東海地方のシリーズ戦ロードレースいなべ市での最終戦は地元出身のキナン・阿曽圭佑が初優勝 AACAカップ第11戦

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 東海地方のシリーズ戦ロードレース「KINAN COUPE DE AACA」(キナンAACAカップ)の今季最終・第11戦が11月29日、三重県いなべ市の農業公園、梅林公園内の特設コースで開催され、阿曽圭佑(キナンサイクリングチーム)が豊田勝徳(コラッジョ川西サイクリングチーム)とのマッチスプリントに勝ち、シリーズ初優勝を挙げた。(キナンサイクリングチーム 加藤康則)

初めてAACAカップの表彰台に上った阿曽圭佑(キナンサイクリングチーム)。いなべ市の吉野睦副市長(右から2人目)も表彰に駆けつけた Photo: KINAN Cycling Team初めてAACAカップの表彰台に上った阿曽圭佑(キナンサイクリングチーム)。いなべ市の吉野睦副市長(右から2人目)も表彰に駆けつけた Photo: KINAN Cycling Team

【訂正】記事掲載当初、阿曽選手とマッチスプリントをしたのは下島将輝選手(コラッジョ川西)と記載していましたが、誤りでした。

三重・いなべ市で初開催

トップカテゴリーのスタート Photo: KINAN Cycling Teamトップカテゴリーのスタート Photo: KINAN Cycling Team

 11月も終盤を迎え、冬の訪れを感じさせる寒さとなったが、大会当日は天候に恵まれ、レースは快晴のなか行われた。 最終戦は普段の岐阜・長良川会場から場所を移し、ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)いなべステージでも使われるいなべ市農業公園が舞台となった。

 レースは東海地方のみならず、関西圏や北陸からの参加もあり、選手たちは寒さを感じさせない熱い走りを披露した。また今回は会場での実況・解説にTOJ大会ディレクターの栗村修さんを迎え、J SPORTSの中継さながらのトークで来場者を楽しませた。

 トップカテゴリーとなる1-1のレースには、今年のU23(23歳未満カテゴリー)全日本チャンピオンの中井路雅、スクラッチ学生チャンピオンの間瀬勇毅(ともに京都産業大学)をはじめ、近隣の実力者たちが集結した。

実況解説に栗村修さん(右)が登場 Photo: KINAN Cycling Team実況解説に栗村修さん(右)が登場 Photo: KINAN Cycling Team
全日本チャンピオンジャージを着たU23ロード王者の中井(右から4人目)も参戦 Photo: KINAN Cycling Team全日本チャンピオンジャージを着たU23ロード王者の中井(右から4人目)も参戦 Photo: KINAN Cycling Team

7人の逃げ集団からマッチスプリントへ

序盤、単独で逃げた桐野一道(チーム プロジェクション) Photo: KINAN Cycling Team序盤、単独で逃げた桐野一道(チーム プロジェクション) Photo: KINAN Cycling Team

 レース序盤、これまで全く無名の桐野一道(チーム プロジェクション)が単独で逃げを見せた。 良いペースで逃げる桐野に対して集団は淡々と、十数秒のタイム差のまま周回を重ねる。

 中盤に桐野を吸収した集団はその後、桐野に加え、京産大の間瀬、コラッジョ川西の豊田、下島将輝、そしてキナンの伊丹健治、野中竜馬、阿曽の7人に絞り込まれた。サバイバルとなったレース展開は、シーズン終盤の選手たちのコンディションに、かなりのばらつきがあることを際立たせる。

レース後半、先頭集団は7人に絞られた Photo: KINAN Cycling Teamレース後半、先頭集団は7人に絞られた Photo: KINAN Cycling Team
最終局面で抜け出した2人 Photo: KINAN Cycling Team最終局面で抜け出した2人 Photo: KINAN Cycling Team
追走する4人 Photo: KINAN Cycling Team追走する4人 Photo: KINAN Cycling Team

 後半は優勝へ向けたアタック合戦から、上手く抜け出した豊田、阿曽の2人と、これを追走する4人の体制となった。タイム差は数秒。しかし追走の4人が、先頭の2人に追いつくことは二度となかった。

阿曽が豊田とのマッチスプリントを制しシリーズ戦初優勝 Photo: KINAN Cycling Team阿曽が豊田とのマッチスプリントを制しシリーズ戦初優勝 Photo: KINAN Cycling Team

 逃げ切り成るかという微妙な展開のなかでの優勝争い。ここでプロの意地を見せたのは、大会会場から数kmの距離に実家があるという地元出身の阿曽だった。すでにAACAカップでの優勝経験がある豊田とのマッチスプリントを制し、地元でシリーズ初勝利を飾った。 2位に豊田、3位には間瀬が入り、敢闘賞は序盤に独走した桐野が獲得した。

 優勝した阿曽はレース後、「地元が近い事もあり高校生の時から練習コースとして使ってきた土地で優勝できたことを大変嬉しく思います。12月9日からマレーシアで開催されるジャラジャマレーシア(UCIアジアツアー2.2)にベストコンディションで挑めそうです。応援よろしくお願いします」とコメントした。

TOJいなべステージのコースをサイクリング

 レース終了後、一般来場者とともにTOJいなべステージのコースをサイクリングする特別企画が行われた。栗村さん、キナンサイクリングチームのメンバーも参加し、一緒に走ったサイクリストたちを楽しませた。

TOJいなべステージのゴールラインからサイクリングスタート Photo: KINAN Cycling TeamTOJいなべステージのゴールラインからサイクリングスタート Photo: KINAN Cycling Team
サイクリングの参加者との集合写真 Photo: KINAN Cycling Teamサイクリングの参加者との集合写真 Photo: KINAN Cycling Team

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