ツアー・ダウンアンダー 2016オーストラリアの若手イーウェンが“前哨戦”を制す ピープルズ・チョイス・クラシック

by 平澤尚威 / Naoi HIRASAWA
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 UCI(国際自転車競技連合)のワールドツアー初戦となるステージレース「サントス ツアー・ダウンアンダー」の前哨戦として、UCI非公認のクリテリウムレース「ピープルズ・チョイス・クラシック」が1月17日、オーストラリアのアデレードで開かれ、カレブ・イーウェン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)がゴールスプリントを制した。オーストラリアのクリテリウムチャンピオンジャージをまとった有望な若手スプリンターが、自国で開催されるワールドツアー“事実上の開幕戦”で幸先のいいスタートを切った。

「ツアー・ダウンアンダー ピープルズ・チョイス・クラシック」を制したカレブ・イーウェン Photo: Yuzuru SUNADA「ツアー・ダウンアンダー ピープルズ・チョイス・クラシック」を制したカレブ・イーウェン Photo: Yuzuru SUNADA

BMCレーシングチームに加入したリッチー・ポート(オーストラリア) Photo: Yuzuru SUNADABMCレーシングチームに加入したリッチー・ポート(オーストラリア) Photo: Yuzuru SUNADA

 レースは1週1.7kmの周回コースを30周する51kmで争われた。UCIワールドチームの全18チームが集結し、本格的な争いが始まるステージレースを前に、オフシーズン明けで新しいシーズンに臨む選手たちが、市街地に集まった観衆に“顔見せ”するレースだ。

 24周目、スプリンターのベン・スイフト(イギリス)を擁するチーム スカイがメーン集団の前方でトレインを組み、逃げ集団を吸収。ゴールスプリントに向けた主導権を握った。しかし周回を重ねるにつれトレインの人数が減り、29周目で2人になってしまったスカイは失速。代わって地元勢のオリカ・グリーンエッジなどのトレインが位置取り争いを繰り広げた。

アデレード市街地を走る選手たち Photo: Yuzuru SUNADAアデレード市街地を走る選手たち Photo: Yuzuru SUNADA

 最終周回に入ると、集団先頭にイアム サイクリングの選手が続々と集まってトレインを形成。しかしリードアウトが噛み合わず、スプリントの体勢が整わないまま最終コーナーへ。一方でイーウェンはアシストの力を借り、イアムトレインの後ろで好位置をキープ。トレック・セガフレードのエーススプリンター、ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)が先に仕掛けたが、加速したイーウェンが一気に抜き去り、圧巻のスピードと力強いガッツポーズを地元ファンに見せつけた。

 19日に開かれるツアー・ダウンアンダー第1ステージは、プロスペクトからリンドックまでの130.8kmで争われる。コースは起伏があるものの、ゴール前はほぼ平坦となるスプリンター向けのレイアウトだ。

■ツアー・ダウンアンダー ピープルズ・チョイス・クラシック
1 カレブ・イーウェン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) 1時間2分25秒
2 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア、トレック・セガフレード) +0秒
3 アダム・ブライス(イギリス、ティンコフ) +0秒
4 ベン・スイフト(イギリス、チーム スカイ) +0秒
5 マルコ・クンプ(スロベニア、ランプレ・メリダ) +0秒
6 レイナールト・イャンスファンレンスブルフ(南アフリカ、ディメンションデータ) +0秒
7 ダヴィデ・マルティネッリ(イタリア、エティックス・クイップステップ) +0秒
8 マッテオ・ペルッキ(イタリア、イアム サイクリング) +0秒
9 ヴァウテル・ウィッペルト(オランダ、キャノンデール プロサイクリングチーム) +0秒
10 パトリック・ショー(オーストラリア、UniSA・オーストラリア) +0秒

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