リオ五輪出場枠獲得へ決意表明3位は「エースの私の責任」 萩原麻由子がアジア選手権ロードレースを振り返りコメント発表

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アジア選手権ロードレース・女子エリートの終盤、4選手の先頭集団を引っ張る萩原麻由子 Photo: Sonoko TANAKA

 伊豆大島(東京都大島町)で1月23日に開催されたアジア選手権のロードレース・女子エリートで銅メダルを獲得した萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)が29日、レースを振り返ってのコメントをプレスリリースで発表した。このレースには日本から萩原と金子広美(イナーメ信濃山形)、坂口聖香(パナソニックレディース)、與那嶺恵理(フォルツァ・ヨネックス)の4人が出場。レース後の萩原は、優勝を逃し、リオ五輪出場枠も獲得できなかった悔しさなどから泣き崩れ、報道陣の取材に応えることなく会場を後にしていた。今回のコメントでは、アジア選手権の敗因を「自分の力不足」とし、今後は、「必ずリオ五輪出場枠を国にもたらす」と誓っている。萩原のコメント全文を紹介する。

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■萩原麻由子のコメント全文

 アジア選手権ロードレース、リオ五輪枠獲得へ向け戦いましたが、力およばず3位に終わりました。チームには全力を尽くしてもらいました。レース前半部から坂口選手を中心に、金子選手と共に韓国中心とした他国の攻撃から万全に守ってくれました。そして中盤以降の金子選手の渾身の攻撃から始まったレース、自らの攻撃、あとは自分が勝つだけの展開に持ち込みました。

レースコースの半分は海岸線沿い。海が見えるゆるやかなアップダウンが繰り返された Photo: Sonoko TANAKAレースコースの半分は海岸線沿い。海が見えるゆるやかなアップダウンが繰り返された Photo: Sonoko TANAKA

 しかし自分の力不足で、3位に終わりました。皆が全力を尽くしたレースを、最後私が全部台無しにしてしまった。不安と焦りから、頭ががんじがらめになってしまい、勝負に出きれなかった。そんな甘い攻撃で、勝負に勝てるはずなどない。

 今回のレースは五輪枠獲得ということもあり、事前合宿や選考会を重ね、万全な体制でレースに臨みました。そのレースにチーム全力で臨み、負けてしまった。そして1位の韓国のナ(・アルム)選手の強さと、韓国チーム力の前に屈しました。これは今回のチームのエースとして選んでもらった私の責任であり、負けてしまった結果はもう変わることはありません。

 しかし、皆の力により3位に入ることができたという事も、変わらない事実です。女子のロードレース五輪枠獲得の期限は5月31日まで続きます。今できることは、この期間内にUCI国際レースで入賞し、できるかぎりUCI(国際自転車競技連合)ポイントを加算していくことです。そして個人ランキング100位以内、もしくは国別ランキングで22位以内に入ることです。

アジア選手権大会エリート女子ロードレースの表彰式。萩原麻由子は3位に入賞 Photo: Sonoko TANAKAアジア選手権大会エリート女子ロードレースの表彰式。萩原麻由子は3位に入賞 Photo: Sonoko TANAKA

 今回の皆の努力で得ることができたアジア選手権3位のUCIポイントを元に、これから始まる欧州でのレースでUCIポイントを獲得し、必ず五輪出場枠を国にもたらすという覚悟を心に誓いました。そして一枠でも多く獲得し、チームとして五輪を戦いたい。これは私の変わらぬ目標です。今回の負けを力に変え、これから始まる厳しいシーズンへ、心を引き締め直し臨みます。

 遠方より大島にてご声援頂きました皆さん、ありがとうございました。

 失敗を明日に生かし、これからも精進します。

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 萩原は現在、UCIポイントの個人ランキングで上位にいるが、リオ五輪出場枠の獲得を確実にするため、今季の前半戦でさらにUCIポイントを稼ぐことが重要な目標となる。

 萩原は今後、2月初めに活動拠点であるヨーロッパへと渡り、スペインのマヨルカ島で開催されるチームキャンプに参加する。ヨーロッパでの今季初戦は、2月28日にベルギーで開催されるオンループ・ファン・ヘット・ハゲランド(UCI1.1)を予定している。

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