電波を使ってモーターを検知クックソンUCI会長がメカニカルドーピング問題を非難 「隠すことはできない」と強調

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 ベルギーのゾルダーで開催されたUCI(国際自転車競技連合)シクロクロス世界選手権で、1月30日に行なわれた女子アンダー23のレースに出場したフェムケ・ヴァンデンドリーシュ(ベルギー)のバイクに電動モーターが取り付けられていた問題を受け、UCI(国際自転車競技連合)のブライアン・クックソン会長は31日に記者会見を開き、「不正行為があったことは明らか」と非難。さらに、UCIはバイクに内蔵されたモーターを検知する技術があると説明し、不正行為は「隠すことはできない」と強調した。

←史上初のメカニカルドーピングが発覚(記事の後段で初報)

ロードバイクのシートチューブに内蔵される電動モーターの例(オーストリアのGRUBER Antrieb社の製品 vivax assist) ©GRUBER Antrieb GmbH & Coロードバイクのシートチューブに内蔵される電動モーターの例(オーストリアのGRUBER Antrieb社の製品 vivax assist) ©GRUBER Antrieb GmbH & Co

 オーストラリアの公共放送局SBSの報道によると、クックソン会長は「私たちは昨日、不正行為を働こうとしている人々へ向けて『技術的な不正行為は私たちのテクノロジーによって検出し、罰を課していく』と明確なメッセージを送った」と述べた。UCIは電波を利用してモーターを検知する技術があり、疑いがあればシートポストを外させて配線などを確認するという。

 さらにクックソン会長は、「私とUCIは、誠実なライダーを保護し、彼らが確実に勝つことができるよう約束している」などと述べ、競技の公平性を確保していく考えを示した。

 また、クックソン会長は自身のツイッターにも同様のコメントを掲載。これに対し、「EPO(禁止薬物)などのドーピングと同等の不正行為として処罰すべきだ」、「19歳の若い女性が単独でこの行為に及んだとは考えにくい。(不正な機材を)どのように入手したか、ルートを解明すべき」といったコメントが寄せられている。

【ブライアン・クックソンUCI会長のツイッター投稿】

 UCIの規則によると、技術的な不正行為があった場合、選手には6カ月以上の出場停止と最大20万スイスフラン(約2400万円)の罰金、またチームには6カ月以上の出場停止と最大100万スイスフラン(約1億2000万円)の罰金が科される可能性がある。

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