルツバーガー ©Satoru Katoスタートを待つジャイ・クロフォードとウェズリー・サルツバーガー ©Satoru Kato
うつむき加減でスタートを待つ野中竜馬 ©Satoru Katoうつむき加減でスタートを待つ野中竜馬 ©Satoru Kato

 この日のコースは、スタート直後に493mの3級山岳があるものの、それを過ぎるとゴールのアルジラまではアップダウンはほぼ無い平坦基調のコース。

 港町サグントの街中をパレードし、リアルスタートが切られるとアタック合戦が始まった。この動きにキナンサイクリングチームの阿曽圭佑が加わった。一度は逃げに乗ったがつき切れず、メーン集団に戻る。結局この7人の逃げが終盤まで続いた。

レース終盤 メイン集団内で走るマルコス・ガルシアと中西圭三、野中竜馬 ©Satoru Katoレース終盤 メイン集団内で走るマルコス・ガルシアと中西圭三、野中竜馬 ©Satoru Kato
残り1㎞を前に、メイン集団内で奮闘する野中竜馬 ©Satoru Kato 残り1㎞を前に、メイン集団内で奮闘する野中竜馬 ©Satoru Kato<br />
残り1㎞でメイン集団内をキープするジャイ・クロフォード ©Satoru Kato残り1㎞でメイン集団内をキープするジャイ・クロフォード ©Satoru Kato

 メーン集団は前日同様にチーム スカイがコントロール。レース終盤、ゴールのアルジラ市内に入ると、逃げる7人をメーン集団が吸収。大集団のスプリント勝負に持ち込まれ、フルーネウェーヘンが優勝した。総合ではヴァウテル・プールス(オランダ、チーム スカイ)が首位を守った。

 キナンサイクリングチームは、メイン集団内でジャイ・クロフォードとウェズリー・サルツバーガー(ともにオーストリア)がゴール。野中竜馬、中西重智、阿曽、マルコス・ガルシア(スペイン)、伊丹健治らは集団からやや遅れてゴール。前日に続き全員完走し、第4ステージつなげている。

メイン集団でゴールしたウェズリー・サルツバーガー ©Satoru Katoメイン集団でゴールしたウェズリー・サルツバーガー ©Satoru Kato
グルペットでゴールする中西重智 ©Satoru Katoグルペットでゴールする中西重智 ©Satoru Kato

 第4ステージは、初日から重要視されているステージ。3級山岳ひとつと、2級山岳二つを越え、最後に1000m超の1級山岳を越えてゴールする。

 第3ステージを終えたキナンの選手たちは、次のようにコメントした。

■ジャイ・クロフォード 阿曽が逃げに乗ろうとチャレンジした。難しい事だけど、諦めずにもっとチャレンジしてほしい。 
■マルコス・ガルシア 明日のためにセーブしていた自分が、今日の結果にあれこれ言うのは避けたい。でも阿曽や野中がそれぞれにチャレンジしてくれたのはとても良い事だったと思う。明日は自分が逃げに乗って行けるようにしたい。
■阿曽圭佑 今日は調子は良かったし、逃げの動きに乗っていけたところまでは良かった。でも、逃げに乗り切れなかった事は今後の課題だと感じている。
■ウェズリー・サルツバーガー 阿曽と野中が良いチャレンジをしてくれた。それをサポート出来て良かったと思う。
■野中竜馬 最後のスプリントに加われるように、ラスト40㎞からジャイさんととウェズさんにサポートしてもらった。残り20㎞あたりから1人で前に上がったけれど、最後までもたなかった。でも位置取りの仕方とか良い経験になった。
■中西重智 昨日、集団の前にあがって揉まれて来いと言われたので集団の前方にいるようにした。でも自分の力が足りなくて、登りに入ると後ろに下がってしまった。色々学んだ一日だった。
■伊丹健治 昨日よりは体調が良かった。明日は厳しいステージなので、最初から全開で行きたい。
(レポート 加藤智)

第3ステージ結果
1 ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、チーム ロットNLユンボ) 4時分4分2秒
2 ナセル・ブアニ (フランス、チーム コフィディス) +0秒
3 アレクサンドル・ポルセフ(ロシア、カチューシャ)
4 トム・ボーネン(ベルギー、エティックス・クイックステップ)
5 レイモント・クレイデル(オランダ、ルームポット・オランジェペロトン)
6 ヨナス・ヴァンフネヒテン(ベルギー、イアム サイクリング)
114 ウェズリー・サルツバーガー(オーストラリア、キナンサイクリングチーム) 
118 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、キナンサイクリングチーム)
140 野中竜馬(キナンサイクリングチーム) +31秒
171 中西重智(キナンサイクリングチーム) +2分25秒
181 阿曽圭佑 +4分54秒
184 マルコス・ガルシア(スペイン、キナンサイクリングチーム) +5分8秒
186 伊丹健治(キナンサイクリングチーム) +5分12秒

個人総合成績
1 ヴァウテル・プールス(オランダ、チーム スカイ) 8時間36分54秒
2 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ プロチーム) +15秒
3 ディエゴ・ローザ(イタリア、アスタナ プロチーム) +22秒
4 ヘスス・エラダ(スペイン、モビスター チーム) +26秒
5 ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、エティックス・クイックステップ) +27秒
6 ハビエル・モレノ(スペイン、モビスター チーム) +32秒
63 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、キナンサイクリングチーム) +3分25秒
98 マルコス・ガルシア(スペイン、キナンサイクリングチーム) +7分58秒
155 ウェズリー・ザルツバーガー(オーストラリア、キナンサイクリングチーム) +15分14秒
158 阿曽圭佑(キナンサイクリングチーム) +15分24秒
165 野中竜馬(キナンサイクリングチーム) +16分2秒
175 中西重智(キナンサイクリングチーム) +18分49秒
188 伊丹健治(キナンサイクリングチーム) +25分40秒

→【第4ステージ】難関山岳ステージでプールスが今大会2勝目

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