ジャパンカップ後の交流を満喫「日本のファンは世界のお手本」 キャノンデール・ガーミンが愛情示したアフターパーティー

  • 一覧

 2015ジャパンカップサイクルロードレースに出場したチーム キャノンデール・ガーミンが、ロードレースが開かれた10月18日の夜、宇都宮市内のホテルで一般参加者を招いてアフターパーティーを開催した。選手や監督らスタッフが出席してサインやプレゼントなどのファンサービスに努め、ジャパンカップで2度の優勝を誇るネイサン・ハース(オーストラリア)は「シーズンを日本で終えられるのはうれしい」と日本への愛情を示して会場を盛り上げた。

チーム キャノンデール・ガーミンのジャパンカップアフターパーティーで、選手たちがファンとの交流を楽しんだ Photo: Naoi HIRASAWAチーム キャノンデール・ガーミンのジャパンカップアフターパーティーで、選手たちがファンとの交流を楽しんだ Photo: Naoi HIRASAWA

“壁”取り払われ規模が倍増

ネイサン・ハース(右)とパーティーのMCを務めたサッシャさんがトーク Photo: Naoi HIRASAWAネイサン・ハース(右)とパーティーのMCを務めたサッシャさんがトーク Photo: Naoi HIRASAWA

 キャノンデール・ガーミンは、別々のチームだったキャノンデールとガーミン・シャープが合併して誕生し、今シーズンから活動している。昨年のジャパンカップにはキャノンデール、ガーミン・シャープがそれぞれ出場し、レース後は壁一枚を隔てた隣りの会場でアフターパーティーを催していたが、今年はその“壁”が取り払われた形となり、規模が倍増。106人が参加し、選手との交流や豪華な食事を楽しみながらの賑やかなパーティーになった。

参加者たちはビュッフェスタイルの豪華な食事も楽しんだ Photo: Naoi HIRASAWA参加者たちはビュッフェスタイルの豪華な食事も楽しんだ Photo: Naoi HIRASAWA
「初来日で素晴らしいファンに会えた」と語ったアルベルト・ベッティオール Photo: Naoi HIRASAWA「初来日で素晴らしいファンに会えた」と語ったアルベルト・ベッティオール Photo: Naoi HIRASAWA

 乾杯のあいさつをしたキャノンデール・ジャパンの池田新(あらた)社長は、ジャパンカップのロードレースでマテイ・モホリッチ(スロベニア)が6位に入り、U23最優秀選手として表彰されたことと、キャノンデールがバイクを提供している鹿屋体育大学の山本大喜がオープンレースで優勝したことを挙げ、「キャノンデールのメンバーとして誇りに思う」と選手たちの活躍を称えた。

キャノンデール・ジャパンの池田新社長 Photo: Kyoko GOTOキャノンデール・ジャパンの池田新社長 Photo: Kyoko GOTO
(左から)上野みなみ、黒枝咲哉、橋本英也。鹿屋体育大学自転車競技部の学生たちも会場で参加者と交流した Photo: Naoi HIRASAWA(左から)上野みなみ、黒枝咲哉、橋本英也。鹿屋体育大学自転車競技部の学生たちも会場で参加者と交流した Photo: Naoi HIRASAWA

移籍するハース「来年も出場したい」

 チーム最上位の成績を残したモホリッチは、ガーミンのサイクルコンピュータで計測したレース中の走行データをウェブ上で公開。パーティーでは、そのデータを見ながらレース展開を解説した。特に終盤の走りについて触れ、「一番パワーを出したのはラストから3周目の古賀志林道の上り。平均時速35kmと速い結果が出ているが、下りでタイムロスしている。ここは道が濡れていて走りにくかった」と果敢にアタックしたシーンを振り返った。

走行データをもとにレースを振り返るマテイ・モホリッチ Photo: Naoi HIRASAWA走行データをもとにレースを振り返るマテイ・モホリッチ Photo: Naoi HIRASAWA
神奈川から参加した松下さんは、自作のバッジを選手たちにプレゼント。「喜んでくれていました」と笑顔で話した Photo: Naoi HIRASAWA神奈川から参加した松下さんは、自作のバッジを選手たちにプレゼント。「喜んでくれていました」と笑顔で話した Photo: Naoi HIRASAWA
「来年も出場したい」と語るネイサン・ハースにファンが声援を送った Photo: Naoi HIRASAWA「来年も出場したい」と語るネイサン・ハースにファンが声援を送った Photo: Naoi HIRASAWA

 ハースは2011年からジャパンカップに連続出場中で、2011年と14年に優勝を飾っているが、今年はリタイアに終わった。来シーズンはUCIプロコンチネンタルチームのチーム ディメンションデータ(現MTN・クベカ)へ移籍するため、「来年はジャパンカップに来られるのかな」と心配そうに語ったハース。参加者たちが拍手で盛り上げると、「出場できるようオーガナイザーに呼びかけてね!」とお願いし、チームメートたちに「今日は仲間だけど来年は敵だぞ!」と“挑戦状”を突きつけて笑いを誘った。

監督が感じた日本のレースの進化

はしの扱いに苦戦しながら寿司を堪能するファブリツィオ・グイーディ監督 Photo: Kyoko GOTOはしの扱いに苦戦しながら寿司を堪能するファブリツィオ・グイーディ監督 Photo: Kyoko GOTO

 19年前に選手としてジャパンカップに出場したことのあるファブリツィオ・グイーディ監督は、日本のレースの進化を感じたという。スピーチのなかで「沿道の観客は、本当にビッグレースと同じレベルだと感じた。皆さんのように『サポーター』と呼べるような人たちは欧州でもなかなかいないので、自分たちを誇りに思ってほしい。日本のファンは世界のお手本だと思っている」と熱弁した。

■訂正とお詫び  記事掲載当初、パーティーに参加したファンの女性の発言を掲載していましたが、その内容は編集部のミスにより取り違えてしまったもので、この女性の発言ではありませんでした。当該部分を削除するとともに、関係者にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

ジョナサン・ヴォーターズGMのお面をかぶって、選手たちと写真撮影 Photo: Kyoko GOTOジョナサン・ヴォーターズGMのお面をかぶって、選手たちと写真撮影 Photo: Kyoko GOTO
プレゼント抽選会でルーベン・ツェブントケが着用したジャージが女の子に当たり、着させてもらった Photo: Naoi HIRASAWAプレゼント抽選会でルーベン・ツェブントケが着用したジャージが女の子に当たり、着させてもらった Photo: Naoi HIRASAWA

レースの迫力に「鳥肌が立った」

全員がキャノンデール乗りという(左から)佐藤かれんさん、弘人さん、香さん一家 Photo: Kyoko GOTO全員がキャノンデール乗りという(左から)佐藤かれんさん、弘人さん、香さん一家 Photo: Kyoko GOTO

 宇都宮在住の佐藤さん一家は全員がキャノンデールのバイクに乗っている熱心なファン。妻の香さんが5年前、夫の弘人さんが4年前からロードバイクを楽しんでいたところ、娘のかれんさんが2年前のジャパンカップを観戦して感動し、すぐにロードバイクを購入したという。「プロのチームを間近に観られるのは迫力がある。今日のレースも鳥肌がたった」と今年もジャパンカップを満喫していた。

選手、参加者たちみんなで記念撮影 Photo: Naoi HIRASAWA選手、参加者たちみんなで記念撮影 Photo: Naoi HIRASAWA

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

2015 ジャパンカップ 2015 ジャパンカップ・アフターパーティー キャノンデール

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載