サイクルモード 2015ブルックス、アソス、レザインなど、ブランドごとの世界観を表現 ダイアテックプロダクツ
千葉・幕張メッセで11月8日まで開催中の「サイクルモードインターナショナル2015」でダイアテックプロダクツは、同社が展開するBROOKS(ブルックス)、ASSOS(アソス)、ROTOR(ローター)、LEZYNE(レザイン)など、数多くのブランドをそれぞれコーナーにまとめ、個々のブランドの世界観と機能をアピールしている。
最新ライトを一堂に比較

レザインのコーナーでは、豊富なライトのラインナップを一堂に展示。1500ルーメンの「DECA DRIVE1500 XXL」を筆頭に、明るさや大きさなど何段階にも分かれる製品群を、それぞれ動作させながら見比べることができる。高い防水性や信頼性についてもアピール。ライトだけでなく、スタイルと機能性を兼ね備えたフロアポンプもラインナップしている。
同じくライトが中心となるKNOG(ノグ)は、シリコン素材を採用した、ポップで作り込まれたデザインが目を引く製品展開。最新モデルでは同じ明るさでも照射角度にバリエーションを付けることで用途を分ける提案がなされている。
アソスの“裏側”に迫る
ウェアブランドのアソスのコーナーでは、最高級と謳われるサイクリングショーツを“裏返し”で展示。外側から見るととにかくシンプルなアソスのショーツだが、パッドなどの裏側には、驚くほどの技術と工夫が詰め込まれており、普段は隠された部分にスポットを当ててPRしている。
いくつもの素材を適材適所に組み合わせたパッドは、ショーツ本体へ取り付ける際に全部を縫い付けず、ポイントで縫い付けたり別の布地を介することで、最上級の座り心地を実現している。ショーツ本体も高性能な素材を組み合わて作られており、身体にあたる縫い目も極限まで減らされている。
切断できないロック

ドイツ発の「ABUS」(アブス)は、ロックの分野では欧州のメジャーブランドだ。展示では、アブスの最高級U字ロックの切断に挑戦できるコーナーが設けられた。通常のワイヤーロックは簡単に切断できるが、アブスのロックには文字通り「歯が立たない」ことが実感できる。


革サドルが似合う世界観を表現
創業140年と革サドルで長年の実績と知名度をもつブルックスのコーナーでは、サドルをはじめとして、世界観を共有するバッグやポーチなどの革製品、またコラボグッズなどが並ぶ。サドルでは伝統的な革製サドルだけでなく、こちらも特徴的なゴムベースのサドル「カンビウム」シリーズを近年展開。カンビウムはカーボンレールの軽量バージョンが新たにリリースされた。
また、旅をテーマとするバイクブランド「BRUNO」(ブルーノ)の自転車も、ブルックス製品と組み合わせて展示される。このほか、自転車と一緒の時間を楽しむための、ファッション性の高いカジュアルサイクルウェア「PEdAL ED」(ペダレッド)のコーナーなどが設けられている。