ツアー・ダウンアンダー最新レポートカチューシャは無線コンポ「eタップ」を使用 UCIワールドチームの最新バイク<1>

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 1月19~24日にオーストラリアで開催される2016年のUCI(国際自転車競技連合)ワールドツアーの初戦「サントス ツアー・ダウンアンダー」には、トップカテゴリーのUCIワールドチーム全18チームが出場している。このレースは毎年、各チームが今シーズンに使用する最新バイクが集結する点でも注目を集めている。現地で取材しているサイクルフォトグラファーの砂田弓弦さんが撮影した18チームのバイクを、3回にわたって紹介する。

チーム カチューシャ

チーム カチューシャのエゴル・シリンが乗る「エアロードCF SLX」チーム カチューシャのエゴル・シリンが乗る「エアロードCF SLX」

 エゴル・シリン(ロシア)が乗るキャニオン「エアロードCF SLX」は、剛性が高くハイスピードを得意とするエアロロードバイクだ。デザインは、ロゴの配置や大きさが変更されたものの、カラーリングは前年を踏襲している。変速システムにスラムの無線式電動コンポ「レッド eタップ」を搭載。ホイールは今季からジップを採用し、リムハイト45mmの「303」がチョイスされている。タイヤはコンチネンタルの「コンペティション」、サドルはセライタリアの「SLR」がセッティングされている。

チーム スカイ

チーム スカイのサルヴァトーレ・プッチョが乗るピナレロ「ドグマF8」チーム スカイのサルヴァトーレ・プッチョが乗るピナレロ「ドグマF8」

 サルヴァトーレ・プッチョ(イタリア)が使用するピナレロ「ドグマF8」は、ツール・ド・フランス2015を制したクリストファー・フルーム(イギリス)も愛用するオールラウンドバイク。昨年の黒一色からイメージを変え、シートステーに流れるような青いペイントが施されている。コンポーネントはシマノの電動システム「デュラエースDi2」を採用。ホイールもシマノのデュラエースで、クリンチャータイプのミドルハイト「WH-9000-C35-CL」をチョイス。タイヤはコンチネンタル製で、フロントは「グランプリ」、リアは「グランプリ4000SⅡ」が装着されている。クランクにはステージズサイクリングのパワーメーターを搭載。ハンドル周りはシマノが扱う高性能パーツブランド「プロ」の製品で固められている。

キャノンデール プロサイクリングチーム

キャノンデール プロサイクリングチームのパトリック・ベヴィンが乗るキャノンデール「スーパーシックス エヴォ」キャノンデール プロサイクリングチームのパトリック・ベヴィンが乗るキャノンデール「スーパーシックス エヴォ」

 ニュージーランド選手権で個人タイムトライアルを制したパトリック・ベヴィンが乗るキャノンデール「スーパーシックス エヴォ」は、黒、緑、白に塗り分けられた昨年のデザインを一新し、シルバーをベースとするシンプルなカラーリングとなった。メーンコンポはシマノ・デュラエースDi2。クランクはキャノンデール製で、SRMのパワーメーターが搭載されている。チェーンリングはFSA製。ホイールはマヴィックの「コスミックカーボン」がチョイスされている。

アスタナ プロチーム

アスタナ プロチームのアーマン・カミシェフが乗るスペシャライズド Sワークス「ターマック」アスタナ プロチームのアーマン・カミシェフが乗るスペシャライズド Sワークス「ターマック」

 アーマン・カミシェフ(カザフスタン)のバイクは、スペシャライズドのオールラウンド・レーシングバイク「Sワークス ターマック」。フレームのシートチューブには、カザフスタンの国旗に描かれた紋章が記されている。コンポーネントはカンパニョーロの電動システム「スーパーレコードEPS」を採用し、4アームタイプのクランクにはSRMが搭載されている。ホイールはコリマの「47mm S+」を選択。ステムやシートポストはFSA製で、サドルはスペシャライズドの「トゥーペ」が使用されている。

ディメンションデータ

ディメンションデータのレイナールト・イャンスファンレンスブルフが乗るサーヴェロ「S5」ディメンションデータのレイナールト・イャンスファンレンスブルフが乗るサーヴェロ「S5」

 レイナールト・イャンスファンレンスブルフ(南アフリカ)が乗るバイクは、サーヴェロの「S5」。高速を得意とするエアロロードで、特にリア周りの剛性が高く、ペダリングへの反応は俊敏。有力スプリンターが多いチームらしい選択だ。黒ベースのデザインは昨年(チーム名はMTN・クベカ)を踏襲している。メーンコンポはシマノ・デュラエースDi2を使用し、クランクはローター製だが、チェーンリングは真円タイプをチョイス。またリアディレーラーのプーリーはサードパーティー製に換装されている。ホイールとステムはエンヴィ製で、タイヤはコンチネンタルのコンペティション、ペダルはスピードプレイとなっている。

ロット・ソウダル

ロット・ソウダルのトマス・デヘントが乗るリドレー「ヘリウムSL」ロット・ソウダルのトマス・デヘントが乗るリドレー「ヘリウムSL」

 トマス・デヘント(ベルギー)が駆るリドレー「ヘリウムSL」は、上りを得意とする軽量オールラウンダー。メーンコンポはカンパニョーロ・スーパーレコードEPSを搭載。クランクはカンパニョーロの5アームタイプで、SRMのパワーメーターが使用されている。ホイールはカンパニョーロの「ボーラウルトラ35」。デダ製のシートポストとステムが使用され、サドルはセライタリアのSLRが前乗り気味にセッティングされている。

→<2>新城幸也のランプレ・メリダはシマノ+フルクラム

→<3>トレックチームの「マドン」は選手のナショナルカラー

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