トレック ファクトリーレーシングが記者会見強力メンバーで「勝ちにいく」 カンチェッラーラ、別府らがジャパンカップへ意気込み語る

by 福光俊介 / Syunsuke FUKUMITSU
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 2015ジャパンカップサイクルロードレースに出場するトレック ファクトリーレーシングのファビアン・カンチェッラーラ(スイス)、別府史之、バウケ・モレマ(オランダ)が10月16日午後、宇都宮市内で記者会見に臨み、大会での勝利を誓った。今大会注目度ナンバーワンのカンチェッラーラは、けがからの戦列復帰となるレースに向け「十分にリフレッシュできている」と述べ、エースとして初優勝を狙う別府史之も「強力メンバーがそろっており、よいレースができるはず」と前向きに語った。

ジャパンカップに向け記者会見を開いたトレック ファクトリーレーシングの(左から)ファビアン・カンチェッラーラ、別府史之、バウケ・モレマ Photo: Naoi HIRASAWAジャパンカップに向け記者会見を開いたトレック ファクトリーレーシングの(左から)ファビアン・カンチェッラーラ、別府史之、バウケ・モレマ Photo: Naoi HIRASAWA

リフレッシュして来日したカンチェッラーラ

記者の質問に答えるファビアン・カンチェッラーラ(左) Photo: Naoi HIRASAWA記者の質問に答えるファビアン・カンチェッラーラ(左) Photo: Naoi HIRASAWA

 カンチェッラーラにとって、来日は3回目。日本でのレース出場は2002年のジャパンカップ(22位)以来2度目となる。登壇して真っ先に口にしたのは、昨年の大会に出場を予定しながら、直前のけがにより欠場を余儀なくされたことについて。「昨年はレースを走ることができず悔しい思いをしたが、レース会場へ足を運んだ際、ファンやオーガナイザーからの歓迎がうれしく、今回の参戦を決意した」と出場への経緯を説明した。

「去年出場できなかったことを悔しく思っていた」と出場の理由を語ったファビアン・カンチェッラーラ Photo: Naoi HIRASAWA「去年出場できなかったことを悔しく思っていた」と出場の理由を語ったファビアン・カンチェッラーラ Photo: Naoi HIRASAWA

 8月25日のブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージで落車リタイアした直後に、一度は今シーズンの競技活動終了を発表したが、それを撤回してジャパンカップに臨む。その理由として、「メンタル面で十分にリフレッシュできたこと」を挙げた。一方で、けがからの回復途上のためベストコンディションではないことも自覚しており、今回は自身の結果よりも別府やモレマのアシストに集中する構えだ。

エースの別府は「勝ちにいく」と宣言

 4度目のジャパンカップで悲願の初優勝を狙う別府。強力メンバーをそろえたチームにあって、満を持してエースを務め、会見では「勝ちにいく」と宣言した。

ジャパンカップ制覇に向けて強い意気込みを語った別府史之 Photo: Naoi HIRASAWAジャパンカップ制覇に向けて強い意気込みを語った別府史之 Photo: Naoi HIRASAWA

 ジロ・デ・イタリアとクリテリウム・ドゥ・ドーフィネを目標に据えたシーズン前半を終えてからは、ジャパンカップに向けて集中してトレーニングを積んできたという。2012年に2位、2013年にも5位に入ったジャパンカップクリテリウムにも期待がかかるが、「あくまでもターゲットは(18日の)メーンレース」であると強調した。

 9月の台風による影響からコースが変更となった点に触れ、「例年ペースが上がっていたポイントがカットされたことによって、レース展開は大きく変わるはず」と予想。古賀志林道の上りを過ぎてからは脚を休められるポイントが長くなったと見ており、「昨年までよりイージーなレースになると思う」とコメントした。

「レースをコントロールする」とモレマ

 今年のツール・ド・フランス総合7位、シーズン後半もクラシカ・サン・セバスティアン6位、ツアー・オブ・アルベルタ総合優勝と活躍したモレマ。9月のUCIロード世界選手権ではアシストを務めた。ツールからの好調をキープできているといい、宇都宮のコースについても「好印象だ」と表情は明るい。

「自分たちがレースをコントロールすることになるだろう」とジャパンカップへの自信を見せたバウケ・モレマ Photo: Naoi HIRASAWA「自分たちがレースをコントロールすることになるだろう」とジャパンカップへの自信を見せたバウケ・モレマ Photo: Naoi HIRASAWA

 カンチェッラーラや別府同様、ベストに近いメンバーで臨めることが高いモチベーションとなっているようで、「メーンレースではわれわれがプロトンをコントロールすることになるだろう」と意気込みを見せる。ライバルチームについて問われると、チーム スカイ、チーム キャノンデール・ガーミン、ランプレ・メリダといったUCIワールドチームの名を挙げた。

 チームは今大会、カンチェッラーラ、別府、モレマのほか、ヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)、ローラン・ディディエ(ルクセンブルク)がメンバー入り。実力・経験とも申し分のない5選手で宇都宮のコースに挑む。

(左から)ファビアン・カンチェッラーラ、別府史之、バウケ・モレマ Photo: Naoi HIRASAWA(左から)ファビアン・カンチェッラーラ、別府史之、バウケ・モレマ Photo: Naoi HIRASAWA

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