溝畑宏のサイクルツーリズム <8>旅の最北端・青森へ 鮮度が命! フルーティーな「野辺地かぶ」を丸かじり

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快晴で快走中!快晴で快走中!

 溝畑宏の「みちのくひろし旅」、前回までの連載では、春に走ったシーズン1の様子をお伝えしていましたが、旅はどんどん進行し、9月29日(土)からシーズン5に突入しています。現在は青森~秋田を走行中です。

 そこで今回からは少し構成を変えて、直近のシーズン4(8月18日~23日)について詳しくご紹介しつつ、記事の後半にはシーズン2もダイジェストで振り返ります。

◇            ◇

 シーズン4初日の8月18日は、シーズン3の終了地点であり、ひろし旅の最北端地点である青森県むつ市の下北駅からスタートです。この日は東京から車でスタッフと共に移動してきて、なんと15時間の長旅でした。下北駅に着いたときには既に夜10時…真っ暗の中でのスタートとなりました。長旅の疲れと暗闇に心が折れそうになりましたが、ひろし旅を応援し、楽しみに見守ってくださる皆さんのことを思い起こすと、自転車に乗る勇気をもらいました。おかげで夜中までかなりの距離を爆走、初日からフルスロットルの進行となりました。

 暗闇の走行から一夜明け、19日は天候に恵まれテンションマックスでのリスタートです! この日のメインイベントは、青森県上北郡野辺地町の名産である「野辺地かぶ」の農家を訪問して、採れたてが最も美味と言われる野辺地かぶの丸かじりです。

一面に広がる野辺地かぶ一面に広がる野辺地かぶ

 畑一面に育った野辺地かぶの緑あふれる光景に癒され、丸かじりすると・・・それはそれはフルーティー! 果物を食べているような甘みと水分で、あっという間にたいらげてしまいました。

丸かじり!丸かじり!
農家の方と記念撮影農家の方と記念撮影

 農家の方に聞くと、丸かじりは鮮度が命であり、取ったその場でなければ最高の味で楽しめない、とのこと。何と素晴らしい体験でしょうか。やはりこれだから旅は止められません。ちなみに、野辺地かぶについては、青森県東京事務所の協力もあり、お土産としていくつか分けていただきました。

 ※その野辺地かぶは、以前にも紹介しましたように、シーズン4終了後の8月28日(火)、原宿裏通りにある「粋場」というラウンジ・レストランで、みちのくひろし旅スピンオフイベントとして東京の方に食していただきました。調理してもとっても美味しく大好評でした。

 
フルーティな体験をした後は、野辺地祇園祭りで地元の方と触れ合い、陸奥湾で気合を注入して、またまた自転車でバリバリ進みました。この日も夜遅くまで走行し、宿泊先は「浅虫温泉 椿館」です。シーズン4唯一の温泉旅館での宿泊。ここでエネルギーをチャージして翌日以降に備えました。

浅虫温泉・椿館にて浅虫温泉・椿館にて
青森県三村知事(中央)とUstream中川社長(右)青森県三村知事(中央)とUstream中川社長(右)

 元気100倍で迎えた20日は、とってもとっても嬉しいことに、応援に駆けつけてくれたUstreamの中川具隆社長が旅に同行してくれました。宏以上にハイテンションの青森県の三村知事を交えて対談し、青森の旅のサロンで東北観光博パスポートにスタンプを押し、三内丸山遺跡で古代の文明を感じました。中川社長と一緒に最高の時間を過ごしました。また、この日は毎シーズンどこかで同行取材をしてくれるNACK5の棚橋レポーターも一緒でした。やはり“旅は道連れ”ですね!

三内丸山遺跡にて三内丸山遺跡にて
みんなで大の字日光浴みんなで大の字日光浴

◇            ◇

 さて、少し時を溯って「シーズン2@宮城・岩手の沿岸部」をダイジェストで振り返ります。シーズン2は6月9日~13日、東北観光博のエリアから少し離れた特別編として、東日本大震災で甚大な被害を受けた沿岸部を回りました。

 震災から1年以上が経過したとはいえ、復興はまだまだこれからといった段階であり、Ustreamの中継でショッキングな状況を伝える機会が数多くありました。観光地の魅力を伝える企画ではなく、被災地の現状と課題を伝える旅となりました。

陸に打ち上げられたままの船舶陸に打ち上げられたままの船舶

 陸前高田市の瓦礫の山、家が半壊している様子。気仙沼市の復興のために作られた仮設商店街。未だに様々な課題が残されています。

 しかし、被災地に行くと、逆に我々が元気をもらえます。それは被災地の方々が予想以上に前向きなのです。仮設市役所にいる職員の震災に対する姿勢、仮設商店街に響く笑い声と話声、こういった状況を目の当たりにすると、何かが変わる気がしました。自転車で走りながら、これからの復興支援について再度考えさせられました。

南三陸さんさん商店街南三陸さんさん商店街
気仙沼復興商店街気仙沼復興商店街

「みちのくひろし旅」USTREAMサイト

溝畑宏溝畑宏(みぞはた・ひろし)
1960年生まれ。1985年自治省入省。2002年大分県企画文化部長。04年大分フットボールクラブ(大分トリニータの運営母体)代表取締役。10年から第2代観光庁長官。12年3月に退任。現在は内閣官房参与。


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