2月22日より日本で先行展開キャノンデールがオーダープログラム「カスタムラボ」発表 パーツブランドも選択可能

by 澤野健太 / Kenta SAWANO
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「ジュークボックス型」と呼ばれる大型インターフェース。様々なオーダーが可能になり、引出しにはサンプルカラーがそろっている Photo: Kenta SAWANO「ジュークボックス型」と呼ばれる大型インターフェース。様々なオーダーが可能になり、引出しにはサンプルカラーがそろっている Photo: Kenta SAWANO

 キャノンデール・ジャパンは2月3日、スポーツバイクのカスタムオーダープログラム「キャノンデール カスタムラボ」を2月22日に日本で先行開始すると発表した。好みのカラー、パーツ、アクセサリーを組み合わせてオーダーできるシステムで、最大の特徴は、パーツなどを複数のブランドから選べることだ。ベースとなるフレームは、当初はロードバイクのハイエンドモデル「スーパーシックス エヴォ ハイモッド」の1モデルのみが対象となる。

エンヴィ、マヴィック、フィジークなどが選択可

 カスタムラボでオーダーする場合、まずカラーリングを幅広い組み合わせから作り上げることができる。フレームカラーは13パターン、ロゴのカラーは4色、アウターケーブルのカラーは8色からチョイス。トップチューブには自身のネーム(アルファベット)と国旗を描くことができる。バーテープとバーエンドキャップの色も選べる。

カスタムラボの楽しさについて話すキャノンデールジャパンの池田社長  Photo: Kenta SAWANOカスタムラボの楽しさについて話すキャノンデールジャパンの池田社長  Photo: Kenta SAWANO

 メーンコンポーネントはシマノのデュラエース、アルテグラと、電動システムのデュラエースDi2、アルテグラDi2の計4種類から選択できる。クランクセットはキャノンデール純正の5種類から選ぶことになる。

 さらに、ハンドル、ステム、シートポストは、FSAとENVE(エンヴィ)からそれぞれ3種類、3種類、4種類が用意される。

 ホイールは計5種類(マヴィック4、エンヴィ1)、サドルは10種類(フィジーク7、ファブリック3)と幅広いラインナップから選ぶことができる。

 キャノンデールジャパンの池田新社長は「それぞれの分野における、もっとも優れたパーツを選んでいただけます」とアピールした。

最低価格は55万7000円(税抜)だが、ホイール、ステム、シートポストなどをエンヴィで固めたオーダー例(写真)は総額140万を超える Photo: Kenta SAWANO最低価格は55万7000円(税抜)だが、ホイール、ステム、シートポストなどをエンヴィで固めたオーダー例(写真)は総額140万を超える Photo: Kenta SAWANO

 発注は正規販売店に置かれる独自のインターフェースから店員と一緒にオーダーする方法と、個人のパソコンなどからオーダーする方法がある。「店員さんといろいろ話しながら選ぶ楽しさも味わってほしい」と池田社長は話した。

 個人でオーダーする場合も、最終的に確定情報が販売店に転送され、サイズ選択も含め、オーダーを確定するのは販売店となる。納期はオーダー確定から1か月を予定している。

 また、さまざまなオーダー例を保存した「ショールーム」というページもウェブ上に設けられる。自分がオーダーしたバイクを紹介したり、他の人のバイクを見てオーダー時の参考にしたりできる楽しみもある。

ラインナップは拡充へ

 スポーツバイクのカスタムオーダーシステムは、トレックが展開する「プロジェクトワン」が、フレーム・パーツ・アクセサリーを多数のラインナップから選べる本格的オーダーシステムとして人気を集めている。ブリヂストンサイクルのアンカーと、ベルギーブランドのトンプソンは、フレームの色とデザインの組み合わせを選べるカラーオーダーシステムを展開。パナソニックは、スチールフレームのカラーと寸法を細かく指定できるフレームフルオーダーも提供している。

カスタムラボの画面。サドルはフィジークとファブリックの計10種類から選択可能だ Photo: Kenta SAWANOカスタムラボの画面。サドルはフィジークとファブリックの計10種類から選択可能だ Photo: Kenta SAWANO
カスタムラボのオーダー画面に見入る(左から)MCの片岡由衣さん、ゲストの安田大サーカスの団長安田さん、来場していた元プロロードレーサーの宮沢崇史さん Photo: Kenta SAWANOカスタムラボのオーダー画面に見入る(左から)MCの片岡由衣さん、ゲストの安田大サーカスの団長安田さん、来場していた元プロロードレーサーの宮沢崇史さん Photo: Kenta SAWANO

 これに対し、キャノンデールのカスタムラボの特徴は、ホイール、サドルなど主要パーツを複数の人気ブランドから選べること。トレックのプロジェクトワンでは、パーツやアクセサリーの選択肢はトレック傘下のブランド「ボントレガー」がほとんどだが、カスタムラボではマヴィック、エンヴィ、フィジーク、ファブリックというなじみ深いブランドの製品群が用意され、選びやすい面がある。

「僕もこのラボでオーダーしたい」と話した団長安田さん Photo: Kenta SAWANO「僕もこのラボでオーダーしたい」と話した団長安田さん Photo: Kenta SAWANO

 カスタム車と、同じ仕様の完成車との差額、つまりカスタムオーダーの手数料にあたる金額について、キャノンデールジャパンは「カスタムラボの方がプロジェクトワンよりも安い」とアピールする。

 とはいえ、カスタムラボは現時点でフレームが1種類に限られ、カラーもパーツ類も含め、プロジェクトワンの豊富な選択肢には及ばない。キャノンデールでは、世界に先駆けて日本市場でカスタムラボを展開するため、スタート時のラインナップは小規模となったが、今後は状況を見ながら、サービスを提供する国や地域、そしてアイテムのラインナップを拡充していく方針という。

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