コンパクトで街乗りに最適ノグのUSB充電ライトに「ブラインダーモブ」新登場 照射角度で選べる4タイプ

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 デザインと使い勝手に優れたサイクルアクセサリーを展開するKNOG(ノグ)から、新しい充電式ライト「Blinder MOB」(ブラインダーモブ)シリーズが登場した。街中のライドに役立つ、軽くて使いやすいフロント&リアライトだ。ロードバイクに取り付けてCyclist編集部を抜け出し、黄昏の東京都心をサイクリングした。

KNOGのBlinder MOBシリーズ。前列左からフロントライトの「EYEBALLER」「FOUR EYES」「KID GRID」「MR CHIPS」、後列左からリアライトの「MR CHIPS V」「KID GRID」 Photo: Ikki YONEYAMAKNOGのBlinder MOBシリーズ。前列左からフロントライトの「EYEBALLER」「FOUR EYES」「KID GRID」「MR CHIPS」、後列左からリアライトの「MR CHIPS V」「KID GRID」 Photo: Ikki YONEYAMA

ボディーは同じ LED数が異なるモデル展開

 ブラインダーはノグのライトの中心となるシリーズで、マウント不要でワンタッチ取り付けが可能なUSBリチャージャブルライトのシリーズだ。新発売となったブラインダーモブは明るさ・大きさともに、使いやすいバランスの中間カテゴリーに位置している。一辺4.2cmの角を落とした正方形のボディーは、ちょうどハンドルバーの太さにフィットする。本体部の厚みは1.5cmほどで、取り付けても邪魔にならない。

赤レンガの東京駅前を出発 Photo: Ikki YONEYAMA赤レンガの東京駅前を出発 Photo: Ikki YONEYAMA

 フロントライトは4モデル展開で、LEDが1つの「EYEBALLER」(アイボーラー)、4つの「FOUR EYES」(フォーアイズ)、16個の「KID GRID」(キッドグリッド)、オンチップ型の「MR CHIPS」(ミスターチップス)となる。リアライトはキッドグリッドとミスターチップスが、それぞれ正方形タイプと縦長のVタイプで用意され、こちらも合計4モデルとなる。

 LED数を除けばどのモデルもほぼ同じ作りで、光の量もフロントは全て80ルーメンだ(リアは44ルーメン)。では何が違うのかというと、照射角度が異なっていて、アイボーラーは15度、フォーアイズは35度、キッドグリッドは90度、ミスターチップスは120度と変化が付けられている。同じ量の光だが、狭い範囲で照射するアイボーラーが照射範囲内ではもっとも明るくなり、反対にミスターチップスは広い範囲から光を視認することができる。

 使い分けとしては、前方を強く照らしたい場合は照射角度が狭いタイプ、周囲から気付いてもらうことを主目的とするならば、照射角度が広いタイプが役に立つ。このためリアライトは、照射角度が広いタイプのみがラインナップされている。

左がミスターチップスのVタイプ、右はキッドグリッド。デイライトにも使える明るさ Photo: Ikki YONEYAMA左がミスターチップスのVタイプ、右はキッドグリッド。デイライトにも使える明るさ Photo: Ikki YONEYAMA
ほぼ真横から見ても明るさをキープする Photo: Ikki YONEYAMAほぼ真横から見ても明るさをキープする Photo: Ikki YONEYAMA

照射角度の違いをチェック

 それぞれの違いを分かりやすく見てみようということで、1台のバイクのハンドルに4種類全部のフロントライトを装着し、街中を走らせてみた。真正面からだとアイボーラー、フォーアイズの強烈な明るさが目を引くが、角度をずらしていくとキッドグリッド、ミスターチップスに比べて明るさが落ちてしまうのが分かる。外から見る限りは、前者2モデル、後者2モデルはそれぞれ、似たような見え方に感じられたので、目的で絞ったあとは、見た目の好みで選べばいいかもしれない。

4種類を一度にセットした。正面からだと内側のアイボーラー、フォーアイズの明るさが目立つ Photo: Ikki YONEYAMA4種類を一度にセットした。正面からだと内側のアイボーラー、フォーアイズの明るさが目立つ Photo: Ikki YONEYAMA
角度をずらしても、外側のミスターチップス、キッドグリッドは明るさをキープしている Photo: Ikki YONEYAMA角度をずらしても、外側のミスターチップス、キッドグリッドは明るさをキープしている Photo: Ikki YONEYAMA
夜間に壁に照射してみると、明るさと照射角度の関係がわかりやすい。左からアイボーラー、フォーアイズ、キッドグリッド、ミスターチップス。照射範囲が広いモデルは、全体に光を届けている Photo: Yoshiyuki KOZUKE夜間に壁に照射してみると、明るさと照射角度の関係がわかりやすい。左からアイボーラー、フォーアイズ、キッドグリッド、ミスターチップス。照射範囲が広いモデルは、全体に光を届けている Photo: Yoshiyuki KOZUKE

 照射角度15度と最も狭いアイボーラーだが、イメージするよりも広い範囲から視認可能だ。実際の道路では10メートル以上離れていることがほとんどなので、そうなると道一杯に十分届くだけの照射範囲となり、被視認性が著しく劣るというわけでもない。むしろミスターチップスなどが特別に広範囲という印象で、ほぼ真横に近い角度から見ても明るく感じることができた。

真正面ではないが、内側のアイボーラー、フォーアイズが十分に威力を発揮する Photo: Ikki YONEYAMA真正面ではないが、内側のアイボーラー、フォーアイズが十分に威力を発揮する Photo: Ikki YONEYAMA
すぐ近くまで来るとさすがにアイボーラーは明るく見えない Photo: Ikki YONEYAMAすぐ近くまで来るとさすがにアイボーラーは明るく見えない Photo: Ikki YONEYAMA
ほぼ真横まで来ると、向かって左端のミスターチップスが最も自己主張 Photo: Ikki YONEYAMAほぼ真横まで来ると、向かって左端のミスターチップスが最も自己主張 Photo: Ikki YONEYAMA

取り付けや充電はイージー

 取り付けはシリコンゴムバンドを巻いて固定する方式で、工具やマウントは不要。本体裏側のカーブを描いた部分が、ハンドルバーやシートポストにぴったりフィットする。長さの異なる2種類のバンドが付属し、さまざまな場所への取り付け可能。また取り付け部中央のV字の切り込み部を使うことで、翼断面のエアロシートポストでも、しっかり固定することができる。

 充電は本体にUSB端子があり、直接パソコンやACアダプターに挿して充電できる。ケーブルは不要、ふたなどの開閉も不要で扱いやすい。端子は半露出状態となっているが、IP67準拠と高い防水・防塵性能を誇り、雨中の使用も問題ないという。

本体をそのまま挿入して充電可能(左)。シリコンバンドは2種類付属(中央)。エアロシートポストにも対応(右) Photo: Ikki YONEYAMA本体をそのまま挿入して充電可能(左)。シリコンバンドは2種類付属(中央)。エアロシートポストにも対応(右) Photo: Ikki YONEYAMA
日が落ち薄暗くなるなか、ベイエリアに向かう Photo: Yoshiyuki KOZUKE日が落ち薄暗くなるなか、ベイエリアに向かう Photo: Yoshiyuki KOZUKE

ボタン1つで簡単操作 点灯は5モード

ミスターチップスにはこんな点滅モードも Photo: Ikki YONEYAMAミスターチップスにはこんな点滅モードも Photo: Ikki YONEYAMA

 操作ボタンは1つで、長押しで電源オン。オンの状態でボタンを押すと点灯モードが、明るい点灯、省エネの点灯、3種類の点滅といった順に変化する。LED数が多いモデルでは単純な点滅ではなく、動きのある設定もあって面白い。ボタン長押しで電源オフとなる。再度オンにした際には前回点灯時のモードを記憶していてくれるので便利だ。

 価格は全モデルが税抜4600円。このカテゴリーの製品としては決して安くはないが、デザイン、質感、使い勝手など、さまざまな面でとても作りこまれており、長く使える製品といえるだろう。シティライドを中心に走るライダーにおすすめだ。

レインボーブリッジや晴海ふ頭を一望できるスポットに到着。テールライトの照射角度の広さもよく分かる Photo: Shusaku MATSUOレインボーブリッジや晴海ふ頭を一望できるスポットに到着。テールライトの照射角度の広さもよく分かる Photo: Shusaku MATSUO

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