ツール・ド・フランス“直系”のレースをさいたま市が招致 来秋の開催に向け最終調整

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 世界最大のサイクル・ロードレース「ツール・ド・フランス」(ツール)のサテライトイベントとなるレースをさいたま市が招致し、ツール主催者のASO社(フランス)と最終調整に入っている。2013年秋の開催を目指しており、実現すれば、ツールの名を冠した“直系”のレースがフランス以外の国で初めて開催されることになる。世界の有名チームやトップ選手たちが大挙して出場する、日本最高峰のレースの1つとなりそうだ。

ツール・ド・フランス2012の最終日(第20ステージ)、パリのシャンゼリゼを疾走するプロトン。こんな光景がさいたま新都心で見られるかも知れないツール・ド・フランス2012の最終日(第20ステージ)、パリのシャンゼリゼを疾走するプロトン。こんな光景がさいたま新都心で見られるかも知れない

 さいたま市はすでに昨年から、ツール関連イベントの実施を模索しており、今年7月には清水勇人市長がツール開催中のフランスを訪れて実際にレースを観戦。その際にASO幹部と会談し、交渉が一気に加速した。

 さいたま市関係者によると、レースはさいたまスーパーアリーナをスタート・ゴール地点とし、さいたま副都心などを周回するクリテリウム方式が有力。首都高速埼玉新副都心線の一部をコースに組み入れる案も浮上している。

 ASOはこれまでも、ツールのグランデパール(出発地点)をオランダ・ロッテルダム(2010)、ベルギー・リエージュ(2012)といったフランス以外の国に設けるなど、大会の国際化を進めてきた。2013年にツールが開催100回目を迎えるのを機に、フランスの近隣国ではない地域で「ツール・ド・フランス」の名を冠した大会を開催し、ツールの認知度アップや収益拡大を図る狙いがある。

 さいたま市に対してASOは、ツールに出場するトップチームや選手を斡旋する意向を示しているという。また、国内外でのテレビ放送にも積極的で、自転車レースの本場ヨーロッパなどでも中継されることは確実だ。

 この大会を開催するため、さいたま市はスポンサー獲得を模索しているほか、市当局として2013年度予算案に1億円規模の費用を計上することも検討されている。

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