ツアー・ダウンアンダー2016 第1ステージ初日の集団スプリントを21歳のイーウェンが制覇 オージーがリーダージャージを獲得

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 オーストラリアで開催されるUCI(国際自転車競技連合)のワールドツアー初戦「サントス ツアー・ダウンアンダー」の第1ステージが1月19日、プロスペクトからリンドックまでの130.8kmで行われ、カレブ・イーウェン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)が大集団のゴールスプリントを制して優勝した。初日を制したイーウェンは個人総合でも首位に立ち、オークル(黄土色)のリーダージャージに袖を通した。

若きスプリンター、カレブ・イーウェン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)が大集団のゴールスプリントを制し、2016年のUCIワールドツアー開幕戦での優勝を飾った Photo: Yuzuru SUNADA若きスプリンター、カレブ・イーウェン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)が大集団のゴールスプリントを制し、2016年のUCIワールドツアー開幕戦での優勝を飾った Photo: Yuzuru SUNADA

 この日のコースはアデレード市街地のプロスペクトをスタートし、50km地点でフィニッシュ地点のリンドックを通過したあと、約27kmの周回コースを3周してゴールとなる。序盤に山岳ポイントがあるものの、中盤以降は細かいアップダウンにとどまり、スプリンター有利のステージだ。

 レースはスタート直後に抜け出したアレクシー・グジャール(フランス、アージェードゥーゼール ラモンディアル)、マルティン・ケイゼル(オランダ、ロットNL・ユンボ)、ショーン・レイク(オーストラリア、ユニSA-オーストラリア)の3人が、メーン集団に最大2分強の差をつけて逃げ続ける展開となった。残り20kmまでにグジャール、ケイゼルは集団に戻ったが、今年1月のオーストラリア選手権個人タイムトライアルで3位に入ったレイクが、終盤まで単独で粘り続けた。

オークルカラーの総合リーダージャージに袖を通したイーウェン Photo: Yuzuru SUNADAオークルカラーの総合リーダージャージに袖を通したイーウェン Photo: Yuzuru SUNADA

 しかしレイクも残り6kmで吸収され、勝負はゴールスプリントに。残り1kmで先頭はチーム スカイがベン・スイフト(イギリス)のために列車を組み、その後ろにマーク・レンショー(オーストラリア、チーム ディメンションデータ)、イーウェンが付ける隊列。さらに後方からアダム・ブライズ(オーストラリア、ティンコフ)が一気に仕掛ける形でスプリントが始まった。

 ブライズを追い込むスイフト、レンショーだが、その後ろから満を持して飛び出したのがイーウェン。小さな体躯をさらに低くして、一気に集団先頭に踊り出ると、ガッツポーズでゴールラインに飛び込んだ。2日前の前哨戦クリテリウム「ピープルズ・チョイス・クラシック」を制した21歳の若手スプリンターが、“本番”となる地元でのワールドツアー初戦でも大きな勝利を挙げた。

第1ステージ結果
1 カレブ・イーウェン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) 3時間24分13秒
2 マーク・レンショー(オーストラリア、チーム ディメンションデータ) +0秒
3 ヴァウテル・ウィッペルト(オランダ、キャノンデール プロサイクリングチーム)
4 マルコ・コンプ(スロベニア、ランプレ・メリダ)
5 アダム・ブライズ(オーストラリア、ティンコフ)
6 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア、トレック・セガフレード)
7 ベン・スイフト(イギリス、チーム スカイ)
8 スティール・ヴォンホフ(オーストラリア、ユニSA-オーストラリア)
9 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター チーム)
10 グレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド、ロット・ソウダル)

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