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旅サイクリスト昼間岳の地球写真館<15>バルセロナで家族と迎えた年末年始 プレゼントを贈り笑いあうスペイン流の楽しみ方

by 昼間岳 / Gaku HIRUMA
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年末年始には広場で市場が開かれる Photo: Gaku HIRUMA年末年始には広場で市場が開かれる Photo: Gaku HIRUMA

【2013年12月中旬から2014年1月初旬】スペイン バルセロナ

 スペインは僕の伯父が2人住んでいて、この旅でも何度も訪れている思い出深い地だ。そのなかでも2年前の年末年始を過ごしたバルセロナでは、日本から妹も遊びに来て、親戚の家でスペイン流の楽しみ方を存分に味わわせてもらった。

お祭り好きのスペインだが、大晦日は特に盛り上がる Photo: Gaku HIRUMAお祭り好きのスペインだが、大晦日は特に盛り上がる Photo: Gaku HIRUMA

 クリスマスも大晦日も家族で過ごす風習があり、大晦日は特に盛り上がる。部屋をデコレーションして、赤い物(服やアクセサリー?)を身に着ける。歌って踊って酒を飲んで、なぜかかつらを被って仮装して。

 そして新年を迎える瞬間は、午前0時の12回の鐘の音に合わせて12粒のブドウを食べるというのがスペインの風習だ。口に残してはいけない。全て飲み込まなければいけない。

 ブドウ1粒をひと月に例えて、食べきれれば1年は何も起こらずいい年になるという。逆に食べきれなかった数の月に良くないことが起きてしまうかも…ということらしい。

 楽勝と思っていたが4つでむせて、大笑いしながら新年に突入した。

12粒のブドウ。これを12時の鐘の音に合わせて食べる Photo: Gaku HIRUMA12粒のブドウ。これを12時の鐘の音に合わせて食べる Photo: Gaku HIRUMA
クリスマスと1月6日はたくさんのプレゼントを贈りあう Photo: Gaku HIRUMAクリスマスと1月6日はたくさんのプレゼントを贈りあう Photo: Gaku HIRUMA

 そして1月6日は、キリストの誕生を知った三賢者が3つの贈り物をしたことにちなんで、クリスマス以上のプレゼントをみんなで贈りあう。1人1個とかではなく、誰もがいくつも贈り物をするから、家の中がプレゼントであふれ返る。

 いい大人がビリビリと包装を破いてうれしそうに驚き、笑いあうスペインの正月は本当に素敵だった。

昼間岳昼間岳(ひるま・がく)

小学生の時に自転車で旅する青年を見て、自転車で世界一周するという夢を抱いた。大学時代は国内外を旅し、卒業後は自転車店に勤務。2009年に念願だった自転車世界一周へ出発した。5年8カ月をかけてたくさんの出会いや感動、経験を自転車に載せながら、世界60カ国を走破。2015年4月に帰国した。ブログ「Take it easy!!

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