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まさみんのゆるゆる自転車女子旅<9>自転車を載せられる市バスに挑戦! レンタサイクルで走る米サンタモニカ

by 龍野雅美 / Masami TATSUNO
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米サンタモニカの市バス“ビッグブルーバス”の自転車積載にもチャレンジしてきました! Photo: Masami TATSUNO米サンタモニカの市バス“ビッグブルーバス”の自転車積載にもチャレンジしてきました! Photo: Masami TATSUNO

 年末年始を利用してパナマへ行った帰り、同行していた友人と別れ一人ロサンゼルスに立ち寄ることにしました。「やっぱりここでも自転車に乗らなくちゃ」と思って選んだのが、海岸沿いにサイクリングロードがあるサンタモニカ。走る前に、ちょうどタイミングよく掲載された青木陽子さんの連載「“自転車革命都市”ロンドン便り」の「海外都市を走るハウツー」をチェックして、レンタサイクルで走ってきました。バス前方に自転車を取り付けて運べる“ビッグブルーバス”にもチャレンジしてきましたよ!

知らない街ではまずサイクリングロードへ

 知らない街に来たとき、まずどこを走ればいいのか迷うもの。海外となればなおさらです。私はこちらに住む友人の勧めもあって、まずはサイクリングロードへ向かいました。歩行者が通るゾーンとはしっかり区切られていて、自転車も逆方向に走らないように進行方向がきちんと表示されていました。

朝10時過ぎ、桟橋はすでに沢山の人が。1日(10時~17時)で18ドルの8段ギアの自転車をレンタル。今回走ったルートは、ほぼ坂がないのでラクラクでした Photo: Masami TATSUNO朝10時過ぎ、桟橋はすでに沢山の人が。1日(10時~17時)で18ドルの8段ギアの自転車をレンタル。今回走ったルートは、ほぼ坂がないのでラクラクでした Photo: Masami TATSUNO
サンタモニカピアにあるレンタサイクル店「Blazing Saddles」を利用しました。泊まっていたホステルと提携していたのです Photo: Masami TATSUNOサンタモニカピアにあるレンタサイクル店「Blazing Saddles」を利用しました。泊まっていたホステルと提携していたのです Photo: Masami TATSUNO
途中見かけたレンタサイクル店にはビーチクルーザーもたくさん並んでいました Photo: Masami TATSUNO途中見かけたレンタサイクル店にはビーチクルーザーもたくさん並んでいました Photo: Masami TATSUNO
サイクリングロードに溜まった砂は、ショベルカーがきれいにしてくれます Photo: Masami TATSUNOサイクリングロードに溜まった砂は、ショベルカーがきれいにしてくれます Photo: Masami TATSUNO

 すぐ横が砂浜ということもあってか、クロスバイクやビーチクルーザーに乗る人が多く、ヘルメットを着用している人は半分くらいでした。サイクリングロードに溜まった砂は、ショベルカーがきれいにしてくれていましたよ。

 みんなサイクリングしながらピクニックやヨガ、読書などをしてのんびり過ごしているようでした。面白かったのが「マッスルビーチ」。その名の通り筋肉を鍛える設備がたくさん並んでいて、たくさんの人たちがトレーニングをしているんです。その様子は思わず自転車を止めてしまうほど、見ているだけでもおもしろい。

 30分ほど走って自転車にも慣れたところで、メーンストリートへ。一般道でも自転車が走る場所がしっかり表示されているので、迷うことなく走れました。海岸沿いに続くメーンロードは、立ち寄りたくなるお店がたくさん並んでいて、寄り道しながら進むのも楽しそう♪

天気もよくてテンションがあがってきて、ちょっと大胆になったまさみんは知らない人に「写真撮って!」とお願いもしちゃいました Photo: Masami TATSUNO天気もよくてテンションがあがってきて、ちょっと大胆になったまさみんは知らない人に「写真撮って!」とお願いもしちゃいました Photo: Masami TATSUNO
サイクリングロードは広々としていて、ちゃんと自転車と歩行者の通り道が分かれているので安心です Photo: Masami TATSUNOサイクリングロードは広々としていて、ちゃんと自転車と歩行者の通り道が分かれているので安心です Photo: Masami TATSUNO
ビーチからメーンストリートへ。自転車マークが続いているので、迷うことなく走ることができました Photo: Masami TATSUNOビーチからメーンストリートへ。自転車マークが続いているので、迷うことなく走ることができました Photo: Masami TATSUNO

 ひと通り満喫したところで、海岸沿いを離れてみることに。…が、これが失敗。次第に交通量が増え、自転車に乗る人の姿はほとんど見られなくなり、どんどん心細くなっていきました。やはり道には、自転車で走るのに向き不向きがあるようです。いい勉強になりました。

「自転車載せたいんだけど…」→「はいよ、自分でやって」

 サンタモニカ市内はバスが充実しています。その中でもよく見かけるのが市営のビッグブルーバス。本数や路線も多く、なんと片道1ドルでロサンゼルス市内まで移動することができます。そのバスのフロントに取り付けられているのが自転車用キャリア。使い方がわからず、もぞもぞ悩んでいたけれど、ここはやるしかない! というより、レンタサイクルのお店に走って戻るのはもうイヤだー(往路が孤独すぎて心が折れてしまったみたい)。

市バス“ビッグブルーバス”のフロントに設置された自転車用のキャリア。使用時は手前に倒して積載します Photo: Masami TATSUNO市バス“ビッグブルーバス”のフロントに設置された自転車用のキャリア。使用時は手前に倒して積載します Photo: Masami TATSUNO
バス停にて。本数も多いし、街の人の生活ツールとしてなじんでいるので安心して乗れます。なんとロサンゼルス空港からサンタモニカまでも、このバスで片道1ドルで来られました Photo: Masami TATSUNOバス停にて。本数も多いし、街の人の生活ツールとしてなじんでいるので安心して乗れます。なんとロサンゼルス空港からサンタモニカまでも、このバスで片道1ドルで来られました Photo: Masami TATSUNO
前輪にストッパーを掛けます。黒いところを持ってグイッて引っ張ると動くようになっています。降りるときは「自転車降ろすからちょっと待ってて~」と運転手さんに伝えて、全部自分でやりました Photo: Masami TATSUNO前輪にストッパーを掛けます。黒いところを持ってグイッて引っ張ると動くようになっています。降りるときは「自転車降ろすからちょっと待ってて~」と運転手さんに伝えて、全部自分でやりました Photo: Masami TATSUNO

 ドキドキしながら、運転手さんに「自転車載せたいんだけど…」と片言で伝えると、「はいよ、自分でやって」みたいな答えが返ってきました。手伝いに降りて来てくれる気配もない。「キャー、どうすればいいのー?」と焦ってみたものの、ここはもう人目とか気にせず自分のペースでやってみるしかない。

日本より広く奥行きを感じるサンタモニカのサンセット。たくさんの人の幸せそうな姿が、日々の幸せや家族や友人への感謝の気持ちを思い出させてくれます Photo: Masami TATSUNO日本より広く奥行きを感じるサンタモニカのサンセット。たくさんの人の幸せそうな姿が、日々の幸せや家族や友人への感謝の気持ちを思い出させてくれます Photo: Masami TATSUNO

 ストッパーがどうなっているのかよくわからなかったので、運転席から見下ろしている運転手さんに「どうするの?」みたいなジェスチャーで質問。すると、「下にあるストッパーをぐいっとあげて、黒いところを引っ張ってタイヤにひっかけろ」みたいなジェスチャーを返してくれました。その通りにやってみると、無事にセッティングできた模様。試しにガチャガチャ動かしてみたけど、うん、大丈夫。降ろすときは反対の動作をするだけなので問題なく下ろせました。

 焦ってもいいことはないから、その場所や人から生まれる雰囲気を楽しむ気持ちの方が大事みたい。ちなみにブルーバスへの自転車の積載料金は、無料でした。

龍野雅美龍野雅美(たつの・まさみ)

1984年生まれ、埼玉県在住。平日はふつうの働き女子(アラサー女子)、休日は自転車、ときどきライター。2010年に初参加した四国一周サイクリングイベント「コグウェイ四国」がきっかけで自転車旅に夢中に。以来、日本各地へ自転車とともにでかけ、そろそろ海外での自転車旅も…と夢見ている。自転車の楽しみ方と埼玉の魅力を発信する「ポタガール」としても活動し、ポタガールらが登場するウェブサイト「ポタ日和」で情報発信をしている。ワールドサイクルブログ「ポタガール まさみんです!」でも執筆中。

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