女子ジュニアの細谷夢菜は5位男子エリートの増田成幸は4位、優勝はチェン・キンロー アジア選手権タイムトライアル

  • 一覧

 伊豆大島(東京都大島町)を舞台とするアジア自転車競技選手権大会ロードレースは大会3日目の1月21日午後、タイムトライアル(TT)の男子エリートクラスが行われ、日本からただ1人出場した増田成幸(宇都宮ブリッツェン)は、トップから約14秒遅れで4位となった。優勝はチェン・キンロー(香港)で、タイムは1時間0分15秒50。また午前中に行われたTTの女子ジュニアでは、細谷夢菜(浦和工業高校)が5位となった。

アジア選手権ロード・タイムトライアルの男子エリートで4位となった増田成幸。先行する6選手を抜き去る力走をみせた =2016年1月21日午後、伊豆大島 Photo: Hideaki TAKAGI / ACC2016アジア選手権ロード・タイムトライアルの男子エリートで4位となった増田成幸。先行する6選手を抜き去る力走をみせた =2016年1月21日午後、伊豆大島 Photo: Hideaki TAKAGI / ACC2016

増田は6人を抜き去る力走

 男子エリートは11.2kmの折り返しコースを4周回する44.8kmで争われた。14カ国・14人の選手たちが午後0時31分から1分おきにスタートしていった。増田は8番目にスタート台から飛び出した。

 増田はハイペースを維持し、先にスタートした7選手のうち6人をゴールまでに抜き去る力走を見せた。しかしレース中盤から、後続の香港、イラン、韓国の選手たちが増田をわずかに上回るラップを刻み、大接戦に。最終的には、上位3人が10秒以内にひしめく僅差でメダルの色が決まり、増田は表彰台まで4秒あまり及ばなかった。

アジア選手権ロード・タイムトライアルの男子エリートで銀メダルのチェ・ヒョンミン(韓国) Photo: Sonoko TANAKA / ACC2016アジア選手権ロード・タイムトライアルの男子エリートで銀メダルのチェ・ヒョンミン(韓国) Photo: Sonoko TANAKA / ACC2016
アジア選手権ロード・タイムトライアルの男子エリートで銅メダルのアリレザ・ハギ(イラン) Photo: Sonoko TANAKA / ACC2016アジア選手権ロード・タイムトライアルの男子エリートで銅メダルのアリレザ・ハギ(イラン) Photo: Sonoko TANAKA / ACC2016

「正々堂々とぶつかった結果」

 増田はレース後、「穏やかなコンディションで走りやすく、その中で各選手が正々堂々ぶつかった結果だと思う。自分よりも他国の選手の方が力が上だった」とメダリストたちを称えた。また、レースを振り返り「風の影響はまったくなかった。作戦としては3往復目からペースを上げて、ラストの4往復目もスピードを維持するつもりだったが、結果的にペースを落としてしまった」と分析した。

 自身は昨年11月のツール・ド・沖縄に出場後も、1週間休んだだけで走り込みを続けてきたといい、「シーズンイン初戦であることは順位に関係がない。地元開催とあってメダル獲得を目標に、あわよくば金メダルを、と思って走ったが、他の選手たちの努力が勝っていたということ」と、僅差での敗北にも潔くかぶとを脱いだ。

アジア選手権ロード・タイムトライアルの男子エリートで金メダルに輝いたチェン・キンロク(香港) Photo: Hideaki TAKAGI / ACC2016アジア選手権ロード・タイムトライアルの男子エリートで金メダルに輝いたチェン・キンロク(香港) Photo: Hideaki TAKAGI / ACC2016

 優勝したチェン・キンローは、「難しいコースだった。とにかく全力を尽くした。アジアチャンピオンになることができて本当にうれしい」と喜んだ。大島のコースは「好印象」と自信を深め、「24日のロードレースが次のターゲット」とさらなる活躍を宣言。3月2~6日にロンドンで行われるUCI(国際自転車競技連合)トラック世界選手権についても「好成績を残したい」と意気込んだ。

◇         ◇

 女子ジュニアは折り返しコースを1往復、11.2kmで争われた。8か国・8人が出場し、朝一番の午前9時1分から1分おきにスタート。細谷は最終の8番目にコースへと滑り出し、懸命に前方の選手を追ったが、差をつめることができず、5番目のタイムでゴールした。

アジア選手権ロード・タイムトライアルの女子ジュニアで5位となった細谷夢菜 Photo: Hideaki TAKAGI / ACC2016アジア選手権ロード・タイムトライアルの女子ジュニアで5位となった細谷夢菜 Photo: Hideaki TAKAGI / ACC2016

■アジア選手権ロードレース第3日 リザルト

男子エリート タイムトライアル(44.8km)
1 チェン・キンロー(香港) 1時間0分15秒50(平均44.60km/h)
2 チェ・ヒョンミン(韓国) 1時間0分22秒91
3 アリレザ・ハギ(イラン) 1時間0分25秒03
4 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 1時間0分29秒44

女子ジュニア タイムトライアル(11.2km)
1 チャン・ティンティン(台湾) 17分15秒30(38.94km/h)
2 マ・インユ(香港) 17分26秒22
3 バットリヤ・チャニポーン(タイ) 17分54秒75
5 細谷夢菜(浦和工業高校) 18分18秒07

アジア選手権・タイムトライアルの男子エリートの表彰式。(左から)2位のチェ・ヒョンミン(韓国)、優勝したチェン・キンロク(香港)、3位のアリレザ・ハギ(イラン) Photo: Yuko SATO / ACC2016アジア選手権・タイムトライアルの男子エリートの表彰式。(左から)2位のチェ・ヒョンミン(韓国)、優勝したチェン・キンロク(香港)、3位のアリレザ・ハギ(イラン) Photo: Yuko SATO / ACC2016
アジア選手権・タイムトライアルの女子エリートの表彰式。(左から)2位のマ・インユー(香港)、チャン・ティンティン(台湾)、3位のバットリヤ・チャニポーン(タイ) Photo: Sonoko TANAKA / ACC2016アジア選手権・タイムトライアルの女子エリートの表彰式。(左から)2位のマ・インユー(香港)、チャン・ティンティン(台湾)、3位のバットリヤ・チャニポーン(タイ) Photo: Sonoko TANAKA / ACC2016

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

アジア選手権2016 日本ナショナルチーム

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載