“自転車の街”宇都宮は最高潮レース目前で盛り上がるジャパンカップの舞台 フリーランでは選手とファンらが快走

by 平澤尚威 / Naoi HIRASAWA
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 「2015ジャパンカップクリテリウム」が開かれる10月17日、コースとなる宇都宮市の目抜き通りは朝から熱気を増し、自転車関連の出展ブースが並ぶ市中心部の商店街「オリオン通り」も大勢のファンで賑わった。また、翌18日にジャパンカップサイクルロードレースが開かれる宇都宮市森林公園では、オープニングフリーラン、チャレンジレース、オープンレースのイベントが行われた。

レース前から観客で賑わうジャパンカップクリテリウムのメーン会場 Photo: Naoi HIRASAWAレース前から観客で賑わうジャパンカップクリテリウムのメーン会場 Photo: Naoi HIRASAWA

ジャパンカップ「オリジナルTシャツ」が人気

多くの客で賑わう店内 Photo: Naoi HIRASAWA多くの客で賑わう店内 Photo: Naoi HIRASAWA

 サイクルウェアブランド「Rapha」(ラファ)がオリオン通りに展開するポップアップストアは朝9時の開店直後から大勢の客が訪れた。店内ではサイクルウェアやシティウェアを合わせて90点ほどがズラリと取り揃えられた。ラファ・ジャパンの小俣雄風太さんによれば、通常は通販でしか手に入りにくいブランドだけに、来店したサイクリストからは「ウェアの実物を見られてうれしい」「ストアを楽しみにしていた」との声が聞かれたという。

宇都宮の郷土玩具「きぶね」をモチーフにしたラファのオリジナルTシャツ Photo: Naoi HIRASAWA宇都宮の郷土玩具「きぶね」をモチーフにしたラファのオリジナルTシャツ Photo: Naoi HIRASAWA

 ラファが2013年から毎年、ジャパンカップのために企画・製作しているオリジナルTシャツは、今年は宇都宮の郷土玩具「きぶな」をモチーフにしたデザイン。売れ行きは好調で、すでに品薄になっているというレアアイテムだが、18日の森林公園に設けられるラファブースで販売する分も、少数ながら確保しているという。さらにコーヒーなどのドリンクを販売しているほか、ラファのタブロイド新聞「doppio」(ドッピオ)を無料配布している。

ラファが無料配布するタブロイド新聞「ドッピオ」 Photo: Naoi HIRASAWAラファが無料配布するタブロイド新聞「ドッピオ」 Photo: Naoi HIRASAWA
ラファのポップアップストアに設けられたカフェではコーヒーなどのドリンクを提供 Photo: Naoi HIRASAWAラファのポップアップストアに設けられたカフェではコーヒーなどのドリンクを提供 Photo: Naoi HIRASAWA

地元が一体となって盛り上げるレース

宇都宮ブリッツェンと弱虫ペダルのコラボレーションTシャツにサインする廣瀬佳正GM Photo: Naoi HIRASAWA宇都宮ブリッツェンと弱虫ペダルのコラボレーションTシャツにサインする廣瀬佳正GM Photo: Naoi HIRASAWA

 毎年オリオン通りに出展している宇都宮ブリッツェンのコンセプトショップは、サイクルロードレース漫画「弱虫ペダル」とのコラボレーションでいっそう賑わいを増した。店内はグッズの販売と、ブリッツェンのバイクやウェア、写真などの展示が行われた。ブリッツェンの廣瀬佳正ゼネラルマネジャー(GM)が店頭に立ち、ショップの目玉アイテムである弱虫ペダルとのコラボTシャツにサインをするなどファンサービスに快く応じていた。

宇都宮ブリッツェンの廣瀬佳正ゼネラルマネジャー Photo: Naoi HIRASAWA宇都宮ブリッツェンの廣瀬佳正ゼネラルマネジャー Photo: Naoi HIRASAWA
オリオン通りに出展された宇都宮ブリッツェンのコンセプトショップ Photo: Naoi HIRASAWAオリオン通りに出展された宇都宮ブリッツェンのコンセプトショップ Photo: Naoi HIRASAWA

 ブリッツェンは応援フライヤーを2万枚製作し、地元サポーターらと協力して会場で配布している。廣瀬GMは「そうやって協力してくれるサポーターや、地元企業、行政の支えがあって成り立っている」と、宇都宮が一体となってブリッツェンやジャパンカップを盛り上げていることを強調した。

カンチェッラーラと少年が“ゴールスプリント”

 森林公園で開かれたフリーランでは、レースに出場する選手が一般参加者たちと一緒にコースを走行。選手が参加者との“スプリント勝負”をするなど、楽しい雰囲気に包まれた。

少年と笑顔でゴールスプリントするカンチェッラーラ。勝った少年は大きくガッツポーズ Photo: Ikki YONEYAMA少年と笑顔でゴールスプリントするカンチェッラーラ。勝った少年は大きくガッツポーズ Photo: Ikki YONEYAMA
スカイボーイを囲むチーム スカイのメンバー Photo: Ikki YONEYAMAスカイボーイを囲むチーム スカイのメンバー Photo: Ikki YONEYAMA
スタート前のランプレ・メリダ。エドヴァルド・ラヴァージ(イタリア)がセルフィー Photo: Ikki YONEYAMAスタート前のランプレ・メリダ。エドヴァルド・ラヴァージ(イタリア)がセルフィー Photo: Ikki YONEYAMA
会場内のブース内でサイン会をするBMCレーシングチーム Photo: Ikki YONEYAMA会場内のブース内でサイン会をするBMCレーシングチーム Photo: Ikki YONEYAMA
2016年の世界選手権ロードレースを開催するカタール・ドーハからは、大会事務局長のアマニさんが来日。日本語のパンフレットなどを配り大会をPRした Photo: Ikki YONEYAMA2016年の世界選手権ロードレースを開催するカタール・ドーハからは、大会事務局長のアマニさんが来日。日本語のパンフレットなどを配り大会をPRした Photo: Ikki YONEYAMA
ジャパンカップ観戦とサイクリングを楽しむため宇都宮まで輪行してきた黒崎大悟さんと白鳥英里子さん Photo: Naoi HIRASAWAジャパンカップ観戦とサイクリングを楽しむため宇都宮まで輪行してきた黒崎大悟さんと白鳥英里子さん Photo: Naoi HIRASAWA

 東京都板橋区から輪行で宇都宮入りした会社員の黒崎大悟さん(32)と白鳥英里子さん(35)は「これから森林公園の古賀志林道に行こうと思います」と自転車を組み立てながら話した。スポーツバイク歴1年の白鳥さんは「自転車の街と言われている宇都宮を走るのが楽しみ」と笑顔。ジャパンカップ観戦は5回目という黒崎さんは「本戦はショートコースなので、いつもと違う展開になりそう」とレースの注目ポイントを語った。

会場では“トレックガール”が応援バルーンを配布 Photo: Naoi HIRASAWA会場では“トレックガール”が応援バルーンを配布 Photo: Naoi HIRASAWA
オリオン通りで行われた自転車教室「ウィーラースクール」で一本橋渡りに挑戦する子供たち Photo: Naoi HIRASAWAオリオン通りで行われた自転車教室「ウィーラースクール」で一本橋渡りに挑戦する子供たち Photo: Naoi HIRASAWA

 ジャパンカップクリテリウムは17日午後3時50分から宇都宮大通りで、ジャパンカップサイクルロードレースは18日午前10時から宇都宮市森林公園で開かれる。

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