小学生リポーターが英語で“突撃取材”フルーム、デゲンコルプらが抱負 「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」記者会見

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 さいたま市で10月24日に開催される「J:COM presents 2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を翌日に控えた23日、大会に出場する有力選手らによる記者会見がさいたま新都心行われ、今年のツール・ド・フランスで2度目の総合優勝を飾ったクリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ)らが大会への抱負を語った。第1回大会から3年連続出場となるフルームは「再びここに帰ってこれて嬉しい」とあいさつした。

さいたま市内で「2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」記者会見が行われた Photo: Ikki YONEYAMAさいたま市内で「2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」記者会見が行われた Photo: Ikki YONEYAMA

ツールの雪辱期すデゲンコルプ

 会見には海外招待7チームから1人ずつの選手と、個人タイムトライアル日本王者の中村龍太郎が出席した。選手たちの多くは20日にフランス・パリで行われた2016年のツール・ド・フランスのコースプレゼンテーションに出席し、数時間後の飛行機に乗って日本へやって来たという。

今年のツール・ド・フランス総合王者、クリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ) Photo: Ikki YONEYAMA今年のツール・ド・フランス総合王者、クリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ) Photo: Ikki YONEYAMA
「スプリントになれば自信がある」と話すジョン・デゲンコルプ(ドイツ、チーム ジャイアント・アルペシン) Photo: Ikki YONEYAMA「スプリントになれば自信がある」と話すジョン・デゲンコルプ(ドイツ、チーム ジャイアント・アルペシン) Photo: Ikki YONEYAMA

 フルームは「いつもこの大会に出場できることを楽しみにしています。日本のファンと顔を合わせて身近に触れ合えるまたとないチャンス。再びここに帰ってこれて嬉しい」とあいさつ。また、初出場となるスプリンターのジョン・デゲンコルプ(ドイツ、チーム ジャイアント・アルペシン)は、「今年、自分はツール・ド・フランスで勝利できなかったが、さいたまクリテリウムではその分挽回したい」と勝利に意欲を見せた。

コンディションが良いと話す新城幸也(チーム ヨーロッパカー) Photo: Ikki YONEYAMAコンディションが良いと話す新城幸也(チーム ヨーロッパカー) Photo: Ikki YONEYAMA
1週間前のジャパンカップクリテリウムで優勝した別府史之(トレック ファクトリーレーシング) Photo: Ikki YONEYAMA1週間前のジャパンカップクリテリウムで優勝した別府史之(トレック ファクトリーレーシング) Photo: Ikki YONEYAMA
ホアキン・ロドリゲス(スペイン、チーム カチューシャ)は、「ホアキンプリトロドリゲスです」と日本語であいさつ Photo: Ikki YONEYAMAホアキン・ロドリゲス(スペイン、チーム カチューシャ)は、「ホアキンプリトロドリゲスです」と日本語であいさつ Photo: Ikki YONEYAMA

 過去にツール・ド・フランスへ5回出場している新城幸也(チーム ヨーロッパカー)は、「シーズン後半はとてもコンディションが良い。今年のツール・ド・フランス本戦に出られなかった分を全部ぶつけたい」と語り、また1週間前のジャパンカップクリテリウムで日本人初の優勝を飾った別府史之(トレック ファクトリーレーシング)も、「選手たちのモチベーションはとても高い。さいたまでも優勝を狙って走りたい」と話した。

今年のツールでは区間勝利とともにスーパー敢闘賞も獲得したロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール ラモンディアル) Photo: Ikki YONEYAMA今年のツールでは区間勝利とともにスーパー敢闘賞も獲得したロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール ラモンディアル) Photo: Ikki YONEYAMA
マキシム・ブエ(フランス、エティックス・クイックステップ) Photo: Ikki YONEYAMAマキシム・ブエ(フランス、エティックス・クイックステップ) Photo: Ikki YONEYAMA
「明日は精一杯走りたい」と話す中村龍太郎(スペシャルチームジャパン for さいたま) Photo: Ikki YONEYAMA「明日は精一杯走りたい」と話す中村龍太郎(スペシャルチームジャパン for さいたま) Photo: Ikki YONEYAMA

世界171カ国で放送

 3回目の開催を迎え、清水勇人さいたま市長は「自転車関連施策を展開し、自転車を活用した街づくりを進めているさいたま市にとって、この大会はシンボルとなる存在」と話し、大会を通じてさいたま市のブランドイメージを広くPRし、環境負荷が少なく健康にも良い自転車をアピールしたいと語った。

 また、ツール・ド・フランスを運営し、今大会の共催にも名を連ねるフランスのアモリ・スポル・オルガニザシオン社(A.S.O.)のジャンエティエンヌ・アモリ代表は、「今年も世界の第一線で活躍する選手、さらには、栄えあるマイヨ(各賞ジャージ)をまとった選手が勢揃いしました」とアピール。さいたまクリテリウムの様子が今年は世界171カ国で放送される予定で、大会への注目が集まっていると話した。

清水勇人さいたま市長 Photo: Ikki YONEYAMA清水勇人さいたま市長 Photo: Ikki YONEYAMA
ジャンエティエンヌ・アモリA.S.O.代表 Photo: Ikki YONEYAMAジャンエティエンヌ・アモリA.S.O.代表 Photo: Ikki YONEYAMA

小学生リポーターが英語で突撃取材

 会見ではさいたま市の英語教育活動の一環として、市立下落合小学校6年生の5人が英語でのリポーターになって“突撃取材”。「コンディションはどうですか?」「ロードレースを始めた理由は何ですか?」など、それぞれがフルーム、デゲンコルプに英語で質問し、返答をその場で日本語に訳して披露した。

小学生リポーターから選手に英語で質問 Photo: Ikki YONEYAMA小学生リポーターから選手に英語で質問 Photo: Ikki YONEYAMA
質問の切り返しにフルームもタジタジ? Photo: Ikki YONEYAMA質問の切り返しにフルームもタジタジ? Photo: Ikki YONEYAMA

 最後に質問に立った小林龍之介くんが、フルームに「優勝したら誰に一番最初に伝えますか?」と聞くと、フルームは「妻です」と回答。すかさず小林君が英語で「何と伝えますか?」と突っ込み、フルームが「さいたまで凄かったよ、と話します」とたじろぎながら答える一幕もあった。緊張しながらも真剣に質問をする小さなリポーターたちの姿に、選手たちは表情を緩ませて優しい視線を送っていた。

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