Jプロツアー団体総合優勝の奪還へ宇都宮ブリッツェンが2016年体制を発表 飯野智行が現役復帰、雨澤毅明と小野寺玲が加入

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 自転車ロードレースのUCI(国際自転車競技連合)コンチネンタルチーム「宇都宮ブリッツェン」は12月18日、栃木県庁で記者会見を開き、2016年シーズンの新体制を発表した。新たに県内出身の2選手ら計3選手が加わり、今季より1人増えて9人体制で戦う。清水裕輔監督は「外国勢が増えて厳しい状況だが、そこを崩さないとチームも勝てない。底上げを図る」と意気込みを語った。(産経新聞宇都宮支局 楠城泰介、Cyclist編集部 米山一輝)

来季を9人体制で戦う宇都宮ブリッツェンの選手たち =12月18日午後、栃木県庁 Photo: Taisuke NANJO来季を9人体制で戦う宇都宮ブリッツェンの選手たち =12月18日午後、栃木県庁 Photo: Taisuke NANJO

20歳の若手から40歳のベテランまで

 来季は、2013年限りで自転車競技を引退していた飯野智行(26)が現役復帰し、また那須ブラーゼンから雨沢毅明(20)、小野寺玲(20)が移籍加入。すでに残留が発表されていた鈴木真理(40)、増田成幸(32)、鈴木譲(30)、阿部嵩之(29)、大久保陣(27)、堀孝明(23)の6人と合流する。

飯野智行 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO飯野智行 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO
雨沢毅明 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO雨沢毅明 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO
小野寺玲 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO小野寺玲 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO

 26歳の飯野は中央大学から2012年に宇都宮ブリッツェンでプロ入り。1年目から頭角をあらわし、2年目はチームのエースとしてシーズンに臨んだが、別の道を志し2013年限りで競技から退いていた。2年ぶりの現役復帰となる。

 雨澤と小野寺はともに20歳の若手。両者とも宇都宮市内の作新学院高校出身で、ブリッツェンの育成チームであるブラウブリッツェン所属を経て、那須ブラーゼンでJプロツアーデビュー。今回の移籍はブリッツェン本隊へ、出世しての“里帰り”となる。

鈴木真理 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO鈴木真理 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO
増田成幸 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO増田成幸 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO
鈴木譲 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO鈴木譲 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO
阿部嵩之 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO阿部嵩之 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO
大久保陣 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO大久保陣 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO
堀孝明 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO堀孝明 Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO

鈴木真理主将「外国人選手を倒す」

 今季は、自転車ロードレースのJプロツアーで団体総合連覇を狙ったが、3位に終わった。清水監督は、個人の力と個人を支えるチーム力の2点を課題に挙げ、「新しいメンバーを含めて全員で勝てるレースをしたい」と述べた。

 来季の目標は、Jプロツアー団体総合優勝の奪還や、地元開催の国内最高峰のロードレース「ジャパンカップ」の表彰台などを掲げた。若手加入で「短期的というよりも2、3年というスパンで底上げをする」と中期的なチーム力向上に取り組む考えを示した。

宇都宮ブリッツェンの2016年シーズンのチームウェア。スポンサーは2社増え26社となる宇都宮ブリッツェンの2016年シーズンのチームウェア。スポンサーは2社増え26社となる

 主将の鈴木真理は「ジャパンカップで表彰台を獲得できるようにシーズンを戦いたい。強い気持ちのある若い選手が入ったので、その勢いに乗って外国人選手を倒す」と力を込めた。ライバルの強豪チームが外国人選手を主力に据える中、ブリッツェンは日本人選手だけのチーム編成だ。

 スポンサーも2社増え、計26社に。運営会社「サイクルスポーツマネージメント」の柿沼章社長は「原点回帰で、栃木県色が強いメンバー構成。来季も良いレース、結果が出せるようにチーム一丸となって活動したい」と述べた。

栃木県庁前で来季の活躍を誓う宇都宮ブリッツェンの選手たち Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO栃木県庁前で来季の活躍を誓う宇都宮ブリッツェンの選手たち Photo: STUDIO NOUTIS / Tatsuya SAKAMOTO

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