1500人の参加を募集「日本の蔵王 ヒルクライム・エコ」来年5月に復活 火山活動の安全性を確認

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「日本の蔵王 ヒルクライム・エコ」競技当日の様子 Photo: 蔵王町観光物産協会提供「日本の蔵王 ヒルクライム・エコ」競技当日の様子 Photo: 蔵王町観光物産協会提供

 宮城県と山形県にまたがる蔵王山を舞台に開かれる「日本の蔵王ヒルクライム・エコ」の大会実行委員会は、2年ぶりとなる大会を2016年5月15日に開催すると発表した。今年(2015年)の大会は、蔵王山の火山活動が活発化したことを受けて中止となったが、来年に向けて安全性が確認されたとして、次回大会の開催を決定した。エントリーは2016年2月1日から受け付ける予定。

安全性を最優先に開催

 蔵王山では2014年8月から火山活動が活発化し、10月にはゴール地点付近にある火口湖「御釜」の湖面で、平常時には見られない白濁を確認。過去の火山活動期には突発的な火山ガスの噴出などが起こっており、噴火などの影響を懸念して2015年5月の大会は開催が中止された。

 この火山活動活発化に伴い、蔵王山周辺では地震計や監視カメラなどの観測・防災体制を強化。その後の調査の結果、異変の予兆がなく、火山活動も落ち着いていることから、2016年の大会開催は可能と判断した。

 大会実行委員会事務局の平間勝文さんは、「予兆なく活動が急変することはないので、現状を踏まえて開催は可能という結論に至った。ただ、自然が相手なので今後も引き続き状況を監視していく」とコメント。有事の際の参加者・スタッフの避難誘導や安全確保について対策を整えるとしている。

コースは「フルクラス」に一本化

 日本の蔵王ヒルクライムは2010年に初開催され、2011年は東日本大震災で中止されたものの、翌年から連続開催されてきた。距離18.7km、標高差1334m、平均勾配7.1%、最大勾配12%の蔵王山を駆け上るコースで、スタート後しばらく新緑が広がり、後半には5~10mほど積もった雪壁の間を縫って上っていく「蔵王エコーライン・蔵王ハイライン」が特徴的な大会だ。

 前回大会までは、これを「フルクラスコース」と位置付け、加えて距離6.5kmの「ビギナークラス」も設けていたが、2016年大会からは「フルクラス」に一本化する。

 大会は5月14日に受付、翌15日にレースが行われる。エントリーは2月1日から4月15日までを予定。1500人の参加者を募る。募集要項など詳細を案内する大会公式ホームページは12月中に更新予定。

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