新製品情報日本の春夏に最適のウェアを パールイズミが2013年製品を発表

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 自転車ウェアやシューズを展開するパールイズミの2013年春夏モデルは、新技術のオンパレードだ。ウェアの最上位となる「プレミアム」グレードをはじめ、日本の高温多湿な気候に適した製品が、さらに拡充される。

競技志向の「プレミアム」

新分類の「プレミアム」グレード新分類の「プレミアム」グレード

 これまで漠然としていたジャージのラインアップは、「プレミアム」「レース」「ベーシック」の3つのライディングスタイルごとに分類される。最上位の「プレミアム」グレードについて「ガツガツと走る競技志向のサイクリスト向け」と説明するのは、製品企画に携わるデザイナーの金平祐基さん。

 「プレミアム」の大きなポイントは、「3Dスキャンシステム」と「スカイフレスコ・ドライ」という新技術にある。前者は、ライダーのライディングポジションをスキャニングして得た立体データを、裁断や縫製に生かしてジャージを形作る技術。また後者は、吸収・速乾素材の生地裏に「はっ水糸」と呼ばれる繊維で特殊加工を施し、発汗してもジャージが肌につかない感触を実現させたものだ。腹部や背中部分に用いられている。

 ジャージ以外にも、「プレミアム」グレードのソックス、グローブが揃う。同社の「カスタムオーダー」製品にもこれらの技術が展開されるので、チームジャージに新技術を導入することも可能だ。なお、女性向け「プレミアム」グレードの製品はまだラインナップされていないが、「カスタムオーダー」なら「スカイフレスコ・ドライ」の快適さをいち早く体感できるそうだ。

レディースもカジュアルも続々

女性向け「3D-ネオ プラス」パッド女性向け「3D-ネオ プラス」パッド
パールイズミのカジュアルライン「フリージー」のコーディネート例パールイズミのカジュアルライン「フリージー」のコーディネート例

 女性向け製品では、画期的な「3D-ネオ プラス」パッドが注目される。2012年に販売開始された男性向け同パッドの技術を基盤に、女性の骨格や使用感をイチから研究し直して製作された。

 開発時には、痛みを感じやすい足の付け根部分のパッド厚・質を試行錯誤したという。できあがった製品は、シクロクロスの日本チャンピオンである豊岡英子さんら女性ライダーの試乗を経て、良好なフィードバックを得ているそうだ。

 とはいえ、女性向けのジャージは、新機能の導入が男性向けより遅くなっているのが残念。一方、カジュアルなラインアップ「フリージー」では、ジャージ素材のポロシャツなど女性向け製品が充実している。

アイディアを形に

 インナーウェアでは、アームカバーと融合した新発想の長袖インナーが目新しい。「アームカバーって、実はそれほど着け外しをしない。それに、ジャージとアームカバーの間で隙間を作らずピッタリ着用するのは面倒。だったらくっつけてしまえばいいと作ったのが“焼けないアンダー”です」と話すのは、前出の金平さん。

“焼けないアンダー”の着用イメージ。奥は女性向け製品コーナー“焼けないアンダー”の着用イメージ。奥は女性向け製品コーナー

 ベースには、さらさら感と伸縮性を向上させた生地を、乗車時に日焼けする腕の外側部分にはアームカバーと同等のUVカット素材を用いた。ホワイト、ブラックの2色展開で5,775円。

 このほか、輪行や休憩時に気恥ずかしさを感じることのないように、ジャージの上に着る簡易ウェアも参考出品されていた。

参考展示のはおり物。輪行や休憩時に利用する参考展示のはおり物。輪行や休憩時に利用する
足手指先をヒーターパネルで温める新製品。1回の充電で3~4時間使用可能(最大出力時)。各16,590円で今年11月中旬から販売足手指先をヒーターパネルで温める新製品。1回の充電で3~4時間使用可能(最大出力時)。各16,590円で今年11月中旬から販売

 金平さんは、「飽和状態にある自転車ウェア業界にあっても、常に新しい発想で製品開発に取り組んでいけば需要は見込める。今後もアイディアを形にしていきたい」と企画への熱意を語った。

 会場には、日本向け製品から独立して企画・販売されているパールイズミUSAの製品や、パールイズミが取り扱うイタリアのナリーニ社(Nalini)のプロフェッショナルライン製品も展示されていた。

 パールイズミ2013年春夏モデルの販売は、来年3月頃から各取扱店舗にて。
パールイズミ ホームページ

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