日の丸を胸に世界へロード全日本チャンピオンの窪木一茂がNIPPOへ移籍 来季から欧州で活動

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 ロードレースの全日本チャンピオン、窪木一茂(チームUKYO)が来季、UCIプロコンチネンタルチームのNIPPO・ヴィーニファンティーニへ移籍することが決まった。駐日イタリア大使館が10月19日に開いたNIPPO・ヴィーニファンティーニの記者会見で明らかにされた。

NIPPO・ヴィーニファンティーニの記者会見で、大門宏監督から紹介された窪木一茂 Photo: Ikki YONEYAMANIPPO・ヴィーニファンティーニの記者会見で、大門宏監督から紹介された窪木一茂 Photo: Ikki YONEYAMA

 記者会見で窪木は、「前からずっと(世界に)挑戦したいと思っていました。全日本チャンピオンを獲り、国体(地元開催の2015年和歌山国体)も終わって、いよいよだなというところで、チームに残るか海外で走るかすごく考えたのですが、大門監督と話をして、挑戦したい気持ちになりました」とコメントした。来年の前半はリオ五輪に向けてトラック競技に集中するという。

 NIPPO・ヴィーニファンティーニの大門宏監督は、「彼は全日本ロードのチャンピオンであり、トラックでも3種目でチャンピオンジャージを持っている。かつて日本人にこのようなタイプの選手はいませんでした。素質は新城(幸也)君を超えると思うところがある」と窪木を紹介。「ものすごく厳しい世界ではあるけれど、憧れのスター選手になってもらいたい」とエールを送った。

 チームUKYOの片山右京監督はウェブサイトで、「自分もF1時代に沢山の人に支えられ、チームを渡り歩いてステップアップしてきたので、窪木選手にも『チャンスをもらえるなら思い切って挑戦するように』と伝えた。チームUKYOも上を目指し、彼が戻ってきたいと思えるようなチームに育てたい」と窪木を激励するコメントを発表した。

全日本選手権ロードレースを制し、日の丸デザインの日本チャンピオンジャージに袖を通した窪木一茂(中央) =2015年6月28日、栃木県那須町 Photo: Sonoko TANAKA全日本選手権ロードレースを制し、日の丸デザインの日本チャンピオンジャージに袖を通した窪木一茂(中央) =2015年6月28日、栃木県那須町 Photo: Sonoko TANAKA
全日本チャンピオンジャージを着てロードレース(AACAカップ代8戦)を制した窪木一茂 =2015年8月15日、岐阜県・長良川 Photo: KINAN CYCLING TEAM全日本チャンピオンジャージを着てロードレース(AACAカップ代8戦)を制した窪木一茂 =2015年8月15日、岐阜県・長良川 Photo: KINAN CYCLING TEAM

 窪木は福島県出身。学法石川高校、日本大学を経て2012年シーズンからマトリックスパワータグ、2014年シーズンからチームUKYOに所属して活動してきた。

 トラック競技では2010年の全日本選手権でポイントレース、個人追い抜き、団体追い抜きの3冠を獲得したほか、2015年もポイントレース、個人追い抜きで2冠を達成するなど、数々の全日本タイトルを獲得している。今年は9月27日に行われたわかやま国体のロードレースも制した。

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