チームカーにふさわしい高性能チーム スカイ仕様のクーペも 高級車ブランド「ジャガー」が選手招きパーティー開催

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 ジャパンカップサイクルロードレースを週末に控えた10月15日、UCIワールドチーム「チーム スカイ」の選手らを招いたパーティーが「ジャガー・ランドローバー・ジャパン」の主催で開催された。会場となった東京都渋谷区のポール・スミス スペースには、スカイのチームカーと同様にデザインされたジャガー「Fタイプ クーペ」も登場。20組の招待客らが選手との交流や写真撮影を楽しんだ。

左からチーム スカイのラッピングが施されたジャガー「Fタイプ クーペ」前に並んだベン・スイフト、セバスチャン・エナオ、タオ・ゲーガンハート、ベルンハルト・アイゼルら選手 Photo: Aki KARASAWA左からチーム スカイのラッピングが施されたジャガー「Fタイプ クーペ」前に並んだベン・スイフト、セバスチャン・エナオ、タオ・ゲーガンハート、ベルンハルト・アイゼルら選手 Photo: Aki KARASAWA

スカイのカラーに彩られた会場

自身でデザインした“チームカ スカイ仕様”のネイルを見せてベルンハルト・アイゼルと写真に収まる蓑田実呂さん Photo: Aki KARASAWA自身でデザインした“チームカ スカイ仕様”のネイルを見せてベルンハルト・アイゼルと写真に収まる蓑田実呂さん Photo: Aki KARASAWA

 「兄に誘われて来ました」という東京都の蓑田実呂(みのだ・みろ)さん(29)は、チーム スカイ仕様の特別ネイルデザインを施してベルンハルト・アイゼルとツーショット写真に収まった。蓑田さんは、「テレビなどでずっと『かっこいあなぁ』と思っていた選手なので胸がいっぱい。ジャパンカップは観に行けないけれど頑張ってほしい」と、アイゼルとの握手に力を込めた。

パーティー会場となったポール・スミス スペース(東京都渋谷区)は多くの招待客らで賑わった Photo: Shusaku MATSUOパーティー会場となったポール・スミス スペース(東京都渋谷区)は多くの招待客らで賑わった Photo: Shusaku MATSUO
サイクルライフナビゲーターの絹代さんが手にしているのは、ラファ サイクルクラブ東京より提供されたチーム スカイの定番補給食「ライスケーキ」 Photo: Aki KARASAWAサイクルライフナビゲーターの絹代さんが手にしているのは、ラファ サイクルクラブ東京より提供されたチーム スカイの定番補給食「ライスケーキ」 Photo: Aki KARASAWA

 会場の入口に展示されたFタイプ クーペは、チーム スカイの来日に合わせてチームカーと同じデザインにラッピング。実際にバイクを積載したクルマをバックにアイゼルやベン・スイフトらが並ぶと、参加者らは熱心にカメラやスマホのシャッターを切っていた。

会場入口で来場者を迎えたジャガー「Fタイプ クーペ」 Photo: Aki KARASAWA会場入口で来場者を迎えたジャガー「Fタイプ クーペ」 Photo: Aki KARASAWA

 Fタイプ クーペは、“世界で最も美しい”と評価された1960年代の名車「Eタイプ」をモチーフとしたスポーツカー。チームカーには、その血統を継いだスポーツサルーン「XF sportbrake」(日本未発売)が供給されている。ロードレースを選手とともに駆けるチームカーは、ストップアンドゴーを繰り返したり、細くうねる山岳路を猛スピードで駆け下りたりと過酷な条件で使用されるため、美しいだけでなく高い走行性能を持つジャガーが活躍しているという。

チームカーのジャガー「XF」について熱く語るセルファイス・クナーフェン監督 Photo: Aki KARASAWAチームカーのジャガー「XF」について熱く語るセルファイス・クナーフェン監督 Photo: Aki KARASAWA

 レース中にチームカーのハンドルを握るセルファイス・クナーフェン監督は、ジャガーの乗り心地を高評価。「馬力も高く、走行性能は抜群。(家のある)オランダからの長距離遠征やツール・ド・フランスといったステージレースでの運転も、苦にならない。レースでの経験をジャガー側にフィードバックをするなどして、車両の開発に貢献できることは光栄」と喜びを表した。

 またスイフトは、赤いFタイプをプライベートで愛用している。スイフトは「ランドローバーのSUV車も持っているから、自転車を積んで出かけるときは乗らないけど、空港までの移動などではジャガーのドライブを楽しんでいるよ」とコメント。愛車のジャガーは現在、イギリスの空港で留守番中かと記者が問うと、「いいや、彼女が仕事で乗り回してるはず(笑)」と笑顔で語った。

ジャガー「Fタイプ クーペ」の運転席に座ったベン・スイフト Photo: Aki KARASAWAジャガー「Fタイプ クーペ」の運転席に座ったベン・スイフト Photo: Aki KARASAWA
チーム スカイのバイク「ピナレロ」を積載したジャガー「Fタイプ クーペ」 Photo: Aki KARASAWAチーム スカイのバイク「ピナレロ」を積載したジャガー「Fタイプ クーペ」 Photo: Aki KARASAWA
ジャガー「Fタイプ クーペ」の特徴的なテールライト Photo: Aki KARASAWAジャガー「Fタイプ クーペ」の特徴的なテールライト Photo: Aki KARASAWA

来季はカヴェンディッシュと再び

ポール・スミスのウォッチが並んだショーケースの前でCyclistのインタビューに応じるベルンハルト・アイゼル Photo: Shusaku MATSUOポール・スミスのウォッチが並んだショーケースの前でCyclistのインタビューに応じるベルンハルト・アイゼル Photo: Shusaku MATSUO

 穏やかな笑顔とスマートなライディングスタイルで、女性からも男性からも人気のアイゼル。この日もたくさんのファンに囲まれ、サインや写真撮影に応じていた。

 身に着けていた腕時計は、同日の昼下がりに行われたラファ「モバイルサイクルクラブ」の発表の際とは異なり、パーティー会場に合わせたポール・スミス製品だ。2013年の来日時にもスーツにネクタイ姿が印象的だった。よくおしゃれをするのかという質問には「そんなことはないよ」と笑った。

 「僕は、お気に入りの数着があればそれで満足。大抵は楽ちんな服装を選んでいるかな(笑) ポール・スミスにはたくさんかっこいいアイテムがある。実は2年前の(自身の)結婚式ではポール・スミスのタキシードを着たんだ。懐かしいな」

自身の結婚式ではポール・スミスのタキシードを着たというベルンハルト・アイゼル。「ポール・スミスはクールなアイテムがたくさんあるね」 Photo: Aki KARASAWA自身の結婚式ではポール・スミスのタキシードを着たというベルンハルト・アイゼル。「ポール・スミスはクールなアイテムがたくさんあるね」 Photo: Aki KARASAWA

 アイゼルは現在34歳。来季から2年間は、南アフリカ籍の「MTN・クベカ」(チーム名称は変更予定)で走ることが決まっており、ジャパンカップサイクルロードレースはチーム スカイのメンバーとしてのラストレースだ。チーム スカイではまとめ役として若手からも慕われ、2012年のブラッドリー・ウィギンスのツール・ド・フランス総合優勝をチームメートとして支えるなど多くの思い出がある。アイゼルは会場に展示されていたピナレロのバイクフレームを手に取り、名残惜しそうに見つめた。

バイクフレームに記されたチームメートのサインを確かめるベルンハルト・アイゼル Photo: Shusaku MATSUOバイクフレームに記されたチームメートのサインを確かめるベルンハルト・アイゼル Photo: Shusaku MATSUO

 「11月下旬には新チームの顔合わせ兼トレーニングキャンプが南アフリカで行われる。(かつてHTCでチームメートだった)マーク・カヴェンディッシュやマーク・レンショーとも再び一緒に走ることになるのは楽しみだね。僕らの移籍は大きな期待を背負っているという意味ではプレッシャーもすごくある。(すでにMTN・クベカに所属する)スティーヴン・カミングスとは、1981年生まれで僕と同い年。年長者としてチームをまとめていく役割を担うことになるだろう」

 「歳は取っているけれどレースをまだまだ楽しむよ(笑)」と話したアイゼル。自転車以外の時間は、趣味の読書を楽しんでいるという。「ジャンルは問わず何でも読む。日本の本も好きで、村上春樹の本は全部読んでいるよ。『1Q84』は、世界中のファンと同じく首を長くして待っているところ(笑)」

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